磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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湯川秀樹著作集8 学術篇I

2009年05月22日 | 読書日記など
『湯川秀樹著作集8 学術篇I』
   湯川秀樹・著/岩波書店1989年

湯川博士は平和についても熱心ですから、取り上げています。
--この本は物理学の学術です……。



■目 次■
 凡例
I 原子核とβ崩壊
原子核および宇宙線の理論  3
β線放射能の理論  89
II 中間子論の問題点
新粒子理論の概要  147
中間子理論の現状  185
中間子論の由来と発達について  205
III 自然法則と素粒子論
自然法則の形態について  221
場の理論の基礎について  223
素粒子論の方法について  275
 解説  311
 底本および初出一覧  319

「月報9」に「ユカワ通り」のことが書かれてある……。下「」引用。

「国外に目を向けると、先生が亡くなられたとき、進行中だった『旅人』のドイツ語訳が出版され、続いてフランス語訳も出た。さらにスイスにおける「ユカワ通り」の誕生がある。ジュネーヴの郊外のフランスとの国境地帯に、両国にまたがる敷地をもつ大研究所セルンがある。ここはヨーロッパの一四か国が共同で運営している素粒子物理の国際研究所である。この中の道路には故人となった大物物理学者の名前が付けれている。大部分はヨーロッパ人であるが、その中に写真で示した「ユカワ通り」がある。所長室や理論研究部のある建物の近くであり、アインシュタイン通りも遠くない。」

この名をきいて、湯川博士が平和に熱心であった学者だったということで、平和を考えてくれる人が増えたらいいのにとボクは思う。









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