人間、いや呼吸している動物すべてが、木の葉っぱのお陰で生きている事を忘れている。家の周りを藤が花も付けずに壁を這いまわり、植えた覚えのない桜が隣家の迷惑になる程の大木に成長し、庭木のブナの木は蔦を絡ませてミニ森林の態。そろそろ枝下ろしをと考えていたので、これ幸いにこの作業の先送りの口実が出来た。大切な酸素をほとんどを作ってくれる、葉っぱさんに今日1日感謝の日にしよう。
人間はこんな大切なことを忘れ、経済主体の社会を造り、熱帯雨林を切り倒し、日本では広葉樹を切り自己都合のいい針葉樹を植えまくり花粉症だ、ゼンソクだと仕返しを受けている。これも倉本さんの言葉だが、裕さが幸福だと勘違いして、どんどん貧しくなって行く。