人生を 棒に振られて かじり付き なまじ重さに 遠くへ飛んで
花は花 何が現われ われとても 何の一つと 人と人出て
生き物の 無邪気に励む 生きる欲 人は汚して 限度を外れ
人生を 棒に振られて かじり付き なまじ重さに 遠くへ飛んで
花は花 何が現われ われとても 何の一つと 人と人出て
生き物の 無邪気に励む 生きる欲 人は汚して 限度を外れ
おのれのみ しっかり見つめ 死ぬ際は 気遣い止めて 自身になって
身に背負う 逃れもできぬ 制限を 運命なりと われとし愛し
関わりに 生きがい託す この生に 金やものごと 二次的に見て
サッパリと 過去を壊して 入れ替わり サッパリばかり 一杯となり
心情を 玉座において あとは従 知性は薬味 適宜にもちい
死ぬことの 終末ならぬ 始まりと 見方が変わり 生死つながり
竹藪も 小川も牛も 姿消え 記憶に残る 故里は無く
故里に モダンな家の 立ち並び 面影辿る 田園は去り
藁ぶきの 家に同居の 牛は無く 瓦の家に 車居並び
人喰うは 字義の通りに 喰わぬとも 人の敵かな 人の顔して
可愛がられ 売られた果てに 殺されて 牛も恨めし モーモー嫌と
関心の 節約されて 余裕かな 動物喰わぬ われの食い気に