saeのブログ

いろいろと書いていきます。

JR西日本が、男性客を強制排除しようと・・

2011-12-08 | 女性専用車両のこと
12/5(月)のことらしいです・・。

●「JR西も、JR東も、どうなっているのか?」(ドクター差別さんのブログ)
●「JR福知山線塚口駅にて 助役ら男性の腕を掴んで強制排除」(YouTube・音声のみ)

詳しくは、上のブログや録音で。

先日書いたように、折りしも、今週は「人権週間」ですのに、JR西日本は堂々と「人権侵害」です。
警察署の目の前で、ひったくりをするようなものです。
(人権週間でなくても、警察署の前でなくても、問題がある行為は問題ですが・・)

音声の中では、JR社員の言葉で、
「(移動しないと)列車止めますよ、よろしいですか。お客様の負担になりますよ。」
「(他の)お客様にご迷惑かけますけど、よろしいですか。」
「営業妨害ですよ。」
などというのがありましたが、これらは「脅し」に近いですね。
これを聞いて、「女性“専用”車両」が「任意協力」によるもの、と感じる方はいないでしょう。
どう見ても、「強制力」を感じます。

また、音声の中で、JR社員が「禁煙」の例を持ち出していますが、
「禁煙・喫煙」や「携帯電話の電源のオン・オフ」などと、「性別」の問題は、同列ではありません。

もし、今「タバコを吸っている」人が、「禁煙」の場所に留まりたい場合は、「タバコの火を消す」ということで、そこに留まることができます。
「タバコの火を消す」のは「行為」ですから、本人の意思で自由にできます。

しかし、「性別」は、(日常的なレベルでは)本人の意思で変えられるもの(行為)ではありません。
「火をつける・消す」「電源を入れる・切る」のように、容易にできる「行為」ではないのです。

もし、「女性“専用”車両」が本当に「女性“専用”」だと、
女性は、どの車両にも乗れるのに対して、
男性は、どうやっても、その車両には乗れず、女性より少ない数の車両にしか乗れない、
という、「性別」に基づく「処遇の違い(差別)」となってしまうのです。
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「痴漢撲滅キャンペーン」・・10月24日(月)~関東の鉄道で

2011-10-20 | 女性専用車両のこと
関東地方の鉄道会社や警察が共同で、10/24(月)~11/4(金)まで、
「痴漢撲滅キャンペーン」を実施するそうです。

痴漢撲滅キャンペーンの実施について(JR東日本ホームページ、PDFファイル)

このPDFファイルでは、女性専用車両のことには、触れられておりません。
女性“専用”車両は、(表向きには)痴漢対策としての意味も含めて導入されているはずですが、
キャンペーンの案内では、その車両の「目的」に触れておりません。

もっとも、女性“専用”車両は任意協力の一般車両にすぎず、他の車両と全く同じですが・・。
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寝台特急あけぼの「レディースゴロンとシート」は、ルール上、誰でも乗れます

2011-04-25 | 女性専用車両のこと
4/22(金)夜に、寝台特急あけぼの「レディースゴロンとシート」に、ルール上、何の問題もなく、一般男性が乗車いたしました。
今年の2/15(火)には、この車両の指定券を持って乗ろうとした一般男性を排除した(乗車させなかった)という人権侵害事案がありました(2/17の記事など)
今回は、乗車できていたようです。ただし、この際、JRから「お願い」と称する執拗な声掛けがあったり、
恫喝するような態度に出たJR社員もいたようです。

●「寝台特急あけぼのに任意確認乗車 ①」(YouTube・音声のみ)

●「寝台特急あけぼのに任意確認乗車 ②」(YouTube・音声のみ)

●「寝台特急あけぼのに任意確認乗車 ③」(YouTube・音声のみ)

●「「あけぼの」送り出して「YKK」の勝ち その1」(YouTube・音声のみ)

●「「あけぼの」送り出して「YKK」の勝ち その2」(YouTube・音声のみ)

一見すると、「女性“専用”」の車両に男性が乗ることはおかしい、“男子禁制”ではないか、
と思われがちですが、よくお考えいただければ、おわかりかと思います。
「あけぼの」は8両編成で、1号車が「レディースゴロンとシート」です。
女性と男性とで、乗車条件が同じなら問題ありませんが、
「レディースゴロンとシート」が、もし本当に「女性“専用”」だとすると、
女性は1~8号車のどこでも乗れるのに対して、男性は、1号車を除く7両にしか乗れない、
という、「性別」だけに基づく差(差別)が生じてしまいます。

