2006.9.22 19:00 東京文化会館小ホール
プログラム
ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Op.57
:ユモレスク 変ト長調B.187-7,Op.101-7
望月 京 :パ・サージュ Pas-sages(2006委嘱世界初演)
シューベルト :ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D934 Op.159
ピアノ:野平一郎
久々に(1年半ぶり)に堀米ゆず子さんのヴァイオリンを聴いた。プログラムは上記の通り。行きに人身事故で電車が遅れてあせったが、どうにか間に合った。ホールに入ると(自由席)ほとんど満席状態で、これまたあせったが、どうにか隅っこに莫迦息子と二人分の席を取ることが出来た。
ドボルザークは、平和で素朴な雰囲気。ブラームスのソナタをちょっと思わせる。ゆず子さんのボウイングは全く無駄や隙がなく見た目にも美しい。音色は前回聴いたときより柔らかな感じがした。前回はバッハとブラームスだったせいか、硬質で立体的な音造りだったが、今回はずっと柔らかで、ドヴォルザークののびやかな旋律が美しい。
ユモレスクは超有名な曲だが、初めて聴くアレンジだった。技巧的にも難しそう。ところどころ、何となく音程が甘いような気もしたがどうなんだろう。(恐れを知らぬ発言)
望月京さんは新進作曲家ということで、視察のつもりで聴いたのだが、フラジオレットを多用し、細かい音符が積み重なって立体的に音楽を浮かび上がらせる。細い線で細かく書き込まれたペン画みたい。一瞬「おしゃべりヴァイオリン」のようでもある。
シューベルトは、31歳で亡くなったと思えなくらい、隠れた名曲が数多くある。これもその一つ?オレが知らなかっただけかも??今夜の目玉はこれですがな。一種の大きな変奏曲で、こんなキレイな室内楽を書いていたんだと驚かされました。ゆず子さんのヴァイオリンはとろけるように甘美で、雄弁な野平さんのピアノと時に堂々と競い合い、時にしっとり語り合う。もしシューベルトが長生きしていたら、ブラームスを凌ぐ大作曲家になっていたことであろう???
お楽しみのアンコールは、まずチャイコフスキーの「感傷的なワルツ」。コン・ソルディでしっとりと弾く。次になんと「チゴイネルワイゼン」!これにはビックリ!!前奏で会場より拍手湧く。ノリノリの演奏で最後は超高速で決め、ブラボーの嵐でした。なんてサービス精神豊かなの!?6月に五嶋龍の「チゴイネル」を聴いたが(こっちもアンコール)、違いがわかって面白かった。
それで終わりかと思ったら、なんと「ユモレスク」をもう1回弾いてくれた。メインのプログラムの曲をもう1回てのは初めてだなあ~。やっぱ、さっきの演奏が不本意だったのかしら??音程はこっちの方が良かったけど…
これだけ聴いてたったの900円!ウソじゃないよ。いや~~超々お得なコンサートでした。
満足度☆☆☆☆☆
プログラム
ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Op.57
:ユモレスク 変ト長調B.187-7,Op.101-7
望月 京 :パ・サージュ Pas-sages(2006委嘱世界初演)
シューベルト :ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D934 Op.159
ピアノ:野平一郎
久々に(1年半ぶり)に堀米ゆず子さんのヴァイオリンを聴いた。プログラムは上記の通り。行きに人身事故で電車が遅れてあせったが、どうにか間に合った。ホールに入ると(自由席)ほとんど満席状態で、これまたあせったが、どうにか隅っこに莫迦息子と二人分の席を取ることが出来た。
ドボルザークは、平和で素朴な雰囲気。ブラームスのソナタをちょっと思わせる。ゆず子さんのボウイングは全く無駄や隙がなく見た目にも美しい。音色は前回聴いたときより柔らかな感じがした。前回はバッハとブラームスだったせいか、硬質で立体的な音造りだったが、今回はずっと柔らかで、ドヴォルザークののびやかな旋律が美しい。
ユモレスクは超有名な曲だが、初めて聴くアレンジだった。技巧的にも難しそう。ところどころ、何となく音程が甘いような気もしたがどうなんだろう。(恐れを知らぬ発言)
望月京さんは新進作曲家ということで、視察のつもりで聴いたのだが、フラジオレットを多用し、細かい音符が積み重なって立体的に音楽を浮かび上がらせる。細い線で細かく書き込まれたペン画みたい。一瞬「おしゃべりヴァイオリン」のようでもある。
シューベルトは、31歳で亡くなったと思えなくらい、隠れた名曲が数多くある。これもその一つ?オレが知らなかっただけかも??今夜の目玉はこれですがな。一種の大きな変奏曲で、こんなキレイな室内楽を書いていたんだと驚かされました。ゆず子さんのヴァイオリンはとろけるように甘美で、雄弁な野平さんのピアノと時に堂々と競い合い、時にしっとり語り合う。もしシューベルトが長生きしていたら、ブラームスを凌ぐ大作曲家になっていたことであろう???
お楽しみのアンコールは、まずチャイコフスキーの「感傷的なワルツ」。コン・ソルディでしっとりと弾く。次になんと「チゴイネルワイゼン」!これにはビックリ!!前奏で会場より拍手湧く。ノリノリの演奏で最後は超高速で決め、ブラボーの嵐でした。なんてサービス精神豊かなの!?6月に五嶋龍の「チゴイネル」を聴いたが(こっちもアンコール)、違いがわかって面白かった。
それで終わりかと思ったら、なんと「ユモレスク」をもう1回弾いてくれた。メインのプログラムの曲をもう1回てのは初めてだなあ~。やっぱ、さっきの演奏が不本意だったのかしら??音程はこっちの方が良かったけど…
これだけ聴いてたったの900円!ウソじゃないよ。いや~~超々お得なコンサートでした。
満足度☆☆☆☆☆
PPさんの写真が更新されていました。
・・・失礼しました。多分判る人いませんね
>例のページ
見ました見ました!
でも佐知さんが「おまけ」って、PPさん・・・(笑)
URLを教えてください。
これで安心して眠れます
やばいと思いまして、
ティラミスちゃん抱っこ写真かわいいけど、よろしくお願いします。
例のページのCOIの部分。
やっぱり削除されてしまいました。
残念ですけど、まあ仕方ないですね。
わたしが、ばらしたせいでしょうか。はは
でもしっかりゲットしちゃいましたから~~~!!!(ズル~~イ?)
MMさんも見れます