山遊花

福岡発、山歩きと野の花の記録です。

大崩山 パノラマコース

2018-11-26 20:10:07 | 九州の山

11月24日 (土) 快晴

23,24での二山を計画していたのだが、家内の体調があまりよくなく、23は休養日として24に日帰りで大崩山へ行くことにした。

23日深夜出発、日田~瀬の本~竹田~豊後大野~道の駅宇目で仮眠~大崩山登山口AM5:20

祝子川温泉美人の湯で少し休憩して登山口に向かうつもりだったが、駐車場はチェーンが張られており入れず。トイレだけ借りると壁には、「駐車場利用者のマナーが悪いため、午後6時に施錠しますとの張り紙があり、使えないようになっていました。便利な場所でしたが仕方ありませんね。

登山口まで移動すると、思いのほか多くの車がすでに停まっていました。

まだ暗かったので明るくなるまで寝袋にくるまって仮眠

6時半ごろ薄明るくなってから準備

7時前に登山者名簿に記帳して出発

大崩山荘近くではちらりと小積ダキが

気分も高まる~

ワク塚渡渉点から見上げるといい天気だ!よい一日の予感がする。

水位が低いので以前橋が架かっていたところから楽々渡渉

谷あいを進んでいく

尾根に取りつくと霜柱や小さな氷柱などが

坊主尾根の岩場が凍ってなければいいが?

歩き始めて2時間ほどで袖ダキに

毎回ここの絶景を見るたびに息をのむ!スンバラシカ!

でっかいのに小積ダキとはこれいかに

日向灘が遠く光って見えた

 

 休憩して景色を堪能

ここからは時間をかけてじっくりと行こう

袖ダキから下ワク塚に向かうが、初めての乳房岩に立ち寄って行こう。

 

 

 回り込んで下ワク塚

空中散歩みたい!

中ワク塚へは尾根伝いに

中ワク塚の小窓から上ワク塚のゴリラ顔

ここから上ワク塚までが案外遠い

4時間弱で上ワクの基部に到着

家内はここで休憩。一人で上ワクへ登って行く

ここからの展望は最高だ!

眼下に中ワク塚

北側のモチダ谷には七日廻り岩、その向こうには鹿納坊主

遥かに、由布鶴見が

今回は(今回も)山頂はパスしてリンドウが丘経由で坊主尾根へ向かう

リンドウが丘はワク塚尾根と小積ダキの間の谷をつめたところにあり、岩が空中にせり出して大展望が楽しめる

上ワクの左には久住山群

 

ここで昼食をとり坊主尾根へ

冬枯れとなった林がいい雰囲気だ

小積ダキに寄り道

ワク塚や象岩の展望を楽しもう

岩に登ってハイポーズ!

象岩をズーム!

登山者が渡り終えたところだった

象岩のトラバース手前は岩に薄氷がまだ張りついていた。寒が進むともう我々は来れないねえ!

梯子、ロープが嫌というほど続くが一つ一つ確実に

二ヶ所ほどロープが岩角にこすれて半分ほどになった所もありあまりロープに頼りすぎるのも危険ですが、

沢音が聞こえるようになると傾斜も緩み渡渉点まで来ると一安心

朝は薄暗く良く見えなかった残り紅葉を楽しみながら、登山口まで

ちょうど7時間で周回完了

この山には6回目ですが(一回は雨で登らず) 山頂は一度踏んだきり

緊張する山ですが、今回が一番余裕を持って楽しめたのではないかと思う。家内の脚力がだいぶついてきたようだ。

とにかく、最高の天気に感謝の一日でした!!ヽ(^。^)ノ

 


皿山公園から、岳城山、米の山、若杉山

2018-11-25 13:33:15 | 福岡県の山

11月23日 (晴れ) 風が冷たい

今日は、西郷どんゆかりの、可愛岳の予定だったが家内の体調が芳しくないということだったので中止した。

家内は休養日としたが、私は?思案の末紅葉も楽しめる皿山公園から若杉山へ行ってみることにした。

皿山公園は、須恵町民の憩いの場所、桜、ツツジ、アジサイなど折々に楽しめるが紅葉もなかなかのもの。

この日は紅葉の終盤でしたが楽しみながら岳城山への舗装道を登って行く。

日当たりの良い斜面には早くもスミレが咲いていた

岳城山へは散歩で登る方も多くそこそこ多くの人とあいさつを交わしながら登って行くと、展望台

西側の展望が大きく開けていて、ほとんどの人はここまでのようです。

杉林を少し進んでチョイ登りで岳城山の山頂

ここから篠栗、養老の滝方面へトラバース気味に歩き北西尾根の取り付きへ

少し登って分岐を楽園方面へ向かうとすぐに車道に出る。

車道沿いには花も多く見られるのだが、今はサラシナショウマの残り花がわずかに

イチョウの大木の所から遊歩道を大和の大杉目指して登って行く

写真では大きさが分かりませんね

落陽の道から米の山へ向かう

車道を歩いてもいけますが、尾根伝いに行くと山頂

その先にはパラグライダーの出発点となる広場があり、ここまで来るまで上がってこれるのでいつも多くの観光の方がいるのですが、今日は中学生ぐらいでしょうか4人組の若い子が東屋で昼食中でした。