このところ、福島原発事故の放射能漏れのために、何の罪もない福島県民が、
宿泊を拒否されたり、給油を拒否されたり、という例があるそうですが、
もし、「福島県民だけが乗れない車両」があったら、おかしいでしょう?。
(そんな列車はありません)

「強制ではないけれど、福島県民には、この車両に乗ってほしくない(乗せない)」
と言ったら、福島県民への差別になります。
「福島県民」を「男性」に置き換えたら、おわかりかと思います。
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女性専用車両拡大を提言・・警察庁の有識者研究会

2011-03-10 | 女性専用車両のこと
警察庁の、痴漢対策の有識者研究会が、3/10(木)、女性専用車両拡大などを提言したそうです。
この提言を受けて、警察庁は、JR各社と日本民営鉄道協会に、女性専用車両の拡大を申し入れたそうです。

女性専用車両拡大を提言=痴漢対策の有識者研究会-警察庁(時事ドットコム)

電車内の痴漢防止に係る研究会の報告書(警察庁ホームページ、PDFファイル)

提言の概要は、次の通り。

(1)警察への提言
  ①取締りと警戒の強化
  ②被害者が助けを求めやすく、被害届を出しやすい環境の整備
  ③適正捜査の推進
(2)鉄道事業者への提言
  ①駅構内等の警戒と電車内のアナウンスの継続
  ②女性専用車両拡大に向けての検討
  ③電車内防犯カメラ設置の検討
  ④電車内の痴漢多発箇所へのポスター等掲示の効果の検討
(3)職場・学校等への提言
  ①時差出勤・自宅勤務等への配慮
  ②被害を届け出た場合、被害を目撃等して協力した場合への配慮
  ③痴漢被害を発生させないための研修の実施

失礼ながら、文言だけ見れば、素人でも考えつきそうなものばかりではないでしょうか・・。

そして、下線部。
「女性“専用”車両」は、任意協力によるもので、誰でも乗れますが、
もし、本当に“専用”だった場合でも、他の一般車両には、
女性、男性ともに乗るわけですから、痴漢犯罪や、痴漢冤罪は減りません。
(変な書き方ですが、一般車両でいくらでも痴漢はできるのですから、
 痴漢をする不心得者にとっては、何も困らないでしょう・・)

他の一般車両で被害に遭う人を踏み台に(犠牲に)して、
その「女性“専用”車両」の中の乗客が守られているだけの、
「自分さえ良ければ」という車両(犯罪対策・・にもなっていない)です。

医者が患者への処方箋を間違えるようだと、「やぶ医者」と言われますね。
風邪をひいた患者に、胃腸薬を処方しても治らないでしょう。
(痴漢犯罪に効果のない)「女性“専用”車両」の拡大を、というのは、
「やぶ医者」が書いた処方箋と同じ。
こんな、失笑ものの提言をまとめた研究会のメンバー8名は、次の方々。

山本  功  淑徳大学コミュニティ政策学部准教授
塗師 純子  弁護士
渡利 千春  東日本旅客鉄道株式会社総務部次長
内山 裕道  東京都交通局電車部営業課長
伊吹 昌祐  東急車輌製造株式会社車両事業部開発企画部主任技師
砂川 俊哉  警察庁生活安全局生活安全企画課長
青山 彩子  警視庁生活安全局生活安全総務課長

しかし、「警察への提言」や「鉄道事業者への提言」をするメンバーに、
その警察や鉄道の関係者が多数含まれているのは、理解できませんね。
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「女性専用車両」に乗れる「女性」の定義を明言せず・・JR東日本

2011-02-21 | 女性専用車両のこと
通勤列車などの「女性“専用”車両」は、任意協力によるもので「誰でも乗れる」
ということは、すでに知られていることですが、
では、
寝台特急などの「女性“専用”車両(「あけぼの」の「レディースゴロンとシート」など)」が、
もし本当に「女性“専用”」だと仮定して、
「乗車できる「女性」」は、どんな「女性」でしょうか?。

