2361)今日までそして明日から－2016－

　数日経ってしまいましたが、日曜日（７月31日）夜に、九重親方（元横綱千代の富士）の訃報に接した時は驚きました。「憎らしい程強い」と称された北の湖に続く「ウルフ」の存在は、少年時代の大相撲の思い出のひとつです。まだ61歳だったのですね。九重親方の師匠だった北の富士氏の「大鵬さん、北の湖さん、そして千代の富士と、強い順に逝ってしまう」というコメントが印象深かったです。



　今日は８月３日。この日を「今日までそして明日から」とし始めて４度目の８月３日を迎えましたが、毎年立ち位置が異なっています。最初の時は江戸奉公の日々で、２度目は南部盛岡で、３度目は同じ南部盛岡ながら違う立ち位置で、そして４度目は下総国で・・・。よく言えば毎年新鮮な気持ちでこの日を迎えていることになりますが、別の見方をすれば１年を経ずして違う場所にいるということはどういうことか・・・自問してしまいます。

　立ち位置は変われど「時には誰かの力を借りて」「時には誰かにしがみついて」生きてきたことは変わりませんね。


（本筋とは無関係です。こんな瞳はどこへ行った？　－市川市本中山 2016/07/23－）

　８月２日同様、３日も昼間はこの日を意識することはないでしょうが、誰かの力を借りて過ごす１日ではあることでしょう。

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