悠々と なるに任せた 境涯を 生きる自然を われ見習わん
自然史の 知恵を収めて 人なれば 自己を習うは 自然へ通じ
本能の 縛りを解いた 意図やなに 自然の与えた 人の自由とは
悠々と なるに任せた 境涯を 生きる自然を われ見習わん
自然史の 知恵を収めて 人なれば 自己を習うは 自然へ通じ
本能の 縛りを解いた 意図やなに 自然の与えた 人の自由とは
没落を 漱石鑑三 予言して なおも覚めない 日本の眠り
意識生む 根っ子に潜む 無意識の 末那識清め 人も変わるかな
仏教の 早い悟りの なま悟り 色即空の 粗忽な即よ
意識して 見廻すかぎり カプセルの 意識の膜に 覆われ暮らし
言の葉は 意識が生んだ 枝葉かな バッサリ剪定 日当たり開け
物と物 リアルな交換 金となり リアルな直感 意識へ移り
生の何に 知るが先かな 長さのみ 願って生の 意味やどれほど
朝に聴く 生の何かに 目覚めれば たとえ夕べに 死すも可なりか
時空さえ それの衣服と カーライル 禅にも近い 衣服の哲学
外向かう 意識の働き 直感へ 切り替え戻る 内の豊かさ
離れ見る 意識が作る よそ事に よそよそしくも われをも眺め
わがことに 宿命受けて 包み込み こころ自由に 生き直すかな