JR東日本に尋ねてみた人の話では、
JRは、「どんな人が乗れるか」を明言しなかったそうです。
「戸籍」の場合はどうか、を尋ねても、それでも、明言しなかったそうです。

では、一体、いつ、どうやって、「乗車できる「女性」」を判別するのでしょうか?。
「外見だけ」で判断するのでしょうか?。それはとても危険なことですね。

いろいろな方がおられますので、
「どう見ても男性にしか見えない外見(髪型、服装、体型、声も低い、など)の女性」が、
例えば「レディースゴロンとシート」に乗っていたら、
車掌などから声掛けを受けるのでしょうか?(その車両の指定券を持っていても)。
「声も低いし、どう見ても男性だ」と疑われた「女性」は、
2/15(火)の「あけぼの」のように、「8号車へご案内します」などと言われるのでしょうか?。
失礼極まりないことです。
これでは、「安心して乗車」することもできませんね・・。

また、この2/15(火)のように、ホームに多数のJR職員が出て、一般乗客の前に
「人間バリケード」を作るなど、論外です。

そもそも、乗車に際して、「「(対象となる)性別」を確認する」ということ自体が、無理なのです。
対象者の判別が不可能ですから、もともと、厳密な形での「女性“専用”車両」の運行など、
できないですね・・。
(これは、一般の商業サービスの、「レディースデー」「メンズデー」「女性限定」・・
 などでも、同じことが言えるのではないでしょうか。)

「深夜時間帯に運行する、夜行列車だから・・(安全やプライバシー確保が必要)」
ということなら、
性別などに関係なく、どの乗客にも、安全やプライバシーが確保されるような
車内設備や防犯態勢を工夫するのが、鉄道会社の努めではないでしょうか?。

同じ運賃・料金を払っていれば、等しく乗車でき、「安心して」目的地まで行きたい、
と、誰でも願っているのです。
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一般男性強制排除の音声・・寝台特急あけぼの「レディースゴロンとシート」

2011-02-17 | 女性専用車両のこと
JR東日本が、2/15(火)夜、寝台特急あけぼの「レディースゴロンとシート」の指定券を持っている一般男性を、車両に乗車させなかった(強制排除した)時の音声です。

●「寝台特急あけぼの ①」(YouTube・音声のみ)

●「寝台特急あけぼの ②」(YouTube・音声のみ)

●「寝台特急あけぼの ③」(YouTube・音声のみ)

●「寝台特急あけぼの ④」(YouTube・音声のみ)

JR側は、男性乗客を、ビデオ撮影までしていたようです。
最後には、JR職員のせいで、男性乗客の切符が破損したシーンもあります。


JR東日本ご意見承りセンター
電話番号 050-2016-1651  9:00~18:00(年末年始を除く)

国土交通省
代表電話番号 03-5253-8111


ところで、もし本当に「女性“専用”」だとしたら、乗車できる「女性」の定義は
何でしょうか?。
戸籍上の「女性」のみでしょうか?。
戸籍は「男性」で、実生活上では「女性」の人はどうなりますか?。
戸籍は「女性」で、実生活上では「男性」の人は?・・等々。
また、その「性別」を、どこでどのように確認するのでしょうか?。
JRにお聞きしたいですね・・。
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寝台特急あけぼの「レディースゴロンとシート」から、一般男性が強制排除されたようです

2011-02-16 | 女性専用車両のこと
2/15(火)夜、JR上野駅でのことだそうです。
ちょっと信じられないことですね。

JR東日本は、性別が「男性」という理由だけで乗れない車両(レディースゴロンとシート(女性専用車両))を設けておいて、
実際に乗ろうとした何の罪もない男性(もちろん、その車両の指定券は所持していた)を、
「男性」という理由だけで強制排除したようです。

この夜の上野駅ホームには、JR職員や私服警察官まで、多数がいたそうです。

詳しくは、乗車を拒絶された方ご自身から、ブログなどでの情報発信があるかと思いますが・・。

「安心して乗車したい」のは、老若男女どの乗客にも共通の願いではないでしょうか。
ところが、これでは、所定の切符類を持っていても、ただ乗るだけでも、「安心」どころか
「恐怖」を覚えるような状況ですね。

JR東日本ご意見承りセンター
電話番号 050-2016-1651  9:00~18:00(年末年始を除く)

