磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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福島原発事故放射能と栄養

2011年10月07日 | 読書日記など
『福島原発事故放射能と栄養』
   白石久二雄・著/ミヤオビパブリッシング2011年

図書館の説明文。下「」引用。

「-略-放射性物質の「食」への汚染の対処法を教える。酢漬け、煮物、おやつなどのレシピも収録。」



「白石久二雄」 下「」引用。

「-略-元(独)放射線医学総合研究所 緊急被ばく研究所センター被ばく線量評価部 内部被ばく評価室長。放射性物質の食品-人体系における挙動と国民の内部被ばく研究に従事。-略-」

本書の内容は……。下「」引用。

「-略-食事の重要性、汚染食品を食べるときの具体的な心得、調理法、放射線とは何か? 用語の説明などから構成されています。専門用語は文末に注釈を加えています。-略-」

ウクライナで配付されたブックレット……。下「」引用。

「ウクライナでは、放射能汚染地域に住み続けている住民に対して、放射線医学研究センターが赤十字社の援助を受けて「チェルノブイリ : 放射能と栄養という小冊子を発行し、住民の意識向上のため、配付していました。
 チェルノブイリ滞在の祈りに、著者の一人であるロス博士から本を貰い受け、その内容を見て、日本語に訳して日本の人々にも読んでもらいたいと申し出たところ、快く承諾してもらえました。-略-2000年7月、自費出版までたどりつけました。
 それから11年が経ちましたが、今年3月11日の東日本大震災以降、この「チェルノブイリ : 放射能と栄養」の問い合わせが多くなりました。
 そこで、様々な場面で事故処理に係わった研究者の一人としての経験から、食材、食物に関する、より適切な判断をするために、日本国民、特に被災地の方々、原子力関連施設の有る地域の住民の方々に、充分な知識を持っていただきたいと思い、「チェルノブイリ : 放射能と栄養」を基に、よりわかりやすい本を急ぎ出すことにいたしました。」

「肥満を防いで放射性物質の蓄積を抑える」 下「」引用。

「肥満の問題は、子供達にも及んでおり、肥満した子供達の85%が成人病などの病気になると推定されています。肥満状態では新陳代謝が低下し、それに伴い放射性物質の蓄積が生じます。放射性物質の蓄積を抑えるには、新陳代謝をアップすることが重要です。
 古代ギリシャの医師・ガレンの言葉に「満腹になる少し前に食堂を離れなさい。そうすれば、いつも健康である。」というのがあります。これは「腹八分目」と同じ意味で、現代でも十分に通用する格言です。」

「肥満を防ぐには、過剰な食品制限をせず、バランスのとれた食事が重要です。」

「カルシウムでストロンチウム-90の蓄積を防ぐ」 下「」引用。

「ストロンチウムは、カルシウムと似た性質を持ち、体内に取り込まれるとカルシウムと同様に骨に集まります。骨に吸収されなかったストロンチウムは、すぐに排出されます。」

セシウム。下「」引用。

「セシウムは、飲食物を通じて体内に取り込まれると、ほぼ100%が胃腸から吸収され体全体に均一に分布します。体内動態(たいないどうたい)(体のなかでの振る舞い)はカリウムに似ています。」

カルシウム不足。下「」引用。

「食事中のカルシウム欠乏によって、ストロンチウム-90の吸収が20~30%から60~70%に高まり、ストロンチウムが骨格組織に蓄積され赤色骨髄(せきしょくこつずい)を照射することになり、さらに、あらゆるものが消化器官において、その吸収を阻害されるようになります。
 その解決策として、栄養価が十分にあるタンクパク質やカルシウム、つまり牛乳と乳製品を摂取することをお勧めします。」

でも、汚染されていない牛乳などでしょうね?……。

モリブデン(Mo)。下「」引用。

「鉄の働きを促し、貧血の予防や造血、老廃物である尿酸や糖質、脂質の代謝に係わり、食道癌のリスクを下げる働きがあります。不足すると貧血などの症状を引き起こします。
牛レバー、大豆、エンドウ豆、ソラ豆、小豆などに多く含まれています。」

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