日々の歌

2016-12-31 20:25:00 | 日記

新玉の 年を寿ぎ 鳥は鳴き 東天紅に 世は開け初める

表現し 生きる喜び 鳥や花 顕わに見せる 時さえ忘れ

氷雨降る 闇の遠くに カラス啼く いのちの底に 声するごとく

地を離れ 空飛ぶ鳥の 影も無く 空無に映る 視界を収め

細い枝 安らう鳥の  揺らぎなく いつでも飛べる 信念支え

夕間暮れ 枯れ枝止る 鳥一羽 孤独と知らぬ 孤独の深さ

嘴の 唯一に頼り 生きる鳥 そのひたむきに ユウモアたたえ

鳥の影 絶えた地肌の 柿の木に 暮れの日差しの 柔らか注ぐ


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