余録 マウスおっかけもうすぐオックスへ

2020-12-31 14:07:03 | 日記

 

しめなわを 門扉につけて 厄払い コロナ来るなと 願いをこめて

 

年の瀬も 年のせいかな ことさらに 感慨なくて いつもに過ごし

 

暇とても テレビ見るほど 暇でなく ためつすがめつ 見るや人生

 

見えぬもの 畏れるこころ 見下され ウランコロナも うろんにされて

 

 


余録  目を閉じれば別の世界へ

2020-12-30 10:45:10 | 日記

 

見ることに 片寄りすぎる 文化へと 進んだ果ての 世の浅薄さ 

 

見るよりは 耳から聞くが 身に浸みる 感じ強まり 思いを深め

 

百聞は 一見するに 劣るとも 一見ばかりに 思いを狭め

 

不安から 出てくる言葉 不案内 風の吹きよう どうにも揺らぎ


余録 記憶の中の懐かしい萩

2020-12-29 07:59:46 | 日記

 

わが伯父の 医院のあった 長州の かの仁選ぶ 民意の低さ

 

帰艦する 時間に遅れ 若い軍医 伯父は切腹 軍規に反し

 

クリークを 橋に渡って お屋敷の 伯父の医院の 萩なるふぜい

 

松陰の 松下村塾 通っては 志士を偲んだ わが幼い日

 

秋吉の カルスト台地の 見晴らしに ちらばる羊 白い石塊


余録 名状できぬなんだかなー  

2020-12-28 14:40:23 | 日記

 

鳥の目に 映る視界の 広さかな 遅れて遠く 群れを追いかけ

 

自然には ありえぬ車の スピードを かわして避ける 鳥たちのカン

 

人間の 進む技術に さからわず もちまえ活かし 生きる動物  

 

蹴落として 勝ち抜くものが 謳歌する この世のさまは なんだかなーか 

 


余録 愛と好きとは月とスッポン

2020-12-27 09:37:24 | 日記

 

太陽の コロナをまとう 輝きに 乞食のシャカも 包まれ生きて

 

捨てなくて 無償の愛も 湧き出さぬ 人の背負った 心理のくびき

 

愛するは エゴを捨て去る 修練か 一人を愛して すべてに及び