さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

小諸の別荘 ビフォーアフター

2009年08月19日 | 現場1~小諸の別荘 古民家再生

小諸の古民家再生も、

家具工事を残し、凡そ完成です。

ポーチ周りも、ようやくお盆前に工事が完了しました

P1040419

玉石はお施主さん自ら敷いてくれました

   

ポーチの仕上げは、モルタルに土を混ぜて

たたき風にして欲しいとお願いしましたら、

有明の土とビリを混ぜた 

土入りモルタル洗い出し仕上げ?

とでも言えば良いんでしょうか。

左官屋さんが考案してくれました

   

さて、ここまで仕上がったので、

小諸の古民家再生のビフォーアフターの様子を

ちょっとだけ。

こんな感じです。

    

ビフォー ↓

Dscf7773

アフター ↓

P1040424

    

内部 ビフォー ↓

Dscf6416

内部 アフター ↓

P_1030689

     

土間だったところには、

これから囲炉裏テーブル、火棚、自在鉤を作ります。

出来上がったら、またUPします

  

(k.m)

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 自然素材住宅へ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仕上げに向けて

2009年08月04日 | 現場1~小諸の別荘 古民家再生

P8042660

こちら小諸の古民家再生の物件です。

玄関周りの仕上げがゆっくりと着実に進んでおります

本日は御影の延石を敷き並べてポーチ、

軒下の左官仕上げの

下地コンクリートまで打設を行いました。

打設をしているときに左官屋さんがちょうど

材料を運び入れ下さいました

P8042661

穂高の有明土に

ビリという細かい砂利をまぜたものをベースに

今回は仕上げを行います。

ん~いい色!!

もうすぐで玄関廻りが完成します!!

(k.f)

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨、落つ

2009年07月06日 | 現場1~小諸の別荘 古民家再生

さてこちら小諸の古民家再生の物件であります。

現在は、敷地まわりの工事をおこなっています。

P7062148_2

今回は南面に関してはあえて雨樋をつけないので

古民家にもともと葺いてあった古瓦で

雨落ちを作っています。

普段、樋があると見ることができないんですが

雨が降った時に瓦から滴る雨粒、

とても綺麗なのです

(k.f)

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もうじき竣工~小諸の古民家再生~

2009年05月03日 | 現場1~小諸の別荘 古民家再生

小諸の古民家再生も、もうじき竣工です。

建具の塗装、特注家具の制作と、

外周りを残すばかりとなりました。

        

P1020358

中抜き板戸の 縦繁障子の組子からみた和室。

この建具は古い既存の建具です。

塗装と障子紙はまだです。

           

こちらの古民家再生は、

かれこれ2年半前にお話が来た設計で、

本当に長らくお待たせしてしまいましたけれど、

なかなかの仕上がりになってきました。

      

      

P1020312

荒壁にカラスシェード。

      

          

P1020343

私達で仕入れているレトロな照明が

古民家にとてもよく似合います。

      

             

P1020356

ちょうど、窓から見える古民家は、

こちらの古民家の持ち主さんの家でした。

今は売りに出ているようです。

       

P1020350

物置として使う予定の屋根裏部屋ですが、

窓からの眺めがとてもよく、

物置にするにはもったいない空間になりました。

工事中はもっぱら職人さん達の

休憩スペースとして使われていました

      

             

P1020315

先日、搬入された特注のキッチンも、

フードが取り付けられ、使える状態です。

仕上げは、 

天井はモイスで、床は赤松の無垢板30ミリ、

そして壁はタイルです。

こちらのタイルは本来なら受注生産品のものですが、

在庫品をメーカーに問い合わせまして

取り寄せたものです。

淡いブルーの雲のような模様が

とても素敵でした。それに合わせて

窓周りにブルーのモザイクタイルを貼りましたら、

大正ロマン的になりました。

   

   

