磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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理論社名作の愛蔵版 八月の太陽を

2009年01月07日 | 読書日記など
『理論社名作の愛蔵版 八月の太陽を』
   乙骨淑子・作/滝平二郎・え/理論社1978年

イメージだけの「消極的平和」
--つまり、戦争のない状態を平和とする人たち……。
これは、ぜったい本当の平和主義ではないと思います。
--「積極的平和!」
これは、構造的暴力をなくしていくこと……。
これだけが、平和主義でしょう……。
独裁なんて、誰もがしてはならないことです!



「はじめに」に書かれてあります。下「」引用。

「世界地図をみていて、あなたはインドとかなりへだたったところにある西インド諸島という名前の島をみつけて不思議に思ったことがありませんか。-略-
 その西インド諸島の中に、日本の北海道より小さいハイチ島という島(今はドミニカ共和国とハイチ共和国)があります。-略-
 しかしコロンブスの発見したのち、スペイン領になって約五十年で、土着民はまたたくまに死にたえたのです。スペイン人がどれいとして残虐にあつかったためです。-略-
 労働力をなくしたスペイン人は、その後アフリカから黒人を輸入し、土着民のかわりとしました。二〇〇年のスペイン領有がつづいたのち、ハイチ島はフランス領となったのですが、アフリカからの黒人の輸入はたえませんでした。-略-
 しかし、ひとにぎりの白人のためにこきつかわれる黒人のみじめな生活は、その後、いく年も、いく年もかわりなくつづきました。-略-
 この物語には、そうしたハイチ島をなんとか自分たちの島にとりもどそうしてたたかった、島の黒人たちの、一七○年から十二年間にわたる長い道のりがきざみこまれています……。」

国民を奴隷にすることが、ファシストたちの目標……。

日本にもファシストたちが台頭した……。

もはや、そんなことはないだろう……。

そう大人たちは教えていましたが……。

だけど、ファシストたちが台頭しました。

消極的な平和なイメージでは、それを間違いとも気づきもしなかった……。

ファシストは反民主主義ですね。

多様性を認めない……。二分法をとる……。

それを、ある人たちはクラウゼヴィッツ人と呼ぶ……。

屁理屈ばかりの政治……。

カルト教団とそっくりになっていく……。










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