繋がり

蒸し暑い一日だった。

結婚前の私の家では一番仲の良かった親戚にあたり
イトコなのかハトコなのかよく分からないけど、母の一周忌に間に合うようにと
ご仏前を送ってきてくれた。
気を遣わせて申し訳ないわと思いながらお礼の電話入れた。
こうして連絡しあう親戚が少ないのに今更寂しいものがこみ上げてくる。
このイトコの家系も兄妹共に子供がいないので、血が途絶えてしまう運命なのかな～
母の行き先を考えると、先祖の事とか自分たちの将来の事とか
血縁の繋がりについて思い巡らす事が多くなった。
電話の最後には決まって「また連絡しあおな」

剪定

長雨で延び延びになっていた庭木の剪定に来た。
朝から太陽が顔を出すのは久しぶりのような気がする。
気温の低い日が多かったからか、害虫が少なかったですね、なんて言うが
玄関前のモミジの木にはイラガの幼虫が多くいた。
アレに刺されたらあまりの痛さで泣いてしまうほどだ。
剪定は明日半日で済ませ、消毒して終わり。
年に一度といえ庭全体を消毒するから、
カタツムリとか小さな昆虫とかがいない庭になってしまったのかも。
夕方のトラックはゴミとなった木々で山盛り。

口は災いの元

聞いた話やけど‥
今回の豪雨で土砂が流れ込んだ集落にて泥あげ作業している業者に
「飯を食ってる場合か！さっさと仕事しろ！」
どこの世界でもそんな人いるんよね。
自分さえ良ければの精神の持ち主。
当然シカトされて、その家の前だけ泥の山。
村の世話役が見かねて謝って事なきを得たのかどうかまでは知らん

麻生総理来訪

今日麻生さん来たんだってね～
毎度の如く、テレビのニュースで観たわ。
被災した人にもしなかった人にもそれ以上の情報が入ってこない。
避難勧告が出ましたとスピーカで流して終わりより
「何処何処がどうなりそうなので何を持って避難してください」
くらい言ってくれなきゃ！
避難する時は何を持ち出した？実際した人に聞いてみたら
慌てたので自分のバッグ一つだけって。何も思いつかなかったらしいのね。

昨晩老人ホームからわりと離れている知人宅にやっと連絡付いた。

家の中に土砂は流れ込まなかったが、道が膝まで泥に浸かった。
避難していて、今朝やっと帰ってきた。
庭も泥だらけでどうしたらいいのか。次の雨に備えての水路の泥上げで疲れた。
でも、家に住めなくなった人に比べたら文句もいえないし。

避難所にいても自宅にいても安心ならないので娘の所に行くと言っていた。

梅雨はいつ明けるか分からないし、どこもかしこもジメジメしてカビが生えてくるし‥
除湿機一台がフル回転。もう２台くらい欲しい

ご近所から

いつも野菜取りにおいでと電話くれるおばあちゃんから
今日はスイカをもらっちゃった
「持っていってやりぁええんじゃけどね、足が悪うてねすまんね」
貰ってばかりのこっちが恐縮する言葉…
４等分して事務所の人と分け合った。
早速冷やして夕食後のデザートに…さっぱりした甘さでおいしゅうございました。
「今年のスイカはもう終わりやけど、来年は隣の畑を借りて作ろうと思っちょる」
「楽しみにしときんさい」
８６歳になったそうだ。
元気で長生きの秘訣がおぼろげながら見えてきた

キュウリは２軒隣のコープの仲間から。ありがたいことです。

復旧作業

通行止めになった国道２６２号線の迂回路として高速道路の一部が無料になった。
お客さんが来られて、いつもならココまで１０分がタダの高速で２５分で来られたと喜んでおられた。
平日普通車で７５０円するらしいが往復ともなると負担が大きいと、
田舎道をぐるりと回ったら１時間半でも無理と分かったとか。
仕事になりませんな～と溜息

