牧場の日記~競走馬生産者の日々~

競走馬の生産牧場の現状と考察

pHは役に立つ

2013年03月27日 | 馬のお産

馬のお産を予測する方法におっぱいを搾ってpHを図る方法を去年から試している。

かなり精度というか、予測が確かで、pHが6.4以下になれば必ずその日に産んでいる。

そのためには必然的に予定日から毎日おっぱいを搾ることになるのだが、

毎日搾っていると、馬乳の変化もよくわかる。

 

最初は水のように透明で、だんだん白っぽく、最後はどろっとした感じになる。

その色でpHをpH試験紙で測る前にわかってくる。

おかげで、睡眠不足でふらふらになるまで監視を続けなくてもよくなっている。