Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてやっと自由を手にしてから、海外を旅行し、合唱を歌い、オペラやコンサートに通っています。

【prologue】このブログ、或いは人生のリスト

2100-01-01 06:25:45 | Information of my blog
トルコに旅行に行ったとき聞いた、カッパドキアで気球に乗るのは世界でやりたい100のことに入ってる云々というのを思い出してネットで検索。ロバート・ハリス著 「人生の100 のリスト」が由来だと知りました。この本はこんな書き出しから始まっているそうです。  「人生のリストを書くことは、自分のやりたいことを明確にすることだった。ぼくはこれから一体、どんな人生を歩んでいけばいいのだろう。19歳 . . . 本文を読む

女声合唱団「和奏」と人間国宝「志村ふくみ」さんのこと

2024-05-22 21:33:00 | Concert
夏祭クラシックの歌とも長坂順子さんが参加している女声合唱団「和奏」のコンサート(5/24 豊洲シビックセンター)にお誘いを受けていて。人間国宝「志村ふくみ」さんの詩による合唱曲を、佐藤岳昌氏に作曲委嘱した作品がメインと聞いて、すごいなと思い。またコンサートに先立ち、志村昌司氏(志村ふくみさんの孫)と佐藤岳晶氏のプレトーク「色を奏でる一染織家・志村ふくみと音楽」があるのでたいへんに興味をひかれ。 . . . 本文を読む

中畑有美子さんの町イタコンサートを聴いた。

2024-05-20 21:25:00 | 町田イタリア歌劇団
今年の東京春祭に呼ばれ、マエストロムーティの指揮で、(わたしは聴いていないが)アイーダを歌った中畑有美子さんが、久々に町田イタリア歌劇団のコンサートにでるというので市民フォーラムのホールで聴いた。岡坂弘毅さん、吉村恵さんと、来月”セビリア“を町イタでやるので、そのプロモーションも兼ねてのジョイントコン。中畑さんが歌ったのは、セビリアから“約束”、”泥棒かささぎ”から吉村さんとの二重唱、“オリー . . . 本文を読む

バッハコレギウムジャパン「コラールカンタータ300年Ⅰ」新しいバッハの世界だ

2024-05-18 20:27:00 | バッハコレギウムジャパン
今日はバッハコレギウムジャパン定演「コラールカンタータ300年Ⅰ」でオペラシティ。開演20分も前に、いきなり鈴木雅明マエストロがステージに現れ、作品の解説をはじめたのにはちょっとびっくり。でも「コラールカンタータ」がなんたるか教えていただいたおかげで、今日の演奏にすぐ入っていけた。演奏がとてもしっくりきて楽しめた。ちょうど300年前の1724年、バッハは1年かけて全く新しい形式のカンタータを4 . . . 本文を読む

今夜は新国立オペラ「椿姫」初日。これ以上のヴィオレッタを知らない。

2024-05-16 23:08:00 | 新国立劇場オペラ
今夜は新国立オペラ「椿姫」初日でオペラパレス。2022年と同じ演出ヴァンサン・ブサールのプロダクション。指揮はイタリア人のフランチェスコ・ランツィロッタ。オケは東フィル。ヴィオレッタは2022年に続いて中村恵理さん。すごい、素晴らしかった。泣いたよ。実はあまり期待に胸膨らませて初台に来たのではなかった。オペラで1番多く観ている演目だし、中村さんは間違いなくやるだろうが何となく想像できて。でも今 . . . 本文を読む

今夜は夏祭カルミナブラーナで幸市民館。オーケストラの皆さんレベル高い!

2024-05-11 22:59:00 | 夏祭クラシック
今夜は夏祭カルミナブラーナで幸市民館。オケの練習会場だが、伊藤翔マエストロから可能な合唱メンバーに参加してほしいと要請があったので。でも来てみたら30人強と少なくてちょっと意外。実はオケの練習のお手伝いをするみたいな勝手な予想をしてたのだけど、マエストロは歌のところを中心にやりますと言われて1番から始まり。もちろんオケを細かく指導されてたのですが、半分はわたしたち合唱の方に向き直り、細かく指示 . . . 本文を読む

歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」團十郎が素晴らしい。最高だ!

2024-05-09 16:30:00 | 歌舞伎・能楽
今日は歌舞伎座。團菊祭五月大歌舞伎は團十郎がでる演目は昼も夜も良さそうで迷ったが、幡随長兵衛が九代團十郎に当てて書かれた“傑作”だとあり。また團十郎本人が語ったこのエピソードを読んで昼の部に。「父から教わった最後の役.....ほとんど褒めることのない人でしたが、珍しく、私が演じた長兵衛を『悪くないんじゃないのか』と話してくれた」昼の部の演目は3つ。一、鴛鴦襖恋睦(おしのふすまこいのむつごと)松 . . . 本文を読む

今日は「Tokyo Cantat 2024」クロージング・コンサート

2024-05-06 21:37:00 | Concert
今日は「Tokyo Cantat 2024」クロージング・コンサートですみだトリフォニーホール。家人・歌とも・早混の先輩後輩が公募合唱団に参加している。世界的な3人の合唱指揮者が、3つの公募合唱団、栗友会合唱団、Combinir di Corista、合唱団樹の会を、それぞれ2団体づつ振った。ソフィ・ジャナン、トヌ・カリユステ、エルヴィン・オルトナーの3氏だ。ミサ、モテット、民謡、現代ものなど . . . 本文を読む

今夜は夏祭練習。どの曲もみるみる良くなった。

2024-05-05 23:26:00 | 夏祭クラシック
今夜の夏祭練習は川崎産業振興会館。田中雅史さんの練習が1番から始まったのはちょっと意外だった。難しいところからやらないと、時間切れで中途半端にならないかとちょっと思って。その心配は杞憂だった。田中さんはダメなところを明確にし、どんどんテンポよく修正していって、結局24番まで進んで。残ったのは1番と同じの終曲のみ。どの曲もみるみる良くなって、すごいなぁと思った。そしてまだまだカルミナ歌いきれてな . . . 本文を読む

今日は混声六連の定演。合唱こそ最高の現代音楽だと再び確信した。

2024-05-04 22:26:00 | 早稲田大学混声合唱団
今日は混声六連[東京六大学混声合唱連盟]の定演(東京芸術劇場)だったんだけれど、最後の合同ステージがあまりにも素晴らしくて感極まってしまった。300人を越す学生たちが歌うのは、宮本正太郎氏作曲「漠とした輝きの欠片」。指揮は相澤直人先生でピアノが松本望先生。そう夏祭クラシックで何度も指導していただいたお2人なのだ。傑作の現代音楽作品。松本先生のピアノは例えようもなく美しく。相澤先生は大合唱団を一 . . . 本文を読む