11月になって10桜が咲きはじめました。花の美しさよりこの花の健気なさを愛でています。郷里の生家の鎮守の森に霰の降り始める初冬から根雪になる真冬まで咲き続け、雪と同じ色のため誰の目にも止まらず、ひっそりと春を待つ姿になぜか初恋の君に重なります。その君の消息は薄れてしまいましたが、我が家の庭に細々と憧れの思い出で咲残っています。
メディアがが悪い、政治家が不勉強だと言われて久しい。本当の悪は米国や中国そしてソビエイトと言う気がしてきた。日本に武器を持たせず、技術を取り上げ、この地球上から抹殺を謀ろうとしているように思いてならない。これもインターネットに流れる情報だが。実際に核兵器を絶対に許さず、世界的にすぐれた技術を持つ企業を片っ端から破綻させて買収している。具体例を挙げれば、シャープ・タカタに始まり、東芝に続く。内部崩壊を始めた日産・神戸製鋼・三菱マテリアルと続々と不気味に続く。財務省・外務省が国民の生命財産を守ると口では言うが、積極的には何もしないどころか、足さえ引っ張る行動が顕在化している。
もう少し具体的に記せば、財務省の緊縮財政、つまりプライマリーバランスの黒字化でデフレの放置。交渉妥結した筈の外務省の慰安婦像の放置や、北の拉致問題に手をこまねくままの態度。そして南京大虐殺の反発の手緩さ。つまりこれらはどれほど我が国の発展を妨げているか測り知れない。極論すれば政治家のほとんどが洗脳されて危ないと言わざるを得まい。その証拠に600兆円純資産を持ちながら、1100兆円の負債があると平気でうそぶく財務省をみれば頷けよう。
ただ絶好のチャンスを迎え乍ら改正できない憲法問題、これは政府・行政が悪いとばかりは言えない。国民の反発だ。70年も平和で過ごしてきたから、このまま平和は保持されると考える国民が多いからだが、平和は保てても経済の面で前記したように、確実に没落の過程にある事は政府・メディアが隠しても隠し切れない。彼らの目的は何処にあるのだろうか偏差値の底辺にさまよい。認知症の影がそよぐ小生には答えられない。
ではこの国を救える処方箋は有るのだろうか、現状では劣化したマスメディアと洗脳にまみれた政府のもとではでは無いとの結論付けられるが、ただ一つ、インターネットの猥雑な情報の中から草の根の良識に裏打ちされた若者の蜂起しかないような気がしてならない、戦争の怖さも悲惨さも知らない、帝国主義の屈辱も知らないが、無垢の身から新しい思想を生んでほしい、願望も込めてだが。