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御年85歳!そんな年齢は一切感じさせず、何とも色っぽいではありませんか、ホドロフスキー監督!!
リンチの「砂の惑星」はその昔、一度見たおぼえがありますが、ほとんど記憶にありませんです。それが実は、ホドロフスキー監督によって綿密に練られ、配役から音楽、背景からすべてがきっちりを企画されており、今にもまんま作れる!!というほどのものだったとは、露とも知らず。
どんな構想で、誰を当て、この役にはこの人しかいない!!という誰も考えつかないような配役で、一度聞いてしまったからには、もうその人しか考えれないというもの。見たかったなあ~、ダリに、ミック・ジャガーに、オーソン・ウェルズに!!!そんな綿密な映画が作られる流れを、あたかも昨日のことのように嬉しそうに語るホドロフスキー・・・。少年みたいです。いや、色っぽい。
きっとホドロフスキーの頭の中には、すべてが出来上がり、一つの作品として完成していたのでしょう。ただそれを映像にし、私たちが見ることだけは出来ない。見れないからこそ想像力がかきたてられる。もしかしたら、それが狙いだったのかも知れないと思うほどのドラマチックな展開。一本の伝説の映画を撮るということそれ自体が映画になるものすごさ。
はじまりの宇宙の俯瞰の絵は、壮大なんてもんを超えてます。宇宙そのものを表そうとしている。その絵を見ながら私は手塚の「火の鳥」やん!と心のどこかで思っていたのですが、天才の考えることって言うのは、似るもんでしょう。銀河帝国の皇帝はダリ!!見たかったなあ。。。
ミックが戦士になるって、誰が思いつきますか。オーソン・ウェルズのジャバザハット・・・・じゃなくて、悪逆非道な男爵!!まさにそれです。ピンクフロイドの音楽も聞きたかった・・・・。
でも、この映画を作ろうとして考えだされあまたのことは、私たちが見てきた映画に投影され、「エイリアン」に「スターウォーズ」に「マトリックス」、「フラッシュゴードン」が生まれた・・・・のであると。もしホドロフスキーのDUNEがなかったら、私たちが狂喜乱舞してきた映画はないってことですか。でもでもでも、やっぱ見たいのはDUNEです。
ドラッグなんかいらない。高揚感を味わいたかったらホドロフスキーの映画を見ればよい。うーん、DUNEが出来ていたら、世界は違ったものになっていたかもしれません。
◎◎◎◎◎
「ホドロフスキーのDUNE」
監督 フランク・パビッチ
出演 アレハンドロ・ホドロフスキー ミシェル・セイドゥー H・R・ギーガー クリス・フォス ブロンティス・ホドロフスキー
リンチの「砂の惑星」はその昔、一度見たおぼえがありますが、ほとんど記憶にありませんです。それが実は、ホドロフスキー監督によって綿密に練られ、配役から音楽、背景からすべてがきっちりを企画されており、今にもまんま作れる!!というほどのものだったとは、露とも知らず。
どんな構想で、誰を当て、この役にはこの人しかいない!!という誰も考えつかないような配役で、一度聞いてしまったからには、もうその人しか考えれないというもの。見たかったなあ~、ダリに、ミック・ジャガーに、オーソン・ウェルズに!!!そんな綿密な映画が作られる流れを、あたかも昨日のことのように嬉しそうに語るホドロフスキー・・・。少年みたいです。いや、色っぽい。
きっとホドロフスキーの頭の中には、すべてが出来上がり、一つの作品として完成していたのでしょう。ただそれを映像にし、私たちが見ることだけは出来ない。見れないからこそ想像力がかきたてられる。もしかしたら、それが狙いだったのかも知れないと思うほどのドラマチックな展開。一本の伝説の映画を撮るということそれ自体が映画になるものすごさ。
はじまりの宇宙の俯瞰の絵は、壮大なんてもんを超えてます。宇宙そのものを表そうとしている。その絵を見ながら私は手塚の「火の鳥」やん!と心のどこかで思っていたのですが、天才の考えることって言うのは、似るもんでしょう。銀河帝国の皇帝はダリ!!見たかったなあ。。。
ミックが戦士になるって、誰が思いつきますか。オーソン・ウェルズのジャバザハット・・・・じゃなくて、悪逆非道な男爵!!まさにそれです。ピンクフロイドの音楽も聞きたかった・・・・。
でも、この映画を作ろうとして考えだされあまたのことは、私たちが見てきた映画に投影され、「エイリアン」に「スターウォーズ」に「マトリックス」、「フラッシュゴードン」が生まれた・・・・のであると。もしホドロフスキーのDUNEがなかったら、私たちが狂喜乱舞してきた映画はないってことですか。でもでもでも、やっぱ見たいのはDUNEです。
ドラッグなんかいらない。高揚感を味わいたかったらホドロフスキーの映画を見ればよい。うーん、DUNEが出来ていたら、世界は違ったものになっていたかもしれません。
◎◎◎◎◎
「ホドロフスキーのDUNE」
監督 フランク・パビッチ
出演 アレハンドロ・ホドロフスキー ミシェル・セイドゥー H・R・ギーガー クリス・フォス ブロンティス・ホドロフスキー
この映画が素晴らしいというよりも(素晴らしいんですけど)、この映画を通して想像される『DUNE』が凄そうなんですよね。
観たかったなー。
この作品というより、これをテーマに撮ろうとした!というこおを評価したいと思います。
本当に見たかったです。
でも、その片鱗を見れたような気分にさせてもらったのが、また高評価かな。
泉のように湧き出るバイタリティーってまさにこのことでしょうか。
こちらが元気になってきました。
彼もいくらでもアイデアや発想が生まれてきて、それを表す物理的なものがなかった・・というだけだったんですよね。
ホドロフスキーさんには、ぜひとも長生きしていただいて、もっともっと作ってほしい。
出来ればDUNEも行ってほしいなあ。