P1020325

トイレも出来あがりました。

壁はドイツ漆喰のカルクフィールというものを

左官屋さんに塗ってもらいました。

骨材が入った漆喰のため、

少し粗めの仕上がりですが、

コテむらの加減が いい雰囲気になりました。

石膏ボードにシーラー処理なしで

一発塗りができる材料でしたので、

工期と価格の面で、今回採用することにしました。

床には脱衣室用のコルクタイル、

便器の下は、汚れやすいところですので、

大判のタイルを貼ってあります。

古色と調和していて

写真ではよくわからないですね。

    

     

P1020320

お風呂も完成しました。

檜板壁のお風呂です。

腰部分はタイルで、

床は浴室用のコルクタイルです。

足裏がとても暖かです。

   

           

あともう少しで完成なのですが、

一足早く ゴールデンウィークということで

仮引き渡しをしまして

お施主さんにはお泊りをしてもらっています。

完成が待ち遠しい~

(k.m)

     

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

             

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小諸の古民家 進行しています。

2009年04月27日 | 現場1~小諸の別荘 古民家再生

小諸の古民家再生の現場では
本日キッチンが搬入されました。

P4271065

業務用厨房キッチンを住宅用に
ぎりぎりの寸法で特注作製したため、
何度も計測したとはいえ、少々不安が
ありましたが、綺麗に納まり、一安心!!

そのほかにも照明や設備機器も据付られて
いよいよ仕上がりの雰囲気。

P4271127

その中でも本日から建具が取り付けられて
いきましたが、建具がつくとぐっと空間が締まります@
建具屋さんに作って頂いた木製建具はやはり存在感
があり、とても良い佇まい@
全てはめ込まれ,塗装された時の雰囲気がとても楽しみです。

P4271140

(k.f)

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外壁の土壁~荒壁風仕上げ~

2009年04月18日 | 現場1~小諸の別荘 古民家再生

春になるのを待って、

ようやく、小諸の古民家再生の現場では、

外壁の土壁塗りが始まりました 

P4161975

P1020075

モルタル下地に追い掛けで 土を塗っています。

              

P4160793

親方が 樽巻き をしています。

               

お施主さまには、随分とお待たせしましたけれども、

やはり、土壁はいい雰囲気です。

古民家の魅力の一つに、

土壁があろうかと思いますが、

工期的なことや、予算的なことで、

現実的に外壁を土壁にすることは難しいです。

しかし、今回の現場では、

お施主さまのご理解と、左官屋さんの協力もあり、

仕上げだけ ではありますが、

荒壁の土を使って

土壁仕上げを実現することができました!

        

P4161980

      

P4172055

刷毛引きでも櫛引でもなく、箒引き!

                                          

最近、私達のもとへは、

古民家を購入されたお客様からのご依頼が増え、

この「土壁の外壁」にとても魅力を感じている

お客様が多いんですね。

           

単に、昔に戻るというような発想で、

伝統的であった土壁を復活させるのではなく、

寒冷地の信州でも暖かく暮らせるような、

そんな住まいを考え続けていきたいです

          

(k.m)

にほんブログ村 住まいブログ 自然素材住宅へ
にほんブログ村

                                             

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

左官始まりました。

2009年04月06日 | 現場1~小諸の別荘 古民家再生

小諸の古民家再生の現場では
先日の土壁サンプルにより施工する
土が決定し、本日より塗りが始まりました@

塗り始めるとあっという間に進んでいくんですね。

土を塗る時のシャーッ、シャーッという小気味よい音
手際が良い鏝さばき、

左官工事は見ていてとても気持ちがいいです@@

P4060706

(k.f)

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土壁サンプル

2009年04月05日 | 現場1~小諸の別荘 古民家再生

小諸の古民家再生の土壁サンプルです。

お施主さんに、この見本をお見せして、

月曜日からこの土を使って内壁を

”土中塗り仕上げ”にします。

P1010918_3

土は、旧四賀村(現在、松本市) の土です。

昨年の11月から5ヶ月間 寝かせてあった土なのですが、

左右とも同じ土です。

左側は藁の発酵が進んでいるのに対し、

右側はあまり進んでいない状態です。

この腐った藁が、土の粘りを良くするのですが、

土を塗って乾くまでは、この藁の腐った匂いがします。

藁が腐ることで藁の有機酸(つまりアク)が出てしまい、

壁にシミが出にくくなるということです。            

                

