自分好みにカスタマイズできる新しいタイプのつけ麺。カレー+マヨネーズ+・・・
マヨネーズとカレーが魚介系豚骨醤油のスープと出会い、とんでもない相互反応が・・・
今月、突如登場した総豊のつけ麺が無性に食べたくなり、古きよき友人と一緒に総豊@蘇我へ。
既にもう総豊のつけ麺については書いたが、今回は、新たな試みである「カスタマイズ系」に挑戦。
ここのつけ麺の特徴は、まずもって豚骨の旨味を最大限に引き出した濃い目の魚介系豚骨醤油スープ。そして、自分の好みに合わせて、様々な調味料を加えられるということだ。これまでも、ラーメン界においては、胡椒や紅生姜やにんにくなど、卓上の調味料というのはあった。だが、様々な調味料を合わせて、自分なりに工夫できるようなバリエーションはそれほど存在しなかった。ここ、総豊では、マヨネーズやゆず胡椒やガムラ・マサラや天かすやゴマなど、10種類以上の調味料/香辛料を自由に加えることができるようになっている。まさに、「セルフ・カスタマイズ系」とでもいうような新しい試みに挑戦している。
特記すべきは、そのまま食べても充分美味しくて、さらにカスタマイズできる、という点だ。さらに、麺の量も2kgほどまで自由に増やすことができるのだ。しかも「自家製麺」で、だ。それでいて、値段もかなり良心的(総豊はもともと低コストで食べられる経済的なラーメン屋さんでもあった)。
総豊は僕がラーメンに開眼したお店だから多少ひいき目に書いているように思うところもあるが、そういう優遇性を排除したとしても、このアイデアは素晴らしいと思う。特に天かす+ガムラ・マサラの組み合わせは最高に最強だった。
激ウマっていうか、叫びたくなる美味しさだった。もともとジャンクな味は好きな方なので、そういう背景もあるかと思うが、とにかく狂いたくなるほどに美味しく、且つ面白かった。同じつけ麺でも、毎回味をにわかに変えることができるのだ。ホント、すごいとしか言いようがなかった。
そもそも僕がこれほどラーメンフリークになったのは、「総豊」を越えるラーメンに出会いたかったからだ。そして、全国、さらに海外のラーメンを食べ歩いてきた。ブログを見ればいつもラーメンの記事ばかりだが、その背景には「総豊を越えるラーメン」という目的がある。この数年間、とにかくありとあらゆるラーメンを食べてきたし、素晴らしいラーメン屋さんに数多く出会ってきた。地方の隠れた名店も都内の話題店も頑張って食べてきた。が、にもかかわらず、総豊は不動のお気に入り店のままだった。このお店がすごいのは、とにかくゆっくりではあるが、少しずつ成長し、進化し続けている、という点だ。ホント、すごいなあと思うしかない。
このつけ麺、ホントもっとたくさんの人に知ってもらいたいって思った。「セルフ・カスタマイズ系つけ麺」、次世代のつけ麺のスタイルになる・・・かもしれない!