3655）次の「新」へ（東北新幹線開業40周年）

　数日過ぎてしまいましたが、６月23日は東北新幹線の大宮－盛岡間が開業して40周年の節目の日です。10年・20年・30年と過ぎてきましたが、10周年＝1992年＝千葉、20周年＝2002年＝大宮は節目で盛り上がっていた記憶がありません。20周年は開業時の南の起点である大宮に勤めていたのですがね。

　この開業記念に絡め、本日は当時の時刻表をご用意しました（交通公社時刻表　82年７月号）。大宮～盛岡間を運転する定期「やまびこ」は４往復しかありませんが、６月23日というのは大宮～盛岡間の仮営業開始日のようなもので、上野～東北間に在来線の優等列車がまだ多く走っていました。本格的な開業は約５ヶ月後の11月15日ですが、仮営業だろうが何だろうが、開業日が６月23日というのは変わりありません。



　40年前は4往復で始まった仙台～盛岡間ですが、40年後の６月23日現在、35本（平日仙台→盛岡）が運転されています。在来線の特急で約６時間20分かかった盛岡～上野も、現在は盛岡～東京間を約２時間11分ほどで結んでいます。延べ19億人が利用したと報じられていましたが、私の人生も東北新幹線あってならではなのかもしれません。きっと。

　開業30周年（2012年）・・・「MOVE　YOUR　HEART」。

　開業35周年（2017年）・・・「あなたと走り続けたい」

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過去の６月25日・・・こちら

3475）東北新幹線全通10周年

　中央でどのぐらい報じられているかわかりませんが、12月４日は東北新幹線全通から10周年でした。昨年の９周年に触れた際に「10周年・・・どこで何しているのでしょう？」と結んでいましたが、期せずして三度目の盛岡勤めとなり、青森の事業場にも月に１度程度足を延ばす状況下でこの日を迎えました。



　かような中、新青森駅の新幹線改札内では地元新聞社による「東北新幹線新青森駅開業10年の歩み」展が開催されていました。10年前の新聞日付を見ると、当日の事を思い出します。エスカレーターを上りながら撮っただけですが、今にして思えばじっくり読んでくればよかったです。



　片や途中駅となって10年の八戸駅。こちらでも新聞記事によるアーカイブ展が開催されていましたが、こちらは読ませるというよりも見せるという展示に感じました。



　10年前は新幹線全通後10日後に東京へ異動となり、ロスプリの「さらば八戸」のように「もうこの町にも来ないだろ・・」と思っていました。あれから10年・・・。色々考えますなぁ。

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過去の12月７日・・・こちら

3153)10周年へカウントダウン？（東北新幹線全通９周年－後編－）

　先日、前職場の忘年パーティーにお呼ばれし、半年ぶりに会う面々と楽しいひと時を過ごさせてもらいましたが、送別の品としてお菓子や湯呑み、そしてトランプ・・と思ったらトランプサイズのメッセージカードでした。心温まる激励メッセージを戴き、涙腺が一寸熱くなってしまいましたが、一緒に戴いた湯呑のデザインは今をときめく？「チコちゃん」でした。激励メッセージと共に「ボーっと生きてんじゃないよ！」と叱咤された気分です。感謝。



　「東北新幹線全通９周年」の続きです。前回意外に長くなってしまいました。

　新青森駅に到着し、新幹線内コンコースへのエスカレーターを下ると子供たちの歌声が聞こえてきました。曲名は分かりませんがクリスマスソングのようでした。「９周年」というよりはクリスマス色の方が濃かったイベントでした。


　（イベントに足を止める人々　－新青森駅－）

　そんな子らの前では、大人たちがプレゼントをお客に配っていました。私もいただきましたが、中身は青森の観光パンフレットと東北キャンペーンのウエットティッシュ、そして来年の卓上カレンターでした。卓上カレンダーは市販の物で、一般的に企業名が入る場所に来年12月４日の日付が書かれていました。確かに来年使う物ですから間違ってはいませんが、１年も先なので何となくフライングの感じがしなくもありません。



　来年の12月４日には「全通10周年」とで書かれているかな？と思いながら開いてみましたが、「大安」とだけ書かれていました。


（颯爽と進入してきた超特急「はやぶさ」－新青森駅－）

　10周年・・・どこで何しているでしょう？（こればっか）

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　過去の12月13日・・・コチラ

3152)10周年へカウントダウン？（東北新幹線全通９周年－前編－）

　昨晩ニュースをつけたら女性キャスターが開口一番、「今年も残り20日となりました」と言いました。12月に入っているのは分かっているのですが、毎年まだこの時期には新年が近い事をあまり意識していないですね。どのあたりで新年間近を意識し始めるのでしょう？クリスマスムードがひと晩で消え去る頃でしょうかね？



　８日前に東北新幹線全通９周年を迎え、その日の前菜でその盛り上がりについて触れました（コチラ）が、その翌日のＪＲのホームページに12月７日、新青森駅で開業９周年とクリスマスと観光キャンペーンを兼ねたイベントが催されると載っていました。おりしも「大人の休日倶楽部パス」での帰盛中。追加出費が無いので足を伸ばしてみました。

　盛岡駅から超特急「はやぶさ」で出発。青森県（八戸）に入ると空が明るくなり、八戸駅を発つと奥入瀬川を渡ります。開業初日にも撮った記憶があります（コチラ）。９年前は夕刻ということもありやや陰鬱とした雰囲気でしたが、この日は対照的でした。


（多分奥入瀬川　－青森県おいらせ町 2019/12/7－）

　八戸やおいらせは雪が全くありませんでしたが、南部から津軽へ入ると一気に白景色となりました。


（県南から30分足らずで雪景色に　－青森県青森市 同上－）

　盛岡駅から５５分で新青森駅に到着。色々な「影」はありますが、盛岡から青森まで１時間程度で行けるようになったのは事実です。

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過去の12月12日・・・コチラ

2924）全通3000日（Ｅ５系揃い踏み）

　ＪＲで忘れ物を自動的にスマホに通知するサービスを始めるそうです。予め自分の持ち物に専用タグを付けておく事が必要ですが、荷物を忘れる事を前提にする時代が来るのでしょうか？因みに私が一番タグを付けたいのは記憶です。



　本日（2019年２月19日）は、東北新幹線が全通して3000日目となります。昨年12月に「全通８周年」に触れた際「あまり盛り上がる節目ではない」と申しました。3000日も同じかなと思いますが、全通時に青森で奉公していたご縁もあって、「週年」だったり「キリのいい日」になると載せたくなってしまいます。

　東北本線の上野～青森間に特急「はつかり」が誕生したのが1958年で、1982年の東北新幹線暫定開業まで両区間を結んでいました。そして今は2019年、在来線の優等列車が東京～青森の主役だった時代より新幹線時代の方がいつの間にか長くなっていたのですね。

　「はつかり」誕生時の上野～青森間の所要時間は12時間、60年後の現在、「はやぶさ」では最短３時間程度ですから、単純計算で60年前の片道は今の２往復に相当することになります。更に新型新幹線車両の計画が進んでいますから、今後ますます近くなるのでしょう。


（Ｅ５系揃い踏み　－盛岡駅 2019/02/09－）

　そういえば、東京～新青森間を乗り通したことが記憶の中でありません。盛岡住まいですから当然のことですが。一度実践したいものですが。

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