牧場の日記~競走馬生産者の日々~

競走馬の生産牧場の現状と考察

全快

2017年01月30日 | 牧場の生活

肺炎が長引いていた繁殖牝馬は全快した。

治るのに、まるまる一か月かかった。

3週間注射を打ち続けた。治療費はいったいいくらかかるんだろう・・・。

治ったら、朝放牧するときに、出してほしいと前掻きするようになった。

具合の悪いときは何もしなかったのに。

もう治らないのかと思う時期もあったが、治ってくれてよかった。

それに、ほかの馬には一頭もうつらなかった。

 


繁殖牝馬の長引く肺炎

2017年01月15日 | 牧場の生活

去年の年末から繁殖牝馬の肺炎がなかなか治らない。

最初は餌を食わなくなり、熱も多少でて、咳もあった。しかし、それほど重症ではなく、2,3日安静にして、獣医さんに治療してもらえば治るだろうと、

思っていたのだが、1週間たってもよくならず、悪くもならず、血液検査のしたら、かなり数値が悪いといわれた。

検査した時はぼちぼち餌も食べ始めていたし、それほど悪い結果が出るとは予想していなかった。

一週間後、今度は熱も下がってきたし、そろそろいいかなと思ったが、血液の結果は全く変わっていないといわれた。

そのうちだんだん寒くなってきて、日中もマイナス6度という過酷な気温になり、馬服を着せてやったら、2,3日後に急に元気になって、パドックで小走りしたりして、やっと山が越えたかな、と思ったけれど、血液の結果は変わっていなかった。

こうずっと看病していると、おとなしいんだか、具合悪くてじっとしてるんだかわからなくなってくる。

ものすごく悪くもならないし、餌も食べるし、時々咳するだけだし。

まあ、元気な馬がパドックに一人で放牧されたら、こんなにおとなしくないはずだから、やっぱりまだ、具合が悪いんだろう。

3週間たっての血液検査の結果はすこし改善がみられるけど、まだ悪いとのこと。

こんなに、大人になって長引く肺炎は見たことが無い。

獣医さんも繁殖が肺炎になるなんて珍しい、と言っている。

鼻水を取って、菌の検査をしたけれど、特に普通の菌しかでなかった。

なんなんだろう。まあ、地道に面倒見るしかない。

こう長引くと、ほかの馬に移るのが心配だ。

 


新年

2017年01月01日 | 牧場の生活

新年あけましておめでとうございます。

世界が平和になりますように。

 

新しい年が始まりました。今年も頑張っていきます。

今年は年女。このまま何もせず日々に追われるだけでいいのか。

あと何年生きられるのだろう。私は何を残せるのだろう。

おみくじを引いたら、勉強が足りない、と出た。

今年は世の中とかかわり、勉強にいそしむ年にしたい。

もちろん、馬たちとともに。