取って返して若杉山へ

弘法大師像にご挨拶して山頂へ向かう

植栽のシャクナゲが咲いていてビックリ

登山者が昼食中でしたのでパチリしてすぐに引き返す

奥の院へ

今日はここから佐谷方面へ下山します。

奥の院売店の横のチェーンの所から下って行きます。

 

今はもうマイナーな登山道かな?と思っていましたが登山者が浸り登ってこられ

登山道も数年前に通った時よりも荒れてなくて案外使う人が多いのかもしれません。

でも急登の擬木段が延々と続きますので、訓練と割り切っての人向けですね。

若水林道に出合うと、ここから2㎞ほどの歩きで、皿山公園駐車場

オマケ

斑入りのアケボノシュスラン


バリエーションルートで宝満山

2018-11-19 20:10:10 | 福岡県の山

11月18日 (日) 曇り

以前から気になっていたコースで、登ってみようと…

羅漢道の遠望の岩、この岩のある尾根を登ってみようと、以前から思っていましたが、夏の熱い時期は嫌だし、スズメバチに刺されたりで機会を失っていました。寒くなってきて蜂もおとなしくなってきたようなので、いざ!

昭和の森から、普通に宇美新道を登り、兎道出合まで(実はここまでが案外きついんです)

ここで、取り付きまでトラバースして行ったら無駄に下らなくてもいいんじゃない?と心の声が

そうやねえ、行ってみようか!と撤退の所まで(間伐材の倒木が放置され、勾配もきつくこれは結構かかるぞ~~!とあっけなくあきらめ(あきらめは早い方なんです)もどって最初にイメージしていた場所へ

100mほど下りますが分かり易い方へ転進です。

ここらかな?という場所から谷へ下り、横切ると目の前は急登の尾根、取り付き点を探して少し谷を登って、ここからならいいか?という地点から尾根へ

ここからはずっと急登!途中古い赤テープが何カ所か。同好の志がいたんですねえ!

でも標高差は大したことないので、ガシガシと登って、岩場が見えてくると右側に回り込んで羅漢道の遠望の岩の基部へ到着~

早目の決断で、思った通りのヤブコギができました。

気持ちいい~~!久しぶりの達成感

遠望の岩に寝転んで休憩

後は普通に羅漢道を登って山頂へ

多くの登山者でにぎわう山頂でした

もう花は何もないかと思っていましたが、ゲンノショウコがまだ咲いていました

他にもここでは初の葉っぱや、シュス…の新しい群生地も

収穫ありの半日でした(^o^)


三郡山系 紅葉

2018-11-12 18:18:41 | 福岡県の山

11月11日(日)  晴れ 

中国ではこの日、「独身の日」としてネット通販最大手アリババのセールがあったそうです。そして売り上げはなんと、3.5兆円!!!!

日本のネット通販の1年間の売り上げが1兆円ぐらいだそうですから、1日で3.5倍もの売り上げをあげるとは!

中国の購買力は凄いですねえ!

そんなことは全く関係ない私たちですので、当然山へ!

久しぶりに、ホームグランドの三郡山系

砥石山直登尾根を登って縦走路を難所が滝分岐まで歩き河原谷コースで下山です。

難所が滝上の谷の紅葉が本命ですので、下山時に楽しもうという魂胆でした。

朝日が昭和の森にも差し込んできた。今日は多くのキャンパーでにぎわっていました。

宇美林道の途中から入山

ここの尾根も年々目印が多くなってきている。そこまでつけんでも良かろうもん!と思いながら、急登を登りだす。

展望がほとんどない尾根なのですが砥石山までまっすぐに伸びた尾根は明確で歩きやすい。

が、単調でキツイ!とも言えますね

キッコウハグマの花後などパチリして一息入れる。

ここまでズームするとなかなか綺麗なのに驚き

林道が近くなると展望が開け、右手に三郡山

林道からは左に鬼岩谷

ここでちょっと休憩

ムラサキシキブとも違うような実?

以前は林道出合いからすぐに横切って尾根に取りついていたが、今は鬼岩谷側に50メートルほど行った右手に取り付きがある。

ここから山頂までは結構近く、広葉樹も現れ始めて明るい雰囲気がいい

砥石山の裏手から山頂へ、6人ほど休憩しておられた。

写真を撮って、風が冷たいので1枚羽織って出発

割と良い感じの縦走路をゆっくりと行こう。

前砥石山手前の鞍部は風もなく落ち葉が厚く積もっていたので、しばらくのんびりとする。

こういう休憩はめったにとらないが、落ち葉の感じや紅葉がそうさせたのかもね。

前砥石山はスルーして

あちこち足を止めながらパチリパチリ

三郡山が近づくと紅葉も終盤の様

山頂からは、犬が岳までの山並み、古処山の右手には九重連山、南西には雲仙と結構展望も良かった。

山頂は人が多かったので、先のベンチの所で昼食をとる。

ここからの紅葉もなかなかのもの

難所が滝分岐から下り始めると、期待していた通り見事な紅葉が待っていてくれた。

素晴らしい紅葉と知人にも出会え満足の1日

下山中、スズメバチに刺された場所に差し掛かると緊張!!と一匹のスズメバチがスーッと飛んでいきビックリでした。

やはり近くに巣があるようですね。

用心用心!