磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

下北半島の悪魔 核燃料サイクルと原子力マフィアの陰謀

2008年03月20日 | 読書日記など
『下北半島の悪魔
  核燃料サイクルと原子力マフィアの陰謀』
    広瀬隆・編著/JICC(ジック)出版局1988年

驚かれる人たちもおられるかもしれませんが……。この本の方が正しいことが多いだろうとボクは思います。



★「原燃サービス活断層隠しの謀略、内部資料暴露で発覚! 『別冊宝島』編集部」というタイトルの文章があります。

■「原子力マフィアに荷担した二人の専門家」
・北村信(のぶ)東北大学名誉教授。
・衣笠善博技官(通産省工業技術院地質調査所)

■「活断層隠しのテクニック」下「」引用。

「ふたつの断層を死断層(死んでいる断層、つまり再活動の恐れのない断層)として認めなければならない。二人の専門家を招いての勉強会は、この問題を解決するために行われたと見て、まず間違いないだろう。」

■「原燃二社+専門家「取材拒否」始末記」

こんな危険なものをつくろうとする人たちは、無責任な人たちで、やはりシニカルな人たちであることは間違いないですね。下「」引用。
 
「もし万が一事故が起こったらとしたら、周辺の住民の被害は想像を絶するものになるわけですし……」
 この瞬間、渡辺副社長はいきなり脱線。
「それもそうだけど、もし事故が起きたらウチみたいな会社はいっぺんでつぶれちゃいますよ」
 なるほど、会社がつぶれれば責任をとらなくてもよくなる。この人たちにとっては、これで一件落着なのだ。」

★「核燃料サイクル七つの嘘!」
1. 核燃料サイクル基地は「地震の巣」のド真ん中
2. 活断層を崖崩れにした北村東北名誉教授
3. 断層の「ヒゲ」を気にする衣笠通産省地質調査所技官
4. 再処理工場の真下に活断層がある!
5. 消された海底大活断層
6. 地震リストを改竄したウラン濃縮工場申請書
7. 原燃産業の地震データは気象庁より正しいのか?

もし、地震が起きて何かあったら、またも、新しい活断層が見つかったと、パフォーマンスをしてくださることでしょうね……。

★「北村青森県知事の暴言録」

★「六ケ所村に巣くうハイエナと蛆虫」明石昇二郎(ルポライター)・著
「反対派には仕事をやるな!」
「子ども洗脳作戦あの手この手」

■ウィンズゲールでは子どもの白血病10倍になった!

■チェルノブイリの食品。下「」引用。

「弘前大学医学部の学生さんたちが、輸入スパゲッティから放射能を検出しました。」

やはり「原発と公害のあるところに民主主義はない!」
--その代わり、民主主義と思わせるウソは存在する。

いつものことは、忘れないでください。








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