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ワニと読むミステリ(かぼちゃケーキを切る前に)

読むと、犯罪は小さい芽のうちから刈り取らないと。

(リヴィア・J・ウォッシュバーン著)
 またお菓子コンテストで殺人!
 元歴史教師フィリスのシリーズ第2弾。
 フィリスは、夫の死後、その大きな家を退職した教師のための下宿として経営しています。いずれの元先生たちは個性的。国語の先生だった人は、いつまでも文法にこだわります。
 今回は、学校の秋祭りを手伝うことになります。
フィリス、キャロリンは、ありきたりのお菓子の販売にあきたらず、ヘルシーなケーキのコンテストと、デコレーション・ケーキのオークションを計画します。
いろんな楽しい秋祭りの催し物もつつがなく終了に近づき、いよいよオークションというところで、悲鳴があがります。
PTO会長(=PTA会長)のシャノンが血を流して倒れています。
秋祭りの収益を入れていた金庫からお金も盗まれているらしい。
小さな町の人間模様も複雑だったり援助しあったり、だんだん失われつつある共同体の良さが見直されるような感じです。
今回もレシピがいっぱい。
フィリスのかぼちゃケーキをぜひとも食べてみたいです。
ワニっ!

■ハロウィーンのかぼちゃ型ケーキ
 今回フィリスがオークションに出したケーキです。
 ハロウィーンを意識してかぼちゃ型。
 バント型ふたつを使ってかぼちゃにします。
 顔はチョコレートで描きますよ。
 もちろんこれのレシピも載っています。

 第1弾は、「桃のデザートには隠し味」。

主人公: フィリス・ニューサム(もと歴史科教師。未亡人。下宿の女性オーナー)
場所:  USA、テキサス州ウェザーフォード
グルメ: お菓子満載
動物:  なし
ユーモア: 中

かぼちゃケーキを切る前に (ランダムハウス講談社 ウ 3-2 お料理名人の事件簿 2)
リヴィア J ウォッシュバーン
ランダムハウス講談社

食べたくなります
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