国土交通省
代表電話番号 03-5253-8111

(関連記事)
特急などの“女性専用”指定席について」(2011/1/20)
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特急などの“女性専用”指定席について

2011-01-20 | 女性専用車両のこと
このブログにも時々コメントいただいているN.K.さんたちが、
寝台特急「あけぼの」のレディース用シートの指定券の購入に行かれたそうです。

●「寝台特急「あけぼの」の1号車の指定券を購入!」(N.K.さんのブログ)

●「【検証】 「男性」は、寝台特急などの「女性専用車」の乗車券を購入できるのか!?
 (マスターさんのブログ)


駅の窓口では、いろいろとやりとりはあったようですが、結局、購入した、とのこと。
駅員の話では、「(男性は)購入はできるが、乗車はできない」などの説明もあったようです。

普通列車の「女性“専用”車両」は、任意協力によるものですので、誰でも乗れるのですが、
このような特急などの「指定券(特急券)」の発券が絡むと、事情が複雑です。
(本来は、「複雑」ではおかしいのです)

前述のN.K.さんたちのように、まず直面するのが、指定券を「売る、売らない」という点。

女性が窓口に行けば、すべての車両の指定券を購入できる
男性が行けば、レディース用の指定券は購入できない(ことがある)


普通列車であれ、特急であれ、寝台車であれ、公共交通機関ですから、
性別などの「本人に固有の属性」によって、発券する・しない、乗れる・乗れない、
という違いがあってはなりません。

前述の皆さんは、いずれ、寝台特急「あけぼの」のレディース用シートに乗車するとのことです。
有意義な取り組みだと思います。
もし、性別を理由に強制排除されたなら、裁判ざたになってもおかしくない事例になると思います。

航空機の搭乗券は記名式ですが、列車の指定券・乗車券などは無記名ですから、
「その券を持っている乗客」に乗車する権利があります。
ですので、もし、同じ指定券などを、
女性が持っていれば、そのまま乗れる
男性が持っていれば、移動や降車を促される

という事態があったら、これは性別のみを理由にした対応ですので、問題です。
旅客運送約款にも、レディース用シートや、ましてや「女性“専用”車両」の
規定は無いはずです(調べておりませんので、不確かです)。
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「女性専用車両」の男性客への「声掛け」は不要ではないでしょうか

2010-11-27 | 女性専用車両のこと
ドクター差別さんのブログ「差別ネットワーク」の11/27(土)の記事、
街頭演説&乗車会」を拝見しました。

昨日(11/26(金))、新宿駅近くでの街宣後、京王線の「女性専用車」に乗車された、とのこと。

上の記事中にも、その乗車中の様子について、YouTube(音声のみ)へのリンクがありますが、
●「女性専用車 ドクター差別 京王線漫遊記 その1
●「女性専用車 ドクター差別 京王線漫遊記 その2

録音で聞く限り、ただ乗車しているだけの男性客に「ここは女性専用車ですよ」と
声掛けしている女性客の印象は、あまりよろしくないですね。
中には、ご自身(女性客)が「女性専用車」に乗る理由を、「オヤジがいないから」
と堂々とおっしゃる方もおられました。これには驚きました。

一応、鉄道会社は、「女性専用車両」の「導入目的」は「犯罪(痴漢)対策」と
しているわけですが(注1)
「オヤジ臭くない」「オヤジと一緒に乗りたくない」から乗っている女性が多いのも、
ご存じの通りです。

(注1)
「女性専用車両」を導入しても、他の一般車両には、女性、男性が共に乗りますので、
列車全体、路線全体としては、「痴漢対策」にも、「痴漢冤罪対策」にもなっていません。
どうして「痴漢」や「痴漢冤罪」が減るでしょうか?。
警察や鉄道会社からは、「女性専用車両」導入による痴漢件数の推移などの具体的な内容の
報道発表は、あまりありません。


列車は公共交通機関ですから、「オヤジと一緒に乗りたくない」というのは、もはや、
「わがまま」としかいいようがないのでは、ないでしょうか。
同じ発想に立つなら、新幹線でも、飛行機でも、道路を歩く時でも、
「オヤジと同じ場所はイヤ!」という主張が、まかり通ってしまいます。

上の録音を聞けば聞くほど、女性客の発言が恥ずかしく思えてきます。
このような「わがまま」な女性ばかりではないわけですが、
女性全体の印象を悪くするだけだと思います。

