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saeのブログ

いろいろと書いていきます。

2011年も、まもなく終わります

2011-12-31 | 世の中の出来事いろいろ
2011年は、東日本大震災という、未曾有の災害に見舞われた年でした。
避難所でのプライバシーの確保や、不自由さの解消は、年齢・性別に関係なく、
どの被災者に対しても、等しく対応しなければならないこと(のはず)でした。
日本は、男女平等社会であるはずですのに、この未曾有の災害という場面に及んでも、
なお「女性の視点」から避難所運営を見直す・・というような報道も聞かれたりしました。(6/13の記事

列車の「女性専用車両」からの強制排除というのも、いくつも聞きました。
「性別が男性である」というだけで、安心して乗れないのも、おかしな話です。

来年は、日本は、一人一人の“人権”をきちんと尊重する社会になるでしょうか?・・。

今年このブログをご覧いただいたみなさま、コメントいただいたみなさま、ありがとうございました。
コメント (7)
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柔道金メダリストの内柴容疑者を起訴

2011-12-28 | 世の中の出来事いろいろ
東京地検は、柔道金メダリストの内柴容疑者を、準強姦罪で起訴しました。
●「内柴容疑者を起訴 柔道部員への準強姦罪で 東京地検(アサヒ・コム(朝日新聞))

ところで、「デヴィ夫人のブログ」というのを、最近知りましたが、こんな記事があります・・。
●「内柴選手を なぜ 逮捕する?  私は 彼の味方をする!」(デヴィ夫人オフィシャルブログ)

夫人は、この記事の中で、
「一方的に 男の方だけが 悪い というのは 合点がいきません。」
「女性の話だけを 鵜呑みにして よいのでしょうか?」

とお書きになっています。

(デヴィ夫人オフィシャルブログの、その他の記事)
●「がんばれ 内柴選手! 主張を 曲げずに 貫いて
●「熊本の 女子学生を 公平に 退学処分 (未成年飲酒) にしては。
●「熊本の 女子学生を 公平に 退学処分 (未成年飲酒) にしては。 その2

この「事件」については、「事実」がどうなのか、わかりませんので、何とも言えません。
もし、「犯罪事実」があるのなら、然るべき処罰があるべきでしょう。

内柴容疑者がこの女子学生(未成年)にお酒を勧めた、という話もあるようですが、
それは(もし事実なら)教育者としては当然ながら問題がありますね。
ただ、デヴィ夫人のブログ記事にもあるように、いくら未成年とはいえ、20才近くになれば、
行動の是非は自分で判断できるはず。
万一、お酒を勧められても、「飲まない」という選択肢はあったはず。
体育会系で、先輩や先生の言うことには、どんなことでも「従わなければ・・」という
空気でもあったのでしょうか?。
仮にあったとしても、では、「万引きをして来い」と言われたら、するのでしょうか?。

今回、「逮捕」「起訴」となりましたが、警察も検察も、意識が無くなるほど飲んでいた「被害者」の女子学生の言い分は十分に汲み、
意識があった男性「加害者」の主張は、却下する空気・・。

女子学生(未成年)の「飲酒」行為には、何の処分も無し?でしょうか?。
九州看護福祉大にお聞きしたいですね。
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日本政府の安全保障会議は、大丈夫?

2011-12-22 | 世の中の出来事いろいろ
北朝鮮の金正日総書記が死去したとの報道が、12/19(月)にありました。

日本政府は、19日午後1時から安全保障会議を開きましたが、時間はわずか10分間。
今後の対応を確認した程度だったようです。

●「北朝鮮情報の収集に全力…政府が安保会議 (YOMIURI ONLINE(読売新聞))

野田首相は、この日の正午過ぎからの、首相就任後初めての街頭演説に一旦は向かったものの、金総書記死去の報を聞いて、急きょ戻りましたね。

国が違えば情勢も違いますが、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は、
この日のすべてのスケジュールをキャンセルして対応にあたったそうです。

この日の午前10時台には、内閣情報調査室が首相秘書官室に、「正午から特別放送があること」や「過去の重大放送の一覧」を伝えていたとか。

●「金正日・北朝鮮総書記死去:特別放送前、官邸に死亡可能性伝える 野党、危機管理批判 (毎日.jp)

野田首相が街頭演説のために、官邸執務室を出たのは、午前11時59分。
もうあと数分待って、状況を確認してから出発の可否を判断すべきだったでしょう。

わずか10分間の安全保障会議。
きちんと事実確認や、情勢分析などをしていれば、それだけでも10分では終わらないはずですね・・。

国家公安委員長は、この会議を欠席。会議終了の1分後に、官邸に着いたそうです。

日本政府は、頼もしいです(苦笑)。
コメント (2)
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JR西日本が、男性客を強制排除しようと・・

2011-12-08 | 女性専用車両のこと
12/5(月)のことらしいです・・。

●「JR西も、JR東も、どうなっているのか?」(ドクター差別さんのブログ)
●「JR福知山線塚口駅にて 助役ら男性の腕を掴んで強制排除」(YouTube・音声のみ)

詳しくは、上のブログや録音で。

先日書いたように、折りしも、今週は「人権週間」ですのに、JR西日本は堂々と「人権侵害」です。
警察署の目の前で、ひったくりをするようなものです。
(人権週間でなくても、警察署の前でなくても、問題がある行為は問題ですが・・)

