磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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証言-ヒロシマ・ナガサキの声-第20集(2006)

2010年07月14日 | 読書日記など
『証言-ヒロシマ・ナガサキの声-第20集(2006)』
   長崎の証言の会・編/長崎の証言の会2006年

インドと中国。下「」引用。

「-略-一九五○年後半から、インドと中国は、チベット問題などをめぐって関係が悪化し、実際に軍事衝突をひきおこすまでに至った。そうした中で、インドの非同盟主義は事実上の親ソ派とみなされ、米国がパキスタンに肩入れをすることとなったのは、周知のとおりである。」



「特集I 追悼 秋月辰一郎先生 絶望しても、絶望しても、核廃絶に立ち向かう」
--受賞。下「」引用。

「一九八四年(昭59)ローマ法王ヨハネ・パウロ二世から聖シルベステル勲章を受賞-略-」

秋月の理想=田舎医師。下「」引用。

「秋月の理想は、田舎教師(a country doctor)であった。-略-秋月は病気をみて処方するのではなく、病人をみて処方しなければ病気を治すことはできないと考えていた。そのために、病人の症状だけでなく、家系、家族関係、家庭の諸事情まで知らなければならないと考えた。-略-」

「怒りを祈りに」 下「」引用。

「秋月は、被爆者には原爆にたいする怒りをそのままに抱きつづけるのではなく、体にさわる怒りをより高尚な感情におき換えるようにさとした。そうして「怒りを祈りに」という有名な言葉を開発した。」

目次

秋月の批評……。下「」引用。

「尊敬する人にたいしても急所をつく寸鉄をそえ、逆に批判をしてもどこか温かみのあることばを添えた。」

小泉内閣の核爆発から身を守る……。下「」引用。

「また昨年九月九日付で内閣官房がインターネット上に発表した『武力攻撃やテロなどから身を守るために』では、さらに懇切丁寧に、「核弾頭が爆発したら、失明するおそれがあるので閃光や火球は見るな、とっさに遮蔽(しゃへい)物の陰に身を隠せ、屋内では窓を閉め、目張りをして室内を密閉し、できるだけ窓のない中央の部屋に移動せよ」などと挿絵つきで説いているのです。本当にこんなことで、核攻撃から身を守ることが出来るのでしょうか。」

「小泉首相は靖国参拝をやめるべきだ!」靖国を調べて意見表明。

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日本政府の引き換えに被爆者を捨てる……。下「」引用。

「-略-占領軍による原爆被害の隠蔽が功を奏したということであり、さらには日本政府自身が戦犯追究の軽減を乞うのと引き換えに「原爆の惨害を忘れる」と公言したこと(注)、また原爆投下に対する一九四五年八月十日付のアメリカ政府への抗議も、その後「交戦国として抗議するという立場を離れてこれを客観的に眺めると、原子爆弾の使用が国際法上なお未だに違法であると断定されていないことに鑑み、にわかにこれを違法と断定はできないとの見解に達した」ということで、日本政府の手によって事実上撤回され、アメリカ政府の責任が免罪されたこと、などをあげることができるでしょう。
(注)一九四五年九月一日に占領軍の戦犯逮捕がはじまって五日後の九月十六日の朝日新聞に「アメリカ国民よ、どうか真珠湾を忘れて下さらないか、われわれ日本人も、原爆の惨害を忘れよう」ではじまる当時の首相東久邇宮稔彦のメッセージが掲載されたのでした。」

--「靖国神社」がタブーの長崎平和推進協会の継承部会?
被爆者が「靖国神社」を話題にすると止めに入った事務局。

「第八回 国連への高校生平和大使」

「中国の大学で加害の授業」末永浩・著。








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