もっとも、一番問題なのは、
「「女性専用車両」は乗客の任意協力で実施している」という「本当のこと」を
きちんと乗客に周知せず、あたかも「一般男性は乗れない(乗りにくい)」ような
運用をしている鉄道会社ですが・・。
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JR西日本が、「女性専用車両」を終日に拡大、土日祝日も

2010-11-17 | 女性専用車両のこと
JR西日本は、今日、大阪環状線など京阪神エリアで、現在平日朝夕に実施している、
「女性専用車両」を、来年4月をメドに、
土日祝日を含む毎日
始発から終電まで実施する
と発表したそうです。

JR西は、
「痴漢行為が、ラッシュ時以外や土日でも、同程度発生していることが、
 社内調査で分かったので、拡大を決めた。」
としています。

「JR埼京線のような防犯カメラも検討したが、現時点では効果がはっきりしない。」
とのことで、カメラ設置は見送るとのことです。

疑問点はたくさんありますが・・。

●「ラッシュ時以外や土日でも、同程度発生している」

ということは、昼間などの空いている時間でも、ラッシュ時と同じくらい
痴漢が発生する
ほど、治安が悪い、ということでしょうか?。

●「社内調査で分かった」

どんな社内調査でしょうか?。警察が把握した痴漢行為ではないのですね?。
この「社内調査」の詳細は、公表されるのでしょうか?、
それとも、隠蔽(いんぺい)するのでしょうか?。

●「防犯カメラの効果がはっきりしない」

埼京線では、カメラ設置によって、痴漢が減ったとの報道もありますが・・。

●(JR西では2002年度から導入された)「女性専用車両」によって、
 痴漢件数は、どのように変化したのか(車両導入の効果はあったのか)、
 検証したのでしょうか?。その変化の内容は公表されているでしょうか?。


乗客は、女性客と男性客の両方がいるわけです。
「(任意協力である)女性専用車両」を拡大しても、混乱を招くだけです。

もし、「女性専用車両」が、本当に「女性専用」だとしても、
他の車両には、女性、男性が共に乗りますので、そこが混雑している限り、
「痴漢犯罪」も「痴漢冤罪」も、今と何も変わらないでしょう。

来年からは、全曜日、全時間帯での「女性専用車両」の実施、
ということになりますが、これで、痴漢犯罪が減らなかったら、
JR西は、どう答えるのでしょうか。
(効果がないことは、目に見えていますのに・・。)


JR西日本へのご意見・ご要望は、こちらへ。

●JR西日本お客様センター(6時~23時、年中無休)
電話番号
0570-00-2486(固定電話からは市内通話料金で利用可能)
078-382-8686
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「男性排除常習犯」の女性、摘発される・・東急東横線の女性専用車で

2010-08-06 | 女性専用車両のこと
昨日(8/5(木))夜、東急東横線の女性専用車で、また一騒ぎあったようです。

●「ついに現れた!男性排除常習犯!!」(N.K.さんのブログ)
●「ついに「男性排除常習犯」を逮捕!」(ドクター差別さんのブログ)

●「08・05・2010現行犯逮捕」(YouTube・音声のみ)

詳しくは、上のブログや録音で。

東急東横線で、「女性“専用”車」から男性を常習的に排除している女性が
いるとのこと。
その女性に、N.K.さんやドクター差別さんらが、昨夜、偶然遭遇。

やり取りの最中に、「その女性がN.K.さんの腕を叩いた」そうです。
これは、十分「暴行罪」が成立する行為。
それで、駅員を呼び、警察まで行くことになったようです。

録音を聞くと、駅員の対応も、疑問を感じざるをえないですね。
「暴行犯」を現行犯で取り押さえたN.K.さんたちの言い分をよく聞かずに、
「(私たちは)犯罪者と判断できませんから・・」などと言っていました。

それなら、痴漢を取り押さえた時でも、駅員は「(自分は)見ていないので・・」と
言うのでしょうか?。
痴漢の場合には、有無を言わさず、「痴漢(と名指しされた人)」を連行するなり、
身柄を確保しますね。おかしいですね、駅員の対応は・・。
「男性排除常習犯」の女性が「善良な市民」で、暴行容疑で取り押さえた人が「悪人」の
ような印象になっていますね。