音声の中では、JR社員の言葉で、
「(移動しないと)列車止めますよ、よろしいですか。お客様の負担になりますよ。」
「(他の)お客様にご迷惑かけますけど、よろしいですか。」
「営業妨害ですよ。」
などというのがありましたが、これらは「脅し」に近いですね。
これを聞いて、「女性“専用”車両」が「任意協力」によるもの、と感じる方はいないでしょう。
どう見ても、「強制力」を感じます。

また、音声の中で、JR社員が「禁煙」の例を持ち出していますが、
「禁煙・喫煙」や「携帯電話の電源のオン・オフ」などと、「性別」の問題は、同列ではありません。

もし、今「タバコを吸っている」人が、「禁煙」の場所に留まりたい場合は、「タバコの火を消す」ということで、そこに留まることができます。
「タバコの火を消す」のは「行為」ですから、本人の意思で自由にできます。

しかし、「性別」は、(日常的なレベルでは)本人の意思で変えられるもの(行為)ではありません。
「火をつける・消す」「電源を入れる・切る」のように、容易にできる「行為」ではないのです。

もし、「女性“専用”車両」が本当に「女性“専用”」だと、
女性は、どの車両にも乗れるのに対して、
男性は、どうやっても、その車両には乗れず、女性より少ない数の車両にしか乗れない、
という、「性別」に基づく「処遇の違い(差別)」となってしまうのです。
コメント (4)
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12月4日(日)~10日(土)は、人権週間です

2011-12-05 | 世の中の出来事いろいろ
12月4日(日)~10日(土)は、人権週間です。

●「第63回人権週間 12月4日(日)~10日(土)」(法務省)

今年度の年間強調事項は、こちら
--------------------
平成23年度 啓発活動年間強調事項

(1) 「男性の人権を守ろう」
(2) 「子どもの人権を守ろう」
(3) 「高齢者を大切にする心を育てよう」
(4) 「障害のある人の完全参加と平等を実現しよう」
(5) 「差別をなくそう」
(6) 「アイヌの人々に対する理解を深めよう」
(7) 「外国人の人権を尊重しよう」
(8) 「HIV感染者やハンセン病患者等に対する偏見をなくそう」
(9) 「刑を終えて出所した人に対する偏見をなくそう」
(10) 「犯罪被害者とその家族の人権に配慮しよう」
(11) 「インターネットを悪用した人権侵害をやめよう」
(12) 「ホームレスに対する偏見をなくそう」
(13) 「性的指向を理由とする差別をなくそう」
(14) 「性同一性障害を理由とする差別をなくそう」
(15) 「北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう」
(16) 「人身取引をなくそう」
--------------------

「子ども」や「高齢者」「障害者」などをおさえて、1番目の項目が「男性」です。

ページの下の方には、各項目の「趣旨」が書かれています。
(7)の「外国人の人権」のところには、
「アパートやマンションへの入居拒否,公衆浴場での入浴拒否などの人権問題が発生しており・・」
という、商業サービスのシーンにおける差別の記載もあります。
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福井女子中学生殺害事件で、再審開始決定。しかし・・

2011-12-04 | 世の中の出来事いろいろ
1986年の福井女子中学生殺害事件で、懲役7年の刑に服したMさん(46)について、名古屋高裁金沢支部は、
「有罪の決め手となった関係者の証言には疑問があり、犯人であることを示す証拠はない」
として、再審開始を決定しました。

86年の福井女子中学生殺害、再審決定 名古屋高裁支部(アサヒ・コム(朝日新聞))

検察側が、裁判所の勧告を受けて、今回の再審請求審で初めて開示した証拠は、遺体の解剖写真など、99点もあったとか。

関係者の証言が二転三転するとか、遺体の傷の状況、Mさんの車の中の血痕が被害者のものと一致しない、など、報道で知る限り、Mさんが犯人であるという印象はないですね。

この再審開始決定に対して、検察は、異議申し立てをする方向で検討をしているようです。

福井事件再審決定、検察側が異議申し立てへ(アサヒ・コム(朝日新聞))

検察は、昨年の郵便不正事件で無罪が確定したMさん(厚労省元局長)の事案をお忘れなのでしょうか。

被害者のご遺族の立場から見ても、「誰でもいいから(犯人として)処罰されればいい」ということではないはずです。
「真犯人」がきちんと裁かれなければ、亡くなった被害者も浮かばれないでしょう。

犯行の事実を客観的に検証し、「真犯人」に然るべき刑罰を与えるなら、検察や裁判所に対する信頼は揺るがないでしょう。
現状は、違うようです。
(検察官や裁判官の「全員」に問題があるわけではありませんが・・)

今回も、果たして、検察は、客観的事実や証拠に基づいて、対応を考えるでしょうか?。
それとも、「初めに有罪ありき」で、何としても(検察が)勝ちたい、と
「意地」や「メンツ」にこだわって、異議申し立てをするのでしょうか?。

検察の異議申し立ての最終決定は、12/5(月)だそうです。

医師が手術の仕方を誤れば、「医療過誤」として、医師の責任が問われますね。
検察官や裁判官が、人の一生を左右するような「ミス」をしても、なぜ、責任が問われないのでしょうか?。

今回の件で、検察の異議申し立てが妥当かどうか、素人でもわかりそうです。
これ以上、検察が恥をかかないことを望みます。


(12/5(月))
今日、名古屋高検金沢支部は、やはり、異議を申し立てたようです。
検察が異議申し立て=女子中生殺害再審―名古屋高検支部(アサヒ・コム(朝日新聞))

新証拠が出ても「有罪が揺るがない」、という自信が検察側にあるのなら、
再審を「受けて立つ」ということでもいいのではないでしょうか。
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