迷宮映画館

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夢駆ける馬 ドリーマー

2006年06月09日 | や行 映画
落ちぶれた牧場、ばらばらな家族、面倒を見ていた馬の骨折、失業・・・・。絵に描いたような不幸の連続から、家族が再生、復活、立ち直るというこれ以上ないみたいな教科書に書かれているような映画。

何のひねりもなければ、意外性もない。ここまで教条的に作られると文句を言う気力もなくなってしまった。脚本のあらも、描き方の言葉の足りない不親切なところもすべて役者におんぶに抱っこ。唯一納得がいったのがカート・ラッセルとクリス・クリストファーソンを親子にしたとところか・・・。似てた。

馬の苦悩を描けとまでは言わないが、馬の存在があまり重要な位置を占めていない。ものすごい再起、それこそ奇跡を起こしたはずなのに、そのことがあまりに簡単に描かれているのだ。彼(お馬ちゃん)が一番苦しんでいたんでないのかしらねえ。

ダコタ・ファニングちゃん、衝撃のデビュー以来、数々の映画にでて、天才子役ぶりを発揮しているが、映画をもう少し選んだほうがいいのでは・・・と思ってくる。いろんな人と親子関係を結んでますが、どんどん印象が希薄になっていきます。んでもって、早く歯を矯正したほうがいいと思うのは私だけ?すでに12歳にくらいにおなりになったと思うのですが・・・・。


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