「女性“専用”車」は、乗客の「任意の協力」で成り立っているものですが、
鉄道会社によっては、それを必ずしも十分には周知していません。
そして、その「任意性」を知りながら、上記のように「排除」を
しようとする乗客もいます。

今の日本の憲法・法律の下では、同じ運賃を払っている乗客を
性別だけで排除することはできないのです。
ですので、厳密な意味での「女性“専用”車」のような「専用車両」は、
日本では、作れないのです・・。
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東急東横線の「女性専用車」で、また男性客が不快な思いを・・

2010-07-16 | 女性専用車両のこと
ドクター差別さんのブログ「差別ネットワーク」の記事、
なぜ任意と言わないのか?」を拝見しました。

ドクター差別さんら、複数の男性が、昨日(7/15(木))、東急東横線の
「女性専用車」に乗車していたら、女性客から「女性“専用”ですから・・」などと
声掛けをされた、等々。

駅員も、例によって、「「女性“専用”車」は乗客の任意の協力で成り立っている」
という説明は、(その場の一般客へは)明確には説明しなかったようです。

もし、一般客に、きちんと「任意性」が周知されていれば、
一般客の中で、男性客に余計な声掛けする人は少ないはずですが・・。


だいたい、このような時は、駅員や車掌の矛先(ほこさき)は、
余計な声掛けをした女性客でなく、男性客の方に向きますね。
おかしいですね・・あくまで「任意協力」の車両で誰が乗っても
構わないですのに・・。

記事中には、録音(You Tubeへのリンク)も4件ありますので、
皆さん、お聞きになるといいでしょう。

普通に乗っているだけの乗客どうしが、
このように口論になるなんて・・おかしいですね。

今の日本の憲法・法律の下では、同じ運賃を払っている乗客を
性別だけで排除することはできないのです。
ですので、厳密な意味での「女性“専用”車」のような「専用車両」は、
日本では、作れないのです・・。
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「女性専用車」(東横線)で大騒ぎだったそうです

2010-06-18 | 女性専用車両のこと
ドクター差別さんのブログ「差別ネットワーク」の記事、
東横線で大騒ぎ PART1」と「東横線で大騒ぎ PART2」を拝見しました。

詳しくは、上の記事をお読みいただければよろしいのですが、
何でも、昨夜(6/17)、東横線の「女性“専用”車」に、
「任意確認乗車」(=乗車の任意性が担保されているかの確認のための乗車)
として、渋谷駅から乗車した途端に、駅員から「声掛け」をされた、とか・・。

(注) おとといの記事でも書きましたが、
「女性“専用”車」は、乗客の任意の協力で成り立っているものですので、
一般男性でも、どなたでも(年齢、性別、障害の有無等に一切関係なく)乗車できます。
乗らないか、乗るか(協力するか、しないか)は、個々人の判断です。
(「協力」は「強制」ではありませんので・・)
鉄道会社が、その事を、必ずしも十分に周知していませんので、
「専用」との誤解をされる方も多くいらっしゃるようです。



その「声掛け」を契機に、車内の一部の女性たちが騒ぎ出した、とのこと。
特に、ある1人の外国人女性の行動がひどかったようで、
「降りろコール(降りろ拍手)」が車内に起こったそうです。

「本当のこと(=誰でも乗れる)」を女性たちに説明しても、
ドクター差別さんらを、降ろそうとし(強制排除しようとし)
逆に、その女性(外国人)が、駅員の手で車両から降ろされることは
なかった
そうです。

ひどいですね。
乗れる車両に、ただ、乗っているだけで、
「降りろ拍手」や「強制排除」なんて・・。

これも、鉄道会社が、「本当の乗車条件(=上記の通り。誰でも乗車できること。)」を
一般のお客さんにきちんと周知していないために起こることです。


先の女性のお客さんたちも、この「本当の乗車条件」を
知らされていなかったのでしょうね。
鉄道会社の責任は大きいです・・。
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女性専用車両は、誰でも乗れます。

2010-06-16 | 女性専用車両のこと
「女性専用車両」というと、乗車できるのは「女性のみ」
と思っていませんか?。
「専用」という言葉が使われていれば、そう思ってしまいますね。

実際は、
「女性“専用”車両」は、乗客の任意の協力で成り立っているものですので、
一般男性でも、どなたでも(年齢、性別、障害の有無等に一切関係なく)
乗車できます・・

