毎回のお茶を飲みきって
その出がらしの
3回分位を玄関に撒く。
私が定時制高校生時代
住みこみで働いていた
建設業者の社長宅で
奥様がそうした掃除をされていた。
一応花嫁修業という意味もあったので
女としてのたしなみというか
出入りの業者さんに対する対応の仕方等
いちいち言葉をかけられることより
見て覚えなさいという感じ・・・?
私は社長夫人になるために
そこに居るのではなく
ただ高校を卒業するために
お世話になっているという感覚だったので
かなり居心地は良くなかったが
お世話になった3年間は
今の私の土台になったとは思う。
玄関は応接室も兼ねているので
それなりに広い。
出がらしのお茶葉も無駄にせず
ころころ転がしているうちに
元の3倍くらい位に埃や砂をまとった
茶葉の行く先は 樹木の足元
最後には肥料となってもらう。