新新☆もこほじゃほろみ日記

煩悩と私事のサイト

お経を歌おう!

2006-08-24 | 雑感
残暑厳しい。秋は近いのだが。

 体の皮が剥けはじめムズムズするのである。プールに行ったのは一週間前だ。新陳代謝が遅くなっているのがわかる。歳をとるとはこういうことよ。

 真言や陀羅尼(に限らずいわゆる「お経」全般)を読んでいて思ふのは、リズムの良さである。そのまま棒読みしても内在する音楽を感じる。これは音読してこそですね。曹洞宗のお経の〆として唱えられる「略三宝」というのがある。それ自体は他の宗派でも唱えるようだが、曹洞宗の場合、訛化した中国音(宋音)および梵音(サンスクリット)を使う。すなわちこう。

  十方三世一切仏 じーほーさんしーいーしーふー
  諸尊菩薩摩訶薩 しーそんぷーさーもーこーさー
  摩訶般若波羅蜜 もーこーほーじゃーほーろーみー

 声に出して読まれてみよ。とてもいい響きなんである。

 ここでお気づきかと思ふが、このブログの名称「新☆もこほじゃほろみ日記」とは、ここから採ったのでした。

 私はキリスト教徒だが、「諷経」(ふぎん=お経を音読すること)は好きである。『妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈』なども、ちょっと長いが「念被観音力」(ねんぴーかんのんりき)のリフレインがよろしい。「妙音観世音・梵音海潮音・勝彼世間音」(みょうおんかんぜーおん・ぼんのんかいちょうおん・しょうひーせーけんのん)もいい。市民の合唱団が「モーツァルトのレクイエム」などキリスト教の宗教曲を、宗教を離れ、歌として楽しんで歌ふやうに、諷経を楽しむサークルがあってもいいじゃないかと思う今日この頃(実は以前から~笑)である。
 


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