saeのブログ

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形骸化している最高裁裁判官国民審査

2012-12-16 | 世の中の出来事いろいろ
衆院選の投票に行ったら、最高裁判所裁判官国民審査もあることに気づいた、
という方もおられるでしょう。

ジャーナリストの江川紹子さんが、こんな記事を書いています。

●「最高裁裁判官の国民審査をどうする?

かなり詳しく書かれていますので、ここでは繰り返しません。

国民審査の記入方法は、
信任の場合は、「空欄」のまま、
罷免したい場合は、その裁判官の欄に「×」を記入する、という方法ですね。
「×」以外の内容が書かれていると、その用紙は、丸ごと無効になります。
この記入方法は、「最高裁判所裁判官国民審査法」に定められています。

検察官や裁判官といった法曹関係者といえども、人間ですから誤りもあるでしょう。
「冤罪」もありますね。
裁判官全員が信頼できるとは限りません。

医療の現場で「医療過誤」があれば、医師は責任を取らなければなりません。
教育の現場で「教育過誤」があれば、教師は責任を取らなければなりません。
しかし、司法の場で、冤罪などのような「司法過誤」があっても、
裁判官は責任を取らない・・。


いっそのこと、「信任したい裁判官に○、それ以外は空欄」という形にして、
一定数の「○」を獲得できなかった裁判官は罷免される、というのは、いかがでしょうか?。
そうなれば、最高裁の裁判官も「本気」になるでしょう・・。
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