急いでやる仕事も無くなったので、事務所を閉めてから土手でもサイクリングしようかと
マリちゃんを自転車に乗せ夫さんと２人心地よい風に吹かれてきた
災害復旧も少しずつ進んでいるらしくて土砂や倒木など除けた車道を走った。
まだ通行止めにはなってたけどね。自転車は自由に入れたみたい。

山崩れは…

久しぶりに

朝から嫌な電話が…
８月お盆までに納品する約束の仕事が流れそうだ。
先週お天気の良い日は現場通いして、やっと作業が終わり
今週はそのデーター作りをやろうとしていた矢先の今日、
土日の豪雨でその現場の山が崩れたという。
今更山が崩れたって驚きもしないが、この仕事がものにならない代償は大きい。
買主がキャンセルすると騒いでいると仲介業者の電話だ。

分からなくも無い。だれが好んで崩れかけの山を買う？
小さな宅地にオマケみたいに大きな山付きで、家を建てる業者まで選定していた。
たくさんの夢があったことは買主でなくてもよ～く分かるだけに
なんで豪雨の影響がこういう形で表れるんよ～～

空振りだったけど

避難勧告出はしたけど、昨晩は空振りに終わった。
それでも中学校の体育館の前は何台か車が止まっていた。
ちょっとずつ入ってくる情報によると、町中でも床下浸水した地区もあったとか。
被災した老人ホームがある地区に住んでいる知人宅も家がめちゃくちゃになったので
急遽市営住宅に入居が決まったらしい。
この人は市の嘱託職員なので便宜図ってもらえたのだろうか。
一般の人が市営や県営住宅に入居できるまでは、それなりに審査があろうじゃない？

今夜はどうなんだろう、避難勧告解除しないね。なんて言ってたら
猛烈な勢いで雨が降りだした。
自然の営みに人はなす術も無い。
今夜も息を殺して山から一番遠い部屋で寝ようかな。

避難勧告

夜中に大雨の予報なので夕方早く市から避難勧告が出た。
速めに食事して入浴も済ませ、普段着着たまま自宅でのんびり。
さっき川の様子見に外に出てみたが異常はなく、ほとんどの家に電気が点っていた。
避難している人少ないのかな？
避難場所に行く？友達に電話したが、犬がいるので迷ってると‥
じゃ、もうちょっと様子見で、また電話するね。
１階で寝ると危ないから今夜は２階で寝ようかな。
全然行く気もないのに気持だけは動いている。

奈美の親戚

駅前の大型スーパーで、奈美の親戚(夫のいとこ)の奥さんを見かけた。
昨日２６２号線沿いに暮らしている親戚に電話した折、
奈美のほうも大事なさそうと聞いたので安心していたが
せっかく会ったのだからと声をかけた。
食料品をいっぱい買いマイバック３つに詰め込んでいた。
話を聞くと自宅は床下浸水、農家なので大きな倉庫があるがそちらは完全にダメになった。
泥を掻き出すのに疲れ果てて今日は体を休めようと思っていたのに
ボランティアが泥を出す手伝いに来てくれたので買い物に来たという。
道路は通れる？と聞くと通行止めになったので通れる農道を探し探ししてきた。
もう大変だわ。

たった今、避難勧告がでた。ちょっと様子見ます。

安否確認

「便りの無いのは良い便り」そんな事言って被災地に近い親戚に電話しようともしない夫。
被災状況が分かってくるにつけ、だんだんと心配が高じてきた私が強く言って
やっとこさ電話していた。
結局はみんなどうも無かったらしいので、これで一安心。
だけど道路はアチコチで寸断していて、出かける前はどの道通るか考える。
隣の市に行かなきゃいけないのに国道も県道も通行止め。
唯一思いつく道路は１本だけで、半端な渋滞じゃなくとてもじゃないが行ったり来たりできそうもない。
お客さんには事情話し、「許可は下りましたが許可書のお届けは遅れます」とした。

ところが、隣の市のデパートの販売員がいつもどおり売込みにやってきてびっくり！
一体どの道通ってきたのかと聞けば、知ってる人は知ってるんだね、裏道を！
ちょっと目の前が明るくなったかな？
その内噂が噂を呼んで混み出すだろうが、田舎道だから少しは楽に走れるかも。
人の話は聞くもんだネェ。良いネタを教えてもらったからと一番安いお茶を買った。
今日も宝石持ってきていたが買えるわけないし興味も無い。
私が清水の舞台から飛び降りてもいいと思う買い物は、日当りの良い庭のある平屋の家だ。

今日も

早朝からヘリが飛ぶ音で目が覚めた。
何回も土石流が襲った現場を往復しているらしくて夕方暗くなるまで飛んでいた。
床下、床上浸水多数。市道を走っていて、くぼ地になっている道路と知らず突っ込んでしまい
屋根まで水が入った車から命からがら脱出した知人がメールしてきてた。
車は全損で補償してもらえるが、ケータイの情報がすべてパーになって
そっちの方の被害大ということらしいのね。
防府は気候温暖で、自然災害も少なく町もこじんまりして暮らしやすいというイメージが崩れ去ったかな～

花時計の仲間から、メール友から、高校の同級生から、遠方に住む親戚から…
心温まるお見舞いいただき有り難かった。
余り大きな声では言えませんが、我が家は無事です。
皆さんありがとうございました。

大災害の町で

ものすごい雨が降り続いて、とうとう全国放送される災害が起きてしまった。
国道２６２号線と老人施設が土石流に巻き込まれて悲惨な状況をテレビで見られた人多かった思う。
両方の共通点はその土にあるという。
我が家のすぐ裏も同じ花崗岩の山だ。水を含むとボロボロと崩れる岩ばかりの山。
家の裏の堤防は鉄砲水が出ていた。
あまりの大雨に寝ている時、山が崩れたら私が一番最初に犠牲者になるかも‥
なんて思いながら夢うつつだったのを思い出す。
無事かどうかは紙一重
今回は運が良かっただけ‥そんな気がしてきた。
国道が閉鎖されてる間仕事に影響が大きいのは仕方ないが、
孤立している集落に知人がいて連絡取れないのが不安だ。

帰り道

くじゅう花公園です。この花が一番目を引きました。


アチコチ寄り道して、もう帰ろうと高速道路のインター目指して走っている時見つけた景色です。
大阪は朝日放送の「ナイトスクープ」という番組を欠かさず観ておられたら分かりますが、
２度紹介された風景を見つけ急停車、寄ってみました。
もう何年か経つので、生木で作った色々な動物の製作者さんのお顔は覚えてませんでしたが
それらしきおじさんに声をかけたら、運のいいことにその方でした。
「テレビで拝見しました。お会いできて嬉しいです」
そう言ったらおじさんもとっても嬉しそうでした。
そこでは鹿も居て、観光客に鹿のエサも売っておられ、今が旬の‘とうもろこしも’…
生でも食べられる‘とうもろこし’食っていけと言うのでよばれました。
観光客も続々来て生を試食後皆さん買ってました。
この作品群はまだまだ横にもたくさん並んでいて、ちょっと離れた後ろの山にも‥
ホントすごいエネルギーだなと思います。
好きでないとやってられない多さでした。

昨日１９日のこと

瀬の本高原は標高が９００m超えているので、日が落ちるとホント涼しい。
夜中の２時半、マリに起こされてオシッコに連れて行こうと車から出ると
涼しいを通り越して寒かった。
車中泊してる車が多かったけど、広いので全然気にならない。
レストハウス横のコンビニが開くのを待つ間、高原を散歩した。
赤牛が草を食んでるのが見えたので写真を撮ろうと近づくと
こちらに気付いてクルリと向きを変え、すごい早足で逃げて行ってしまった。
どんよりした空で雨がホヅポツ落ちてきて寒い事！

コンビニが開くのを待ち疲れて、近くの「くじゅう花公園」に。
ココはペットを禁止してないので堂々と連れて歩ける貴重な公園だ。
ラベンダーが見頃ということでその前で１枚。
この施設で朝食を済まし雨が激しくなってきたので車に避難。
降ったり止んだりなお天気でした。