人は苦しむために生まれてきたとしても・・・

あなたとならば、きっと見つかる一輪の薔薇

金のたまらない人

2009年02月11日 | 人物
L字型に、建っているマンションの折れ曲がった所と先端で、間取りが反転しているので、Y女の部屋に行くと、体がねじれたような感覚がして長くいられない。

繊細なのねとか神経質とか言われたくないので、口に出したことはなかったけれど、早々に席を立つので“付き合いたくないんだ”と思われていると知った。で 玄関で説明した。

先生経由で知り合った私にとっては初対面の時、Y女が「私の中では有名人です」と言った。オカシクなった母と手をつないで、二人で歌いながら歩くこともあったしワンセットで有名なんだと悲しかった。

先生に「Yさんに頼まれて今度 出版記念会の受付の隣で本を売ることになりました」と報告をした。先生のところには最近現れないそうで、そういえば 本はいずれも“身近な数学”的なテーマで美術とは関係ない。どれかをものにしたいと意欲的なのだろう。

昨日七つ道具を受け取ってシミュレーションして、緊張して今日を迎えた。

会場でちょっと早目の昼食の時、昨日これでと預かった落語や時代劇に出てくる袋、手を入れて手探りで小判を取り出すあれに字が書いてあるのに気が付いた。お名前、本の番号 領収証、栞、次刊本の予約 そして現金のやりとり!出来るかしらと余裕がなくて、無地と思っていたわけではないけれど・・・

「金のたまる人」とあって 一、感謝の生活をする人 一、収入以下で生活する人 一、夫婦仲の良い人 一、金や物を大切にする人 一、健康に心掛ける人 一、独立自尊心の強い人 一、仕事を趣味とする人 一、一事をつらぬく人 一、常に節約をする人 一、儲けをあてにせぬ人 これで終わり。

お札と同じ大きさの外ポケットには、中央に二行縦に「成田山・福財布」と出所が大きく書いてあって、左に「打ち出の小槌」右に「大黒様」のかぶり物を真上から見たような意味不明なマーク!

「わたし到底ダメだ」「えっ!どれが駄目なんですか」「これとこれでもう絶望!」と二番目と三番目を指で押さえている。女4人笑いあってこの会の成功が予感された。

心配したけれど、お金もぴったり! すこし自信であります!
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