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「女性専用車両」に乗れる「女性」の定義を明言せず・・JR東日本

2011-02-21 | 女性専用車両のこと
通勤列車などの「女性“専用”車両」は、任意協力によるもので「誰でも乗れる」
ということは、すでに知られていることですが、
では、
寝台特急などの「女性“専用”車両(「あけぼの」の「レディースゴロンとシート」など)」が、
もし本当に「女性“専用”」だと仮定して、
「乗車できる「女性」」は、どんな「女性」でしょうか?。

JR東日本に尋ねてみた人の話では、
JRは、「どんな人が乗れるか」を明言しなかったそうです。
「戸籍」の場合はどうか、を尋ねても、それでも、明言しなかったそうです。

では、一体、いつ、どうやって、「乗車できる「女性」」を判別するのでしょうか?。
「外見だけ」で判断するのでしょうか?。それはとても危険なことですね。

いろいろな方がおられますので、
「どう見ても男性にしか見えない外見(髪型、服装、体型、声も低い、など)の女性」が、
例えば「レディースゴロンとシート」に乗っていたら、
車掌などから声掛けを受けるのでしょうか?(その車両の指定券を持っていても)。
「声も低いし、どう見ても男性だ」と疑われた「女性」は、
2/15(火)の「あけぼの」のように、「8号車へご案内します」などと言われるのでしょうか?。
失礼極まりないことです。
これでは、「安心して乗車」することもできませんね・・。

また、この2/15(火)のように、ホームに多数のJR職員が出て、一般乗客の前に
「人間バリケード」を作るなど、論外です。

そもそも、乗車に際して、「「(対象となる)性別」を確認する」ということ自体が、無理なのです。
対象者の判別が不可能ですから、もともと、厳密な形での「女性“専用”車両」の運行など、
できないですね・・。
(これは、一般の商業サービスの、「レディースデー」「メンズデー」「女性限定」・・
 などでも、同じことが言えるのではないでしょうか。)

「深夜時間帯に運行する、夜行列車だから・・(安全やプライバシー確保が必要)」
ということなら、
性別などに関係なく、どの乗客にも、安全やプライバシーが確保されるような
車内設備や防犯態勢を工夫するのが、鉄道会社の努めではないでしょうか?。

同じ運賃・料金を払っていれば、等しく乗車でき、「安心して」目的地まで行きたい、
と、誰でも願っているのです。
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3 コメント

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寝台列車 (ドクター差別)
2011-02-23 01:43:23
本当に、男性が嫌なら、個室に乗ればいい、と思いますね、寝台列車にはあるのですから。

料金がかかる? それくらい、自己負担するのは当然ですよね?
返信する
自己負担すべきでは? (ドクター差別)
2011-02-23 01:45:50
そんなに男性と乗るのが嫌なら、個室に乗ればいい、と思いますよ、寝台列車にはあるそうですから。

料金がかかる? そのくらい、自己負担して当然ですよね、わがままなんですから。
返信する
ご返事(ドクター差別さんへ) (sae)
2011-02-24 22:26:37
>ドクター差別さん

特急や寝台列車の、「女性“専用”車両(席)」の場合は、
「最初からそこを希望している場合」と「窓口で、そこを勧められて、選んだ場合」
などがあると思います。
「男性を避けたい」というワガママな人は、前者のような選択をするでしょうね・・。

お書きのように、個室寝台もありますので、本当にプライバシーを確保したいのなら、
お金がかかっても、そちらを選んでいただくのが筋でしょうね。

「ゴロンとシート」は、安価らしいのですが、この車両に乗りたいときに、
「女性」は、1号車と8号車のどちらでも選べるのに、「男性」は8号車しか選べない、
というのは、差別に他なりませんね。
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