S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

「検索トラックバック」で得たもの

2005年09月20日 | インターネット雑記
傑作記事を書き上げてしまったブロガーの悩み/304 Not Modified
この記事では、「読んでもらいたい記事」を「検索トラックバック」を使わずに「読んでもらう」方法について述べています。
検索トラックバックを使わずに、という理由に、わたしが上げた記事である「検索トラックバック」で失うもの が上げられています。

しかし、わたしは「検索トラックバックを使う」という選択は「アリ」だと思います。
ただし、わたしが考える重要な注意点があります。

1.「検索トラックバック」という手段を使うための「動機」を確実に持て
 「単なる宣伝」以外の確実な動機が無いのなら、「検索トラックバック」という手段を安易に使うな
2.送信先は確実に熟読しろ
 熟読できないもの、自分の記憶に残らないような場には送るな
3.トラックバック送信する記事に、相手に渡せる「情報」があるかきちんと判断しろ
 相手にとって無益なものは送るな

わたしが過去行った「検索トラックバック」は以下の記事です。
「たったひとつのたからもの」:感想
この経験を考察したのが、以下の記事です。
「こんな使い方があったのか!ブログの可能性に挑戦」の体験例

この「たったひとつのたからもの」:感想 という記事を上げたときに、わたしには「検索トラックバック」という手段が必要でした。
「検索トラックバック」という手段を使わなければ、わたしが書いた記事はただブログという大海の中で沈むだけだったでしょう。
また、あれだけの「濃いコメント」がコメント欄を埋めていくことにはならなかったと思います。
コメント欄に記載されたものではありませんが、こうした記載に出会うこともなかったでしょう。
また、この記事はブログ上では見えないところでわたし以外の人間にも有効活用されました。
ネット上で見える形の例のひとつとして、この記事のコメント欄に出てくる「Sさんのブログから多くのことを学ばせてもらうことになりそうです」というもの、これも「検索トラックバック」によってリンクさせていただいたところや、送信先から訪問いただいてコメント欄を濃いものにしてくださった方無しには語ることはできないと思います。
また、この記事には記事限定でアクセス解析をつけていますが、解析をつけた日から今日までアクセス数が「0」の日は存在していません。
訪問された延べ人数は、解析をつけた11月の末から今日現在までにユニーク数で3000を超えています。
この数字に責任を持つ思いを持てるのも、やはり「検索トラックバック」によってリンクさせていただいたところや、送信先から訪問いただいてコメント欄を濃いものにしてくださった方無しには語ることはできないと思います。

「検索トラックバック」で失うもの という記事中に出てくる「検索トラックバック」という言葉は、記事中にも記載した通り、むだづかいにっき「越後屋的トラックバックの分類のメモ」に従ったものとして定義しています。
わたしが行った「検索トラックバック」はこの定義に出てくる「かたっぱしから」ではありませんでしたし、「多くの場合」という記載からもはずれると自分では思っています。
しかし、これは「自分が勝手に解釈すること」であり、わたしが行った「検索トラックバック」がスパム行為であったかどうかは、トラックバック送信先と閲覧者にその判断はお任せします。

ただし、わたしがこの「検索トラックバック」で得たものは大きく、また「検索トラックバック」によって力を得たこの記事は、今日もアクセスが続いています。
わたしが欲しかったのは「数」ではなく、そこで得られるものでした。

*トラックバック
傑作記事を書き上げてしまったブロガーの悩み/304 Not Modified

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さすがですね! (USHIZO)
2005-09-21 00:45:12
こんばんは。



検索トラバに対しての記事上げでは、通常なら

「失うもの」止まりだと思いますが、さらに

そこから掘り下げて自分の経験を踏まえて、

「得たもの」として二段階に記事を更新することは

なかなかできません。



2日目の記事を見て思わず唸ってしまいました。

きっと「失うもの」を書いた時点で「得たもの」と

二つでセットだったんでしょうね。



ちょうど私もその件については書いたところだったので、

関連リンクに記載させてもらいました。



それでは、失礼します。
返信する
ちゃうちゃう (S嬢)
2005-09-21 01:16:37
>きっと「失うもの」を書いた時点で「得たもの」と

二つでセットだったんでしょうね。



これ違う。



いや~、まなめ氏のトラックバック読んで、ちょっとあせった。

おいおい、そこまで「やみくもにNOです検索トラックバック」と追い込んでるわけではないんだよ、と。

つ~か、まなめ氏の記事でのコメント欄で出てたけれど。

わたしも知らん人からの「わたしのブログ記事読んでくださいメール」は、ちときついと思う。

もちろん興味深いものは歓迎なんだけど、「メールで宣伝」と聞くと、なんというか押しつけがましい「自分では傑作」の「自分では」が強いものというニュアンスを強く感じてしまって。



そう、メールで「読んでください」も、その行動の動機がキーでしょうね。

動機に納得すればほいほい行って、頼まれなくてもブログ全体を眺め回してくるでしょうね。



例えばUSHIZOさんのところに、こんなメールが来たら?

「すごくおいしいカレー屋さんがあるんですが、場所が悪くてお客が少なくてつぶれそうなんです。

カレーで検索していたら、USHIZOさんの記事を見つけて。

USHIZOさんのブログに載っている○○とか××とかに近い味なんで、わかっていただけるんじゃないかと。

とにかくその店について書いた記事を読んで欲しいんです」



どうする?

そしてその記事が「相手が検索した自分の記事との関連もわかり、なおかつ内容もおいしい」ものだったら?

「なんでトラックバックしてくれなかったんだ」

って思うよね。



やっぱりさ、動機や内容が大事なんであって、「手段」自体の責任ではないんだよね。



>そこから掘り下げて自分の経験を踏まえて、



この二つの記事はピックアップにも入れてるし、自分にとっては「今さら…」感の強い記事ではあるんだけど。

出すのもちょっと気恥ずかしかったし。

しかし、例示としては、出せるかな、と。

その「出せるかな」ってのが、またちょっとなんというか、不遜っぽくて気恥ずかしかったですけどね。
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失礼しました (USHIZO)
2005-09-21 01:49:49
こんばんは。



「304」の部分の事が完全に抜け落ちてました。

失礼しました。



> 「すごくおいしいカレー屋さん」

> 「相手が検索した自分の記事との関連もわかり、なおかつ内容もおいしい」



なかなかこのような美味しい場面に出くわした事はありませんが、

もしあったらそれは飛びつきますね。

そして食べに行って美味しかったら大宣伝して、その記事に

トラバ打ちますね。

それは確かにトラバ打ってくれよ!と思いますね。

相手が検索して、相手先に対してどう思ったのかが記事から

感じ取れれば、または記事自体が面白かったら残しますしね。



何にしても使い方ですね。

それでは、失礼しました。
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