RRG-0 出発

今年の秋もRodellarのはずが、春の東京出張期間中のジムボルダーであとちょっとで登れそう！な課題でガッツリ指を傷めたYnさん。この指では宿題のRPは厳しいとRodellar行きを中止。えーーー！？うーーー私はそれでもRodellarに行きたかったんだけど…でも中途半端な状態で行きたくなかったYnさんの気持ちを汲んで断念。で、指も大分癒えた頃、Ynさん興味のあったRed River Gorge （レッド・リバー・ゴージュ）に行く計画が持ち上がった。
直前にはTomからもいっぱい情報を頂いて、ウキウキワクワクなYnさん。変化に弱い私は別の意味でドキドキ。
Snさんからもお勧めルート情報いただいて、さてさてどうなることやら。

関空―シアトル (シアトルタコマ国際空港) ーミネアポリス/セントポール (ミネアポリスセントポール国際空港) ーレキシントン (ブルーグラス空港)
なるべく安いの探したら乗り継ぎ多！
 


モニター右隅『KEEP CLIMBING』

荷物は一旦シアトルでピックアップ。
デルタ航空、食事はまずまず。ハーゲンダッツのアイスが出た。
レキシントン空港、荷物がでてくるベルトコンベアーが動く前の合図が競馬のスタート前の音楽！
さすが競馬とバーボンの街。

映画
『こんな夜更けにバナナかよ』
『人魚の眠る家』
『七つの会議』
『旅猫リポート』

レンタカーをピックしてモーテルへチェックイン。

固執

午前中はバタバタと準備に追われ、といっても準備し切れず、ほんま苦手。
昼からジムへ。案の定、駐車場はイッパイ！
昨日のコンペ課題も残ってるからボルダーエリアも賑わってる。
で、リードエリアも。空いてるルート探すのも一苦労。

前衛　5.10a黒
NH　5.10b灰

NH　5.10d緑
SUW　5.10b淡緑

宿題前衛　5.11b橙
ヌメル～変な力が入る。
3面目、右縦の体制しくじってクリップ出来ず。
左の一手も忘れてた。

2便目、
クリップOK！左、左、踏み換え、右止まらず。
踏み換えの時点で保持悪かったが何とか動いてみたもののフォール。　

3便目、
クリップOK.しかし左手小指外れてるぅむむむー踏み換えフォール。

4便目、
一番楽に行けたが、踏み換えきれずフォール。
もっと繊細に、重心右下で壁に引っ付かなきゃダメだ。

Akさんがめっちゃガンバガンバって応援しててくれたのになぁ無念。
さすがに5便目を出す気力無く。

宿題NH　5.11b黒
5ピン目、ホールディングミスって1テン。
しかし後で間違って右壁の黒を足で使ってしまった事に気付いた。

2便目、
レスト短かったか？ボロボロ！

BW右　5.10d緑　フォール。
BW中央　5.10b淡緑　テンション。
BW左　5.10a紫　テンション。
うっひゃー10も登れんくらいヨレヨレ。

重い体引きずってでもやっぱボルダーよりリードやりに来るべきだったな。
一週間も空けたら持久力が低下。アップをもう数本すべきだったかも。ま、しゃあない。
11b橙より黒の方がトレーニングには適してたのに橙に固執してしまった。しかもRPならずとは。
駄目だなぁもっと全体像を見ないとね。
全然調整には至らなかったけど、やるしかない。

たまにはボルダー

重い腰上げてジムに行こうと思ったんだけど…何とか頑張ってGR梅田へ。

マンスリー
1　なんといきなり右腿軽く傷めた。まじか…1なのに。
2　ビビってトライ。足見逃し落ちた…2で…。
3～7　OS.
8　スローパーに嵌る。結局保持の仕方だったか？
9　ハイステップでバーン！いやビビり過ぎ。やっとRP.
10　OS. 
11　OS.
12　何度もトライしてみたけど
13　あれれーもうよれよれ？敗退。

