サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

神さんは泥棒ですか?

2017-05-17 16:00:50 | 日記
心(マインド)を純粋に、清らかにして、神にあなたの心を所有したいと思わせるようにしなければいけません。
神はハートを盗む泥棒(チョーラ)です。10/7/74

ポニョ:最近驚いた事があるんや。それはサイババさんのいろんなエピソードを紹介しているYouTubeのサイトを見てたら、人気のあるエピソードでも世界中で一万人ぐらいの人しか見ていないんや。普通のエピソードやったら、一万人を切っているのでめちゃ驚いたぜよ。世界の人口が七十億人として七十万人に一人ぐらいしか見ていない事になるぜよ。
ヨシオ:インドだけでも十億人いるんやろ。一万人の人が見たとしても、そのうちの80パーセントの人は多分インド人の帰依者やから、インド人を除いた残り六十億人のうち、たった二千人ぐらいの人しかサイの素晴らしい奇跡のエピソードを見ていない事になるな。
ポニョ:それって三百万人に一人って事なんやろか。めちゃ少ないでヤンス。

ヨシオ:何回か、ムンバイのダルマケショートラでの帰依者たちのサイババさんの話を紹介したけれど、時々カメラがその話を聞きに来ている人たち、つまり聴衆の方を写すんやけれど、多くても二三百人ぐらいしか来ていないので驚いたな。

ポニョ:サイババさんが神の化身として降臨し、ずっとダルマや真理の教えを説かれてきた国、本家本元のインドでさえこの有様やもんな。

ヨシオ:でもサイババさんは量より質だと言われているから、人が何人来ても来なくても関係無いけどな。返って質が高くて少ない方がええやろ。

ポニョ:サイババの組織からムッディナハリの方になびいて行った人たちがいなくなった事は良い事やぜよ。そういう事が無ければ、その人達はまだサイの組織の中枢にいて間違った方向に人びとを導いて行くもんな。どうしてスピ系の人たちは霊媒士や霊的能力を持った人たちになびいて行くのか理解出来ないぜよ。サイババさんは、霊性修行をして行くうちに、そのような霊的能力を自然に身につけていく事が出来るけれど、それらを無視しなさいって言っておられるやろ。おいらが、ダルシャンに出てサイババさんが出れ来られるのを待っていた時に、隣に座っていた人が、突然、独り言のように、「あゝ波動を感じる。もうすぐサイババさんがお出ましになる。もうすぐだ。ほら、出て来られた。サイババさんが出て来られたら、この場の霊的波動がすっかり変わった。すごいオーラだ。ところで君は、そういう事を感じ無いのですか?」と聞いてきたので、おいらは「ちょっと静かにしてくれますか。」と言って無視したんや。

ヨシオ:サイの組織だけではなくて、スピ系の人たちの中に、そういう霊的能力を得ようと努力している人たちはいるよな。

ポニョ:星やんもその傾向が強かったぜよ。

ヨシオ:そういう霊的能力を身に付け始めて、それの虜になった人は、霊的な道の途上で途中下車した人なんや。だって、自分だけしか持っていない能力を持つと人ってどうしても私の能力とか言って「私の」とか「私が」、というエゴがかま首を持ち上げてくるやろ。それって霊性修行での大きな障害になるんや。

ポニョ:だから聖者ラーマクリシュナさんは、霊性修行をして自然に身に付く霊的な能力を追ってはいけないと言われたんやな。

ヨシオ:そんな事より、自分が持っている欲望やら悪い性格、性質を克服する方が大切なんや。そうすれば自分が常に出している霊的波動が細かくなり世界に良い影響を与える事が出来るんや。

ポニョ:サイババさんはシヴァナンダのアシュラムに行かれた時に、アシュラムの運営やお金の賄いで遁走する必要は無い。たくさん弟子を集めなくても、一人か二人神を悟った人がいるだけで世の中を変えていくことが出来ると言われた事があるぜよ。

ヨシオ:その人の持っている愛の波動が世界中に良い影響を与えるんやろな。

ポニョ:一人や二人の悟った人の愛の波動が世界中に良い影響を与えるんやったら、サイババさんが世界中の空に現れたら、どれだけの人たちに良い影響を与えられるか想像も出来ないぜよ。

