一つのサイトが開設された。「KILL WITH ME?」
はじめは子猫をじわじわとと死に至らしめる映像。単なるいたずらだと思われたが、どうにも引っかかる。いやあな感じ。神経にざわつく。
次の映像は、男性に薬が注入されるのだが、どうやら出血を促す薬のようだ。その注入の早さは、サイトへのアクセス数で決まる。悪趣味を越えて、へどが出る。それでも、アクセス数は、一気に増える。いかに興味だけの傍観者の多いことか。
そして、徐々にエスカレートしていく殺人の様子。それにつられて、アクセス数も爆発的に増える。一体、犯人は?彼を追う、FBIの捜査官との息詰まる攻防・・・。
といった感じの話だろうか。とってもいまどき・・・。世の中に、とんでもの人たちは山のようにいるが、ただ単にトンデモ人間になったわけではない。それなりの理由があって、そうならざるを得ない、ということで、犯人を追う。そして追い詰める。
その追い詰め方に無理がなく、布石の打ち方もなかなかうまい。優秀だった捜査官の夫を失い、娘をあったかく見守る母の役割もらしくていい。今どきの機器の使い方には、少々ついていけなくなるが、すごいなあ。
こういう映画で、犯人に鉄槌をくださなければ納得がいかないのだが、その辺はいかにもアメリカ的。ダイアン捜査官のつめの甘さも御愛嬌だが、まいっか。
で、思ってしまったのは、世の人々の関心とか、野次馬根性とかではなく、何の理由もなく、「人を殺したかったから」とか、「誰でもよかった」と言って、殺人事件を犯してしまった人の声。
理由があるから人を殺していいわけではなく、当たり前にとんでもないことなのだが、世の中はもっとぶっ飛んでて、理解不能の世の中の方向に行ってしまっていること。大丈夫か!世界!!
◎◎○
『ブラックサイト』
監督 グレゴリー・ホブリット
出演 ダイアン・レイン ビリー・バーク コリン・ハンクス ジョセフ・クロス メアリー・ベス・ハート ピーター・ルイス タイロン・ジョルダーノ パーラ・ヘイニー=ジャーディン ティム・デザーン クリストファー・カズンズ
はじめは子猫をじわじわとと死に至らしめる映像。単なるいたずらだと思われたが、どうにも引っかかる。いやあな感じ。神経にざわつく。
次の映像は、男性に薬が注入されるのだが、どうやら出血を促す薬のようだ。その注入の早さは、サイトへのアクセス数で決まる。悪趣味を越えて、へどが出る。それでも、アクセス数は、一気に増える。いかに興味だけの傍観者の多いことか。
そして、徐々にエスカレートしていく殺人の様子。それにつられて、アクセス数も爆発的に増える。一体、犯人は?彼を追う、FBIの捜査官との息詰まる攻防・・・。
といった感じの話だろうか。とってもいまどき・・・。世の中に、とんでもの人たちは山のようにいるが、ただ単にトンデモ人間になったわけではない。それなりの理由があって、そうならざるを得ない、ということで、犯人を追う。そして追い詰める。
その追い詰め方に無理がなく、布石の打ち方もなかなかうまい。優秀だった捜査官の夫を失い、娘をあったかく見守る母の役割もらしくていい。今どきの機器の使い方には、少々ついていけなくなるが、すごいなあ。
こういう映画で、犯人に鉄槌をくださなければ納得がいかないのだが、その辺はいかにもアメリカ的。ダイアン捜査官のつめの甘さも御愛嬌だが、まいっか。
で、思ってしまったのは、世の人々の関心とか、野次馬根性とかではなく、何の理由もなく、「人を殺したかったから」とか、「誰でもよかった」と言って、殺人事件を犯してしまった人の声。
理由があるから人を殺していいわけではなく、当たり前にとんでもないことなのだが、世の中はもっとぶっ飛んでて、理解不能の世の中の方向に行ってしまっていること。大丈夫か!世界!!
◎◎○
『ブラックサイト』
監督 グレゴリー・ホブリット
出演 ダイアン・レイン ビリー・バーク コリン・ハンクス ジョセフ・クロス メアリー・ベス・ハート ピーター・ルイス タイロン・ジョルダーノ パーラ・ヘイニー=ジャーディン ティム・デザーン クリストファー・カズンズ
本当どこに向ってるのか恐ろしくなりますね。
そうやって人の弱みを握ろうとするのって、心から卑怯ですよね。
でも、そういう人間もまた多いのが残念。