合間に新人さんにアドバイスしたり、常連さんにアドバイスしてもらったり。

八ヶ岳3

まだ降ってる。

朝食。


霧雨の中、出発。






樹林帯の中に入ってしまえば雨はさほど気にならず。青空も垣間見えてきた。



白いシラタマノキもあったよ。


苔とキノコたち。


ナニかにミエル。






南八ヶ岳も苔が綺麗。

トリカブト


南沢から下りてきました。
　
美濃戸山荘。リンゴもあるよ。
　
もうここからは、なだらかな林道歩き。
赤岳山荘とやまのこ村の間を通り、
　

　
みごとなトリカブト。



八ヶ岳山荘。美濃戸口のバス停。

Nsさんが紹介してたJ＆Nもすぐそこで行ってみたかったけど次の機会に。

赤岳からの展望が無かったのが残念だったけど、昨日の縦走は晴れて良かった。
事前の天気予報では中止かなと思っていたけど台風ゆっくりで何とかセーフ。
来てみなきゃ分からない？！しかし、過信は禁物。いつでも引き返す心づもりで。
ここはエスケープルートもあるし万が一の時にはルート変更しやすい。
次は快晴の山頂からの景色を楽しみにまた来たいな。

八ヶ岳２

朝食。プチトマトも小平さんの畑から。
昼の弁当。安いのはいいが…朝食の沢庵足した。塩気足りなかった。


おお！雨あがった！



テン場は小屋正面の道を進んだ先。

硫黄岳へは小屋の脇を通って。



樹林帯を歩き、夏沢峠へ。急に開けて太陽が眩しい！



左に簡易トイレ有り。
右の道両側、左に山びこ荘、右にヒュッテ夏沢が向かい合って立っている。




樹林帯を抜けて、爆裂火口。

硫黄岳山頂。平らだね。
　

目指すは右の天辺。



唯一見つけた咲いているコマクサもう終わりだね。


硫黄岳山頂でトイレ拝借。靴脱がなくていいのが助かる。
　

遠くに見えるは。。。


富士山！


シラタマノキ。写真ではわかりづらいがピンク色だったよ。


　

晴れてたのに振り返ると、あれあれ急にガスが湧いてきた。





進む先にもガスが。



　

赤い実をつけたゴゼンタチバナ。


これはなんだろ？苔なのかな？


赤岳展望荘。の横に椅子がずらりあり、おにぎりほうばる。


赤岳頂上荘。

ここから山頂まで急登。

　
赤岳2899m登頂。
ガスが視界を遮り、途中すれ違った登山者が山頂からの富士山はもっと綺麗ですよ！と言ってくれたけど全く見る事は阿敵わず。楽しみにしていただけに残念。でも途中で見る事ができただけ良し。
ガスの濃度は濃く、霧雨のごとくザックや体を濡らしだしたので山頂写真撮って早々下山。

トウヤクリンドウがそこここで見れた♪
　



下山は文三郎尾根から。


誰かの忘れ物メガネ。


グングン下る。ちょっと怖いくらいのほぼ真っ直ぐな階段道。
阿弥陀岳への登り分岐。




ガスは濃かったけれど、雨に会わず行者小屋到着。

その後、15時過ぎから雨。

夕食ハンバーグ。

温かいオーレンさんより愛想の少ないスタッフさん達。

八ヶ岳

天気予報、悪いよ。雨の中、小屋迄。

オーレンさんにお出迎え頼み桜平(中)の駐車場から歩く。

ゲートの横から通り抜け。




夏沢鉱泉へは、コースタイムは30分。トイレ有り。水場無料。




更に1時間でオーレン小屋。


　
素敵！
夕飯の桜鍋(馬肉のすき焼き)旨し！
　
キュウリは小平さんの畑から。水まんじゅうのデザート付き。
夜はストーブの周りでお喋り。
座敷の食堂では、親父さんの肩を叩く若いスタッフ。なんだかほっこり。
60歳迄のアルバイト募集に仕事なくなったらここに来ようかな～と思ってしまった。
調理苦手だし、膝悪いから歩荷も役に立たないけど雇ってもらえるかな？笑

