磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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原民喜作品集 第1巻第2巻

2008年11月01日 | 読書日記など
『原民喜作品集 第1巻』
   原民喜・著/角川書店1953年

■目 次■
☆死と夢
幻燈  8
玻璃  24
行列  42
暗室  55
迷路  80
曠野  90
湖水  102
溺没  114
冬草  121
魔女  128
☆幼年畫
貉  138
蝦獲り  149
小地獄  154
不思證  160
鳳仙花  178
招魂祭  188
青寫眞  201
白い鯉  208
朝の礫  219
☆夏の花
夏の花  241
廢墟から  260
壊滅の序曲  281
 解説  佐々木基一  323



『原民喜作品集 第2巻』
   原民喜・著/角川書店1953年

■目 次■
☆原爆以後
小さな村  8
氷花  27
飢ゑ  47
火の踵  63
災厄の日  77
火の唇  96
鎮魂歌  112
火の子供  152
永遠のみどり  169
☆美しき死の岸に
忘れがたみ  198
小さな庭  202
吾亦紅  208
冬日記  221
秋日記  234
畫集  249
雲の裂け目  263
魔のひととき  263
苦しく美しき夏  280
夢と人生  291
遥かな旅  304
美しき死の岸に  315
死のなかの風景  330
心願の國  345
  解説・年譜  山本謙吉  355
(原民喜年譜:p371~375)



山本健吉の「解説」から。下「」引用。

「原の死を一作家の死ではなく、一文学青年の死に過ぎぬとある匿名批評家は言います。情ない言葉をきくものです。生前原を執拗に文壇の垣の内に入れることを拒んだけちな根性が、その死の後でも同じように出てくるのでしょうか。彼等が原を作家ではないというのは、文壇人でないと言うに過ぎないでしょう。死んだ者に、文壇が何の意味がありましょう。だが私は原の死を文学者、一詩人の死として哭し、その死が意味し訴へるものを、何時までも守り伝えたいと思うのであります。」*現代表記にしました。











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