尖閣上陸の日本人を、軽犯罪法違反に問うのでしょうか？

8/19(日)朝、尖閣諸島・魚釣島に、日本人10人が上陸しました。
「女性“専用”車両」や「図書館での女性専用席」問題でおなじみの、東京・荒川区のこちらの区議さんも、上陸したようです。

●「魚釣島に日本人１０人、一時上陸…船に戻る　（YOMIURI ONLINE（読売新聞））」

戦時中の疎開船遭難の洋上慰霊祭を行うという目的で、超党派の国会議員でつくる「日本の領土を守るため行動する議員連盟」の会員など150人が、8/18(土)夜、船で魚釣島沖に向かいました。その中の10人ですね。

沖縄県警や海上保安庁は、上陸したこの日本人10人について、魚釣島を管理する日本政府の許可を得ておらず、「軽犯罪法違反に当たる恐れあり」ということで、対応を検討しているそうです。

軽犯罪法・第１条
左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。
32　入ることを禁じた場所又は他人の田畑に正当な理由がなくて入った者

それなら、先日上陸した中国人も同じですね。
しかも、レンガまで投げているのに・・。

自国民には、とても厳しく、他国民には寛容なようです。

尖閣に上陸等した14人を強制送還

日本政府は、8/15に沖縄県の尖閣諸島・魚釣島に上陸等した中国の14人を、8/17、強制送還しました。

●「尖閣不法上陸の１４人、強制送還…刑事処分せず　（YOMIURI ONLINE（読売新聞））」

日本の対応は、本当にこれでいいのでしょうか？。

石破・元防衛相も言っていましたが、
「レンガを投げても傷害未遂には当たらず、船をぶつけても器物損壊には当たらないというのは、法治国家でも何でもない。」

そうですね。
ですので、例えば、
野田総理に向かってレンガを投げても、それが総理にもＳＰにもあたらず、
ケガ人も出ず、物も破損しなければ、何にも「お咎め（おとがめ）無し」、
ということでよろしいですね？、野田総理。

今後も、同様の事件は、起きるでしょう。
何をやっても、２日間ほど拘束されて、送還されるだけですから。