磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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005拙者=バイトの小一郎

2006年10月27日 | ライト小説
アカネさんシリーズ001
恋のタイムマシーン

一、恋のVIPルーム



005拙者=バイトの小一郎


オカネスキーはあわてて、席を立って、自動ドアを通り過ぎていった。

「オカネじゃなくって、茜よ、まったく……」

やれやれ、オカネスキーは子供ぽいなと、茜は思った。

オカネスキーは、お嬢様の子守りをするのもたいへんだと、馬券売場に来たが、どうやって買っていいものやら、さっぱりわからなかった。

「What can I do for you?(なんか用ですか?)」

「なんじゃ、そなたは?」

「Oh! あなた、日本語できますね。セッシャ、拙者、バイトの小一郎と申す」

おそろしく順応が早い小一郎は時代劇の言葉になっている。

「小一郎でござるね。せっしゃはオカネスキーと申す」

「どうなさったでござるか」

「かたじけない。せっしゃは馬券を買いに来たのだが、どう買っていいか、わかぬのでござるよ」

「そうでござるか」

「さよう……」

「メモをもっているで、ござるな。要するに、そなたは、“はじめてのおつかい”というわけですな」

「そうでござるよ。♪だれにもないしょで、お出かけなのよ」

カラオケ好きのオカネスキーは歌いはじめた。








閑話休題

小一郎といえば、
豊臣秀吉の弟の
通称は小一郎(こいちろう)
を思い出します。

豊臣秀吉は歴代最悪の、
独裁政治をひいたという。

あの有名な石川五右衛門の
釜ゆでも、お湯ではなく、
油だという……。

しかし、この弟・豊臣秀長(小一郎)が
生きているころは、
そんなことはなかったという。












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