ヨシオ:今、少しの間世界は闇に包まれているけれど、それって嵐の前の静けさって感じやな。

ポニョ:確かにどこを見ても暗黒に包まれているぜよ。悪魔のような連中が、サイババさんがいなくなったのでやりたい放題悪い事をしてるんや。

ヨシオ:という事はだんだんとサイババさんの出番が近くなって来てるってことやな。

ポニョ:あんたの倉庫も泥棒に入られるぐらいやもんな。今まで二十年間一度も泥棒に入られた事が無かったのに。世も末やぜよ。

ヨシオ:俺はそれほど気にして無いけどな。

ポニョ:でも泥棒はいただけないよな。いろいろと修繕もしなければいけないし。頭が痛いやろ。

ヨシオ:でも全てはサイババさんがされているんや。インドのヒマラヤの近くにシムラという街があるやろ。そこのサイババセンターの役人さんが、プッタパルティに行ったお土産に、シムラに住んでいる帰依者の人達のために、一袋、二百グラム入っているビブティの袋を百袋買って、それを段ボール箱に入れてバスに乗ってシムラに向かっていたんや。

ポニョ:あの黄色い光った袋のビブティパックやろ。あれは、毎日使っても一年以上持つぜよ。

ヨシオ:シムラに向かう長距離バスの運転者が夜中の十二時に休憩を取る事になり、ある街のバス停にしばらく停車したんや。それでその人は、シムラに着くのが朝の四時か五時になるので、嫁さんに電話を入れてその事を伝えてバスに戻ると、なんとビブティが詰まった段ボール箱が泥棒に盗まれて無くなっていたんや。その人は、せっかくシムラの帰依者たちの為にと思って買ったのに、サイババさんがビブティの面倒見てくれなかった、自分のビブティを買った動機が不純だったのですか?ビブティを通じてシムラに帰ったらいろいろと奉仕が出来ると計画していたのに、どうして泥棒にビブティを盗ます事を許されたのですか?あなたは僕がしようとしていた事にハッピーじゃなかったんですか?とか言って、シムラに到着するまで四時間もバスの中で泣き続けたんや。その頃、サイババ病院では医師たちが、サイババ病院に入院して来る患者は、普通の薬を飲まずビブティだけしか口にしない患者が多いので、ビブティが足りなくなったいる。何とかして二百グラム入っている大きなビブティ袋を百袋ぐらいかき集められないかな、と話し合っていたんや。そこにちょうど弁護士をしている元サイカッレッジの学生が通りかかったので、「君、ビブティの袋を持っているか」と聞くと、「家に帰れば一袋か二袋ぐらいならあると思いますが」と言ったんやけれど、そんな量では到底足りないので、その元学生は学生時代の友人たちに頼んでビブティを集めようとしたんや。でもちょうど仕事中だったので、先ず裁判所に行き、自分がいつも駐車している駐車場に車を止めようとしたら、段ボール箱が駐車場の真ん中に置いてあったんや。それで車を停めてその段ボール箱を開けて見るとビブティがたくさん入っていたんや。

ポニョ:という事はサイババさんが、ヒマラヤの麓の町からビブティを盗まれて、南インドのサイ病院まで運ばれたって事なんか?「このビブティをちょっといただきますよ。もっと必要としている人達がいるからね。悪く思わないでね。」と言って持って行けばええのに、そのシムラのサイの組織の役員さんが可哀想やぜよ。四時間もバスの中で泣いていたんやで。

ヨシオ:俺はその話を聞いて、この世の全ての物は神さんの物やから、神さんが泥棒になって俺の倉庫の物を盗もうが、どうしようが俺には関係無いと割り切って考えられるようになったんや。奴らがぶっ壊したドアとか窓の修理はめちゃ頭に来るけどな。

ポニョ:頭に来るってまだ人間が出来ていない証拠ズラ。

泥棒は家に入ると価値のあるものを物色し、薪や炭の入った袋には目もくれません!
神も同じです。
神が泥棒役になって入ってくると、最も価値のあるもの、神が最も価値を置くもの、あなたが最も苦労して育てたものを探します。
神が持ち去っていくものは、純粋な思い、同情と慈悲の甘さに満ちた行い、見返りを求めない愛情です。
神は普通の泥棒ではありません!
神という泥棒は、盗むことによって人々をより豊かにさせます!
幸福感、心の安らぎ、自尊心を、より豊かにするのです。
神という泥棒は、盗めば盗むほど愛されます!
神という泥棒は、眠っている人を目覚めさせ、その家の住人がその泥棒のために取っておいたものを盗みます。
人は、神という泥棒がやって来てその目的のために自分が取っておいたものを持っていってくれるかもしれないと思い、何度も眠ったふりをします。
神という泥棒は、「それゆえに、目覚めなさい、目覚めなさい!」と声を掛けます。
それから、自分が探し出した宝を持ち去ります。
あなた方は自分の中に宝を持っています。
けれども、あなた方はそれを知りません。
そのために、その宝を神という泥棒のために取っておくことをしていません。
あなた方は、自分は何も神という泥棒に渡せるものはない、自分は貧しい、虐げられている存在だと、思っています。
ひとたびあなたのハートを神に差し出すなら、もはや嘆き悲しむことも何かを求めることもなくなります。10/7/74