P1010925

奥の壁は、当事務所(古民家)の壁で、

土壁のサンプルを並べてみました。

                   

既調合品の左官用材料と違って、

土壁は、面白いです。

寝かし方だけでも、これだけ違うのですから、

生きものですね。土壁さんは。

(k.m)

にほんブログ村 住まいブログ 自然素材住宅へ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三寒四温

2009年04月01日 | 現場1~小諸の別荘 古民家再生

寒い日が三日ぐらい続くと、そのあと四日間ぐらいは
暖かい日が続くということ。冬季、シベリア高気圧が
一週間ぐらいの周期で寒気を吹き出すために
生ずる現象。
                       大辞林より

字面のままの意味だろうとは思いつつも
一応、調べてみました。

見たままの意味でした

三寒四温とは良く言ったものですね。

3月はあんなに暖かかったのに4月になったらこれです。

P4010662

写真ではよくわかりませんが猛吹雪です。。。
小諸の古民家再生の物件の監理の帰りに
前がまったく見えなくなりました

一方東京では桜が咲いたとか。
長野にも早く春が来てほしいものです

(k.f)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薪ストーブ

2009年03月05日 | 現場1~小諸の別荘 古民家再生

小諸の古民家再生の物件では
内装工事が進んでいます。
タイル工事がほぼ終了してきたところで
先日、待望の薪ストーブが設置されました。
薪ストーブの佇まいが、
背景の壁の大谷石と相まって
とても良い雰囲気になりました@

今回納入して頂いた薪ストーブ屋さんは
長野県茅野市のケンズメタルワークさん。
オリジナルのクッキングストーブを製作されています!
↓こちら@@

http://kens.oops.jp/

(k.f)

P1010670

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手作り

2009年01月23日 | 現場1~小諸の別荘 古民家再生

P1040582

今週で 小諸の古民家再生の現場の

大工工事がほぼ終了しました。

事務所に入所したころに基礎工事が始まった現場であり

一通りの工事工程を見てきましたが、

そこで感じたことは、家を作るということは

本当に手作りであるということ。

住宅を構成する素材ひとつひとつに

人の手が加えられ、一つ一つが

人の手によりあるべき場所に納められていく。

何を言いたいかと言いますと、、、

手作りなんです。

同じことを言っていますが。。。

あれだけの量の材料を人の手によって

納めていくんです。

機械化が進んだ現代においても

家を建てるということに関しては

昔と変わらず人の手によって作られるのです。

改めて考えると凄いことです。

何を購入するにしても

完成された商品を見ていることが多いわけで、

それらが作られる過程を見ることは少ないですよね。

機械化によって、一日に何万個と作られるようなものも

世の中にはたくさんありますが

家が作られていく過程を見ると

そのような商品とは全く別物だなとつくづく思います。

設計者、職人さん、お施主さん、

「全員」で一棟の家を作るんです。

私はそこに魅力を感じます。

(k.f)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見れちゃうんだ

2009年01月14日 | 現場1~小諸の別荘 古民家再生

只今、小諸市で古民家再生の工事を進めています。

その現場で昨年末、大工さんから、

「現場近くから、富士山見えたよ」

「3寸くらいは見えたなー」 と、謎の囁きがあり、

「またまたーー」と返していた私。。。

なんせ去年の夏から

現場に通っているのにも関わらず、

一度も気づくことがなかったのですから。

それがそれが昨日、

己が眼で確認してしまいました!!

P1130194

急にテンションがあがる私と、意外と冷静な社長。。

どうやら社長はすでに見たことがあったらしく

私だけ知らなかったようです。

もともと景色がいい土地で、

とても好きな現場なのですが

富士山までついているとあらば、

言うことありません!!

しかし、3寸って、、、たしかに!!

(k.f)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする