昨日・横浜高島屋に「柳原白蓮展」を見に行った。愛を貫き、自らを生きた。白蓮のように。と副題が付いている。
家の大人が「ヤナギワラビャクレン」「クジョウタケコ」などと言っていたのや、やはり年下の男と駆け落ちした還俗した門跡尼さんなど 頭の中に放り込まれていた新聞の切り抜きのような雑多な知識が大分整理されてすっきりしました。
あらかたは女性のお客様の中には解説する年配者も居られ ちらほらいる男性は憮然としておりました。美人に見えないなどの感想は後で聞きました。今とは違い瓜実顔全盛時代のことですし、素人と玄人の顔の造り方・着物の着方は違いますから当然です。
姦通罪のある時代ですから、用意周到にことはなされ、出奔の日の朝日新聞に白蓮の“絶縁状”の連載一回目が掲載されました。夫は初めこそ毎日新聞に反論を寄せましたが三度で止め訴えることもありませんでした。
先妻に先立たれ50歳で25歳の華族のお姫様を迎えた石炭王は坑夫をしたこともある男です。妻の弟を貴族院議員にするための政略結婚とはいえ、巨費を投じて屋敷を整え妻を迎えました。が、60歳にして後ろ脚で砂をかけられた形です。
わたしはこの伊藤伝右衛門に興味を持ちました。黒く丸い小皿に角砂糖を乗せて角を手前に斜め上から見たような家紋。武家の紋の真似などを排した潔いものです。文字どうり当てた山師のようなものですからサイコロかもしれないと思いました。反論の中で平民である我が家は二度と平民以外の者は入れないと言っています。
シンプソン夫人と結婚するために時のイギリス皇太子は退位しました。時代は変わりました。チャールズ皇太子夫人のカミーラさんも、公然の秘密の間ボールズ夫人だった訳です。
白蓮の弟は貴族院議員を辞め、二人で暮らせるようになるまで二年かかっています。パンフレットに“真実の愛”との言葉もありますがう~んと唸ってしまいました。
COCUを女性名詞にしたブランドもあるらしく 結婚がこんなに軽くなったことはかつてありません。若い人の多くは自覚があるかどうかはわかりませんが、重くないので結婚しようと思わないのだと納得しました。
家の大人が「ヤナギワラビャクレン」「クジョウタケコ」などと言っていたのや、やはり年下の男と駆け落ちした還俗した門跡尼さんなど 頭の中に放り込まれていた新聞の切り抜きのような雑多な知識が大分整理されてすっきりしました。
あらかたは女性のお客様の中には解説する年配者も居られ ちらほらいる男性は憮然としておりました。美人に見えないなどの感想は後で聞きました。今とは違い瓜実顔全盛時代のことですし、素人と玄人の顔の造り方・着物の着方は違いますから当然です。
姦通罪のある時代ですから、用意周到にことはなされ、出奔の日の朝日新聞に白蓮の“絶縁状”の連載一回目が掲載されました。夫は初めこそ毎日新聞に反論を寄せましたが三度で止め訴えることもありませんでした。
先妻に先立たれ50歳で25歳の華族のお姫様を迎えた石炭王は坑夫をしたこともある男です。妻の弟を貴族院議員にするための政略結婚とはいえ、巨費を投じて屋敷を整え妻を迎えました。が、60歳にして後ろ脚で砂をかけられた形です。
わたしはこの伊藤伝右衛門に興味を持ちました。黒く丸い小皿に角砂糖を乗せて角を手前に斜め上から見たような家紋。武家の紋の真似などを排した潔いものです。文字どうり当てた山師のようなものですからサイコロかもしれないと思いました。反論の中で平民である我が家は二度と平民以外の者は入れないと言っています。
シンプソン夫人と結婚するために時のイギリス皇太子は退位しました。時代は変わりました。チャールズ皇太子夫人のカミーラさんも、公然の秘密の間ボールズ夫人だった訳です。
白蓮の弟は貴族院議員を辞め、二人で暮らせるようになるまで二年かかっています。パンフレットに“真実の愛”との言葉もありますがう~んと唸ってしまいました。
COCUを女性名詞にしたブランドもあるらしく 結婚がこんなに軽くなったことはかつてありません。若い人の多くは自覚があるかどうかはわかりませんが、重くないので結婚しようと思わないのだと納得しました。
COCU・・フランス語でコキュ・・・って読むのでしょう?これは寝取った男のことを言うのですか?寝取られた男のことを言うのですか?
不快な言葉ですね。素材としては文学的ですが・・・。
田辺聖子の「おそすぎますか?」は、そのま逆になっちゃうのだけれども、いずれにしろ一度寝取られたならば、それを修復など・・・・出来るわけないですね。
当事者同士でよろしくやってください!ドウゾお幸せに!
どうでもええ。
これは誤解を招く言葉ですね。私は小説だろうが、柳原白蓮さんだろうが、よろしくやってお幸せになられたならそれは結構ですナァ。勝手にやってください。どうぞお幸せに・・・とキチンと書くべきでした。また叱られるところでした。訂正を・・・。
江戸東京博物館の傍に、東京大空襲と関東大震災両方の記念館のようなのがあります。びっくりしますよ!恐ろしいですよ!“火”怖いですね! これでよろしいかと思うのです。“火遊び”の結果が時にどんなものになるか知らしめているなんて考えてはいけません。
中学生でも男女間のもつれで刃傷沙汰になるご時世です。わがことに非ずと超然としていても、火の粉が飛んでくることはあります。火傷をせぬように、傷跡が残らぬよう、火は慎重に取り扱いたいものです。