外の無料水場。まだ小雨。

チョットづつ

前衛　5.10a黒
BW左　5.10b淡緑

NH　5.10b黄緑
BW中央　5.10d緑

宿題前衛　5.11b橙
3面目、ポケット取れなかったー。1テン。

2便目、
3面目、キョンからの縦取れず。1テン。
左手の引き意識しろ。

3面目、
キョン、縦でクリップ出来た！が…。1テン。
右足少し上げろ。

NH　5.11b黒　漣　姜
OSトライはドテン。

2便目、
びっくり1テン。
易し目か？

NH　5.10d緑
OS.　易し目。
SUW　5.10b淡緑
やっぱカライ。


宿題、チョットづつ進んでるぞー。ガンバ。

『気象遭難』

『ドキュメント　気象遭難』羽根田治　著

『トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか』の著者の一人羽根田治氏による著書
その中に、あの大遭難より以前にも同じトムラウシで遭難事故がありその事を書いた著書があると知り図書館で借りてきた。
春ー雪崩、突風
夏ー落雷、低体温症
秋－凍死
冬ー異常降雪、暴風雨
による遭難の話し。

私にはまだ難しいが、天気図とか書けて読めたらもっといいのになぁ

残念だがつい先日も滑落事故があったばかり、こちらの詳細は知らないが、聞きうる事で判断すると単に山を知らなさ過ぎたということか…
早出早着は基本だ。何かあった時のことも考えて山小屋へは15時着を目安に行動すべし。
ミスをしないに越したことはないが、大事に至らないミスを重ねる事は経験値を上げるだろう。

『トムラウシ山…』の以前にこの本を書かれたわけだが同じ悲劇が繰り返され無力感を覚えると書いてあったっけな。それでも書かなければ。

のど元過ぎれば何とやら。自分は大丈夫。人はどこかでそう思うもの。
私も、大丈夫か？

次に進め

SUW　5.8黒
　　　5.10a青

BW左　5.10b　淡緑
NH　5.10b　灰

宿題BW左　5.11b黄
右前腕に張り有り。ま、駄目元でトライ。
吠える吠える。苦笑。
ゴール掴んだが、ヤバヤバ！プルプルしながらクリップ。
やーっとRPでけた。

宿題正面～前衛　5.11b橙
最終面2ピン目、クリップ出来ずテンション。
探って探って、先掛けして、上はノーテン。
休めば行けるんだよな。

2便目、
最終面、クリップ体勢探ったのに出来ず。
しっかり左に乗って壁に寄れ。
次のクリップも探る。

宿題BW右　5.11b黄緑
2面目、入り、左手バーン！は出来た。
が、その先で滑ってビビりテンション。
ルーフのムーブこなせず端折る。
そこから先はテンション祭りで終了点。
苦手ドーナツホールドに嫌な予感しかしない…。

宿題正面～前衛　5.11b橙
3便目、
スタート前にYnさんと話し。
スタートして、1ピン目掛けたら、なんと！ビレイ機にロープ通ってない！
速攻セルフ。確認しなかった私も悪い。しかしこれは初めて！気を付けよう。
仕切り直して、乗越手前ムーブ飛んだ？！
テンション！って言ったが、ガンバコールされ無理矢理動いたがやっぱりフォール。
これ大事。だってクリップ上だもんね。駄目と思っても動かにゃ！
両手で挟んで我慢して右スメア、左上げろ。
しっかり乗ってクリップ。
右縦キョン後、正対に戻せ、できれば左膝入れクリップ。

BW左　5.11a青
最終面、ヤバイヤバイ！しかし下から14クライマー達のガンバコール。
ここでテンションは許されない？！頑張ったが左飛ばし止まらずフォール。
SUW　5.10b　淡緑
ギリギリ。声出たよ。カライね。
SUW　5.7黄　UD


膝は腫れも引いて、肋骨もあともうほんの少し。
やっと11b黄RP.次に進もう。
11b黄緑はまだまだメンタルヨワ子で久々のBW右とドーナツホールドに負けてる。
テンテンでいいやんトライしていこう。

20代14クライマー達、なんだその安定感！？
とてもジムの14にトライしているとは思えない！とは言えゴールで降ってきた。
悔しい！もう1便出す！って次で4便目。
激悪なんだろうけどそうは見えない無駄のない登りが美しいワールドカッパー達。

蝙蝠

夜、影が頭をかすめた。
大きな蛾でも部屋に侵入したのかと壁を見上げ、目の隅に入った黒い物体。
ゴ！？
かと思ったら、なんと！小さなコウモリ？！

どっから入った？！

やっぱり頭、下にするのね。

既に布団の中のYnさんを起こしに行ったが、ほっとけば？と言われてしまった。
取り敢えず、私も寝るかと歯ミガキしてたら結局Ynさん起きてきた。
で、あっけなく捕獲。