乗らないか、乗るか(協力するか、しないか)は、個々人の判断です。
(「協力」を「強制」することはできませんので・・)

鉄道会社が、その事を、必ずしも十分に周知していませんので、
「専用」との誤解をされる方も多くいらっしゃるようですね。

本当は、どなたが、いつ、どの車両に乗車されても、何も差し支えありません・・


男性のみなさん、
「女性“専用”車両」に乗っても、何も問題ありません。
どの車両に乗るか、は全く自由です。
乗った車両がどこであっても、どうぞ安心してご乗車下さい。


女性のみなさん、
「女性“専用”車両」に一般男性が乗っていても、
「乗れるから乗っていて構わない」ので、
無理に排除しようなどと、なさらないで下さい。
強制排除すると、最悪の場合、「強要罪」に問われます。
執拗に退去を求める行為も、軽犯罪法や、各都道府県条例に触れる場合も
ありますので、ご注意下さい。

メモ JR 地下鉄 札幌 東京 横浜 名古屋 大阪 神戸 京王 都営 メトロ 東葉 東武 西武 京成 小田急 東急 つくばエクスプレス りんかい線 相模鉄道 京急 阪急 京阪 阪神 近鉄 南海 ワールドカップ サッカー 日本
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JR京浜東北線の女性専用車両のこと

2010-05-17 | 女性専用車両のこと
JR京浜東北線に限った話ではありませんが、
「女性専用車両」という車両が増えてきています。

端的に言えば、「女性専用」であれ「男性専用」であれ、
一方の性別のみを優遇するのは、憲法14条の「法の下の平等」
に反し、性差別です。

JRでは、「お客様に安心してご乗車いただく目的で」
と言っていますが、意味がハッキリしません。
「女性専用スペースの確保」=「安心乗車」なのでしょうか?
この「安心」とは、どんな意味でしょうか?

それと、JRは、「お客様に・・」と言っているのですから、
これは「(年齢性別などを問わず、全ての)お客様に・・」という意味なのでしょう。
それがなぜ、「女性専用」となるのでしょうか?

あと、ここで言う「性別」は「戸籍上」の性別でしょうか?、
それとも「生活上」の性別でしょうか?。
(両者が一致しない方も、おられます。)

また、この「女性専用車両」には、
「小学生以下の男の子、お体の不自由なお客様とその介助者の男性
にもご乗車いただけます」
とのことですが、JRお客様相談室に問い合わせると、
「これら以外の一般男性の乗車は、禁止ではない(強制ではなく任意)」との回答です。
(当たり前です。強制すれば性差別です。)

この「女性専用車両」に乗る女性のお客さん、また、男性のお客さんも、
「『女性専用』なのだから、男性が乗ってはいけない」
と思っている方も多いようで、
ブログなどでも、「女性専用車両に男性が乗ってきた・・」
「うっかり、女性専用車両に乗ってしまった」
などと書いている方も、おられます。

これらは、JR側が、「女性“専用”車両」と称し、
その取り扱い(が本当のところはどうなのか=誰でも乗車できること、
   乗客の任意の協力によって成り立っていること)を、
きちんとお客さんに周知していないことが原因で起きることです。

というより、そもそも、この「女性専用車両」を設けたこと自体が
問題(性差別)です。
(先ほども書きましたが、仮に「男性専用車両」のみを設けても、性差別です。)

実は、鉄道営業法(旧憲法下で成立した法律)の第34条には、
「婦人車両」の規定や男性が立ち入った時の罰則もあるのですが、
一方で、現行憲法には、

【第14条】(先ほども触れましたが)
「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、
社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、
差別されない。」

【第98条】
「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、
詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。」

という規定がありますので、
「憲法に反する法律(や条文)は効力を持たない」
のです。
従って、鉄道営業法第34条の「婦人車両」の規定を適用するのは無理があります。

JRほか、鉄道会社は、早くこの「女性専用車両」をやめていただきたいですね。

世の中は、男性のみで成り立っているわけでもなく、
女性のみで成り立っているわけでもなく、
複数の性が混在して、成り立っています。

お客さんが、いつ、どの車両に乗っても、「安心して」乗車できるように
するのが、鉄道会社の努めではないでしょうか。
コメント (2)
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