わが許に 応じるものの あればこそ ことの意味合い 照らして分かり
日々起こる 世間のことは わが鏡 死刑にならぬは ただ僥倖に
悪魔をも 理解の及ぶ 神にして 真に全能 全てを包み
わが許に 応じるものの あればこそ ことの意味合い 照らして分かり
日々起こる 世間のことは わが鏡 死刑にならぬは ただ僥倖に
悪魔をも 理解の及ぶ 神にして 真に全能 全てを包み
実在を 映して生きる ものたちの 純なる姿 真善美かな
豊かにも 自然は多彩 表して 越えうる完全 思えぬほどに
多に砕き それぞれ自立 個と生かす 根源力を 自然は秘めて
自己の目を 体に戻し さらに奥 自然に戻して 見えるは違い
身に深き こころの歪み 打ち直し 平らになりて まともが映り
ジャコたちの 個性に生きる 生なるを 十把からげに 果てる悲しみ
孫の来て 居住まい正し いつもより 若さの戻る 老夫婦かな
みみちくも トイレの後に 重さみる 体重減らす 工夫の一つ
虹を見て 喜ぶ妻を 見る我も 喜び二重 虹また二重
長年の 夫婦といえど ただ一人 共に労わる この世の交わり
話し合い 分かりあったと 思うさえ おのれ一人の 思いに過ぎず
絶望と ニヒルを知らぬ 信仰の なんとも甘い 人間臭さ