あまりにも遅すぎる ----第三の被爆を追う----

NHK2006年8月3日


残留放射能の恐怖〜第三の被爆を追う〜
残留放射線61年目の真実

ヒロシマに原爆が投下されて２週間以内に、
ヒロシマに入った人たち、5万人。
その人たちのことを「入市被被爆者」という。

国は入市被爆者のことを認めていない。

第三の被爆とは何だろう？

第一は　原爆が爆発したときに発するもの
第二は、土などの残留放射線

第二までしか考えてなかったので、入市被爆者を認めなかった。

【新しい発表】広島大名誉教授・鎌田七尾さん
・入市被爆者五万人のデータ
・白血病が多かったという。



その原因は、埃やすすを吸ったり、あるいは水を飲んだり。
食事をするとき体内に吸収したためであるという。

それを『第三の被爆』という。

今まで直接被爆しか認めなかった。


【長崎大】では臓器を調査。
放射線による影響が浮かび上がってきたという。

【福井大】医学部　松本秀樹・助教授
・微量の放射線の人の細胞における実験
・細胞一つだけに放射線をあてると、
30分後に他の細胞の染色体も傷めた反応があらわれたという。



このような番組があった。
これは、どう考えても、【福井大学】の方の研究以外は、
あまりにも遅すぎる発表であると思う。
もう61年もたったのです。

それもチェルノブイリでは内部被曝のことが
問題になり、研究成果もわりと早い段階で、
あげられていたと思う。

チェルノブイリでは内部被曝の問題を、
放射線核種（ホット・パーティクル）と
呼んでいて、それは近距離だから安全という
ものではなかった。

チェルノブイリはもう20年もたっているんですよ。
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その研究発表があってから、10年以上
たってやっとこのような研究結果!?

あまりにも遅いとしかいいようがない。

アメリカでは、低レベル放射線の被害について、
保険省がデータをごまかしたりしていたという。

また、スリーマイル島でも、
データ隠しがあったという。


低レベル放射能の影響について書かれた本。
赤ん坊をおそう放射能

入市された方の絵本。
ケイコちゃん ごめんね


それでも、原爆認定裁判は続く。





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