磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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放射能生活の注意事項-一億人のために-

2012年01月20日 | 読書日記など
『放射能生活の注意事項-一億人のために-』
   船瀬俊介・著/三五館2011年

「この本のねらい」 下「」引用。

「いま、必要なことは、身体のなかに、できるだけ放射能を入れないということです。それでも、いっさいの放射能を入れないことは不可能です。すでに、あなたも、私も、悲しいことに、あなたのお子さんも、放射能は体内に入っています。だから、二番目に大切なことは、身体のなかに入った放射能をできるだけはやく身体の外に出す、ということです。」



人類がかつて経験したことのない放射能汚染がこれから始まります。下「」引用。

「チェルノブイリもスリーマイルも、放射能にの放出は事故直後に止まりました。フクシマは大量放射能の漏出がいまだに続いています。来年の汚染は、今年よりさらにひどくなります。再来年は、もっとひどくなるでしょう。そう……人類がかつて経験したことのない放射能汚染がこれから始まります。」

まだまだ始まったばかりですね……。

政府は平然としているが……。下「」引用。

「ところがアメリカの水道法による安全基準は、なんと0.111ベクレルです。WHO(世界保健機関」の国際的安全基準は1ベクレルです。
 米国の安全基準の約3000倍、国際基準の300倍も汚染された水道水でも「飲んでも安全」と政府は平然といっているのです。-略-」

スウェーデンの疫学調査。下「」引用。

「ところがチェルノブイリ原発事故後、スウェーデンで実施された疫学調査では「セシウム137」汚染による年間被曝線量が、わずか3.4ミリシーベルト(0.34マイクロシーベルト/時)でもガン発症率は11%も増えているのです。ICRP基準1000ミリシーベルトの300分の1の被曝で10%以上も発ガンしています。つごう約600倍も基準をゆるくしていたのです。
 ICRPの“安全値”がいかにデタラメの極みかがわかります。しかし、政府も、マスコミもいっさい見て見ぬふりで、ICRP基準値を垂れ流しています。
 研究機関が原発推進派がどうかで、原発被害者数はあきれるほど異ります。推進派は、原発・原爆利権から膨大な支援を得ている。そんな組織をあなたは信頼できますか?
 似たような組織にIAEA(国際原子力機関)があります。ここは「核の番人」といわれて北朝鮮やイランの核開発を見張り、喝采を浴びていますが、ICRPと連動した原発と原爆利権の総本山で、本質は「被害を小さく見せたい」派となります。」

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INDEX

矢ヶ崎克馬(琉球大学名誉教授)の指摘。下「」引用。

「「内部被曝の恐ろしさは、1000万分の1グラムのヨウ素131が体内に8日間とどまっていた場合、1シーベルト被曝した計算になるほどなのです」
 内部被曝は外部被曝の何万倍も恐ろしいというのは、そういうことです。」

「古い原発地域で乳ガン死5倍増」アメリカ(統計専門家ジェイ・マーティン・グールド氏の調査)。

【低線量内部被曝の恐怖】「本物の専門家は「安全」とは言わない」
「◆低線量のほうが恐いという話」

「テロメア破壊」細胞分裂を決めるテロメア。下「」引用。

「飯山一郎さんのブログの『ガンの原因について(4)』(2011年4月18日)は、あざやかにガンの正体を浮き上がらせています。-略-細胞の一生は「テロメア」という遺伝子によってコントロールされているのです。それは、いわば細胞分裂“ブレーキ遺伝子”。」

テロメアが破壊されて癌細胞になるのか……。なるほど……。

「発酵食品を多くとれ」 下「」引用。

「しかし、現代は異様な抗菌社会。スーパーに並ぶ食品はすべて徹底殺菌されています。「パック入りの漬け物まで徹底殺菌のため“無菌”になっている」と飯山さんは嘆きます。-略-」

「乳酸菌の超強力な抗菌作用」

“発酵環境”と、乳酸菌をスプレーするという。

黒砂糖とメープルシロップを使う。
--ボクは蜂蜜が好きです。

呪文「まごはやさしいこ」。 下「」引用。

「「ま」豆類、「ご」ごま、「は」ワカメ(海藻)、「や」は野菜、「さ」魚、「し」しいたけ、「い」いも、「こ」酵素……この呪文はそのまま「食から始める放射能対策」としても活用できます。」

「◆放射能障害の治療食「ごま」」






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