『被爆40周年記念誌-被爆体験と過去・現代・未来を綴る-』
「四十周年記念誌」編集委員会・編/
大阪府原爆被害者団体協議会1985年
「大阪被団協」のあゆみ:P186~196
--庶民的ではないと思います……。
「発刊にあたって」社団法人 大阪府原爆被害者団体協議会 理事長 坂口善次郎・著。下「」引用。
「 今年は、広島と長崎の上空に世界最初の核兵器である原爆が投下されて人類史上かって無い大惨禍を被ってから早くも四十年迎えました。全国で約三十七万人の私たち被爆者は高齢化と病弱化、その上いつ、どこで出てくるかという疾病の不安をもちながら、毎日を送っています。このような苦しみをもちながら生きている被爆者は、国に対して、自分達のような苦しみを二度と繰り返さないで欲しい、そして、その証かしとして原爆被害に対し国家補償に基づく被爆者援護法の制定と非核三原則の厳守を国に要求し続けてまいりました。-略-」
「被爆四十周年記念誌発刊ご挨拶」自由民主党大阪府支部連合会会長 衆議院議員 塩川正十郎・著。下「」引用。
「-略-被爆者対策につきましては、政府自民党として、厚生施策の中の重要施策として位置づけ毎年、各種手当の額の改善を行なうなど、福祉の向上を図っているところであります。
本年はとくに被爆四十年ということから、広島、長崎への平和式典へ御招待するご遺族の方々の数を増やしたほか、今後の被爆者対策の基礎資料を得るため、十月初めに原爆被爆者実態調査を実施いたしました。
明年、昭和六十一年度の予算編成に際しても、一千七十億円以上の、被爆者対策費を要求し、高齢化する被爆者の実態を鑑み、原爆被爆者対策の推進に努力してまいる所存であります。-略-」
塩じいと人気があったのですが、困った政治に力をかしましたね……。
小泉内閣の一員……。
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--中曽根内閣のことを書いています。
公明党国民運動本部長 参議院議員 峰山昭範・著。下「」引用。
「-略-しかるに中曽根内閣は、「戦後政治の総決算」と称し、非核三原則を形骸化し、防衛費のGNP比一%枠撤廃の画策、靖国神社公式参拝の強行に加え、スパイ防止法制定を意図するなど、まさに戦前回帰の方向性を示唆していると言わざるをえない。
公明党は一貫して、すべての国のあらゆる核兵器に反対し、その目的・理由のいかんに問わず、核兵器の製造・実験・保有の一切に反対し、核実験の禁止、核兵器の拡散の防止に努めてまいりました。-略-中曽根内閣の暴挙に対し強く抗議いたした次第であります。-略-」
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今では、この政党は、核保有論者の内閣のメンバー……。
肥田舜太郎さんは、問題点を書く。下「」引用。
「そして世界中の人達、日本人も大部分はそうですけれども、被爆者は特別の被害を受けたんだとうことを理解する人は、あまりいないです。-略-日本を占領したアメリカと、日本の政府は、広島と長崎の人が受けた被害の一番大切な部分を隠してきました。つまり核兵器というものは、そんなに恐ろしいものじゃないんだよ、だからこれをもって我々は武装する、或いはアメリカの核兵器に頼るんだと言う事を、国民に納得させなければならないので、核兵器の一番恐ろしい本質である放射能の被害を隠して来ました。だから、被爆者は、周りの人が放射能のことを知らないので今迄、色々な苦労をしてきました。-略-」
中曽根内閣とパトリオットのことが書かれてあった。
人形ピカちゃんのことも書かれてあった。下「」引用。
「長崎大会の節、バーバラ女史に対し被爆者からプレゼントとして手作りの毛糸で作った人形ピカちゃんを寄贈これが、海外委員に殊に喜ばれ後より郵送もしました。中にイタリアボロニア大学老教授は帰国講演に際して机の上に人形ピカちゃんを傍に置き本当によかったとの通知を頂きました。」
寿々子さんの活動
『地球非核宣言』より
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目 次
「四十周年記念誌」編集委員会・編/
大阪府原爆被害者団体協議会1985年
「大阪被団協」のあゆみ:P186~196
--庶民的ではないと思います……。
「発刊にあたって」社団法人 大阪府原爆被害者団体協議会 理事長 坂口善次郎・著。下「」引用。
「 今年は、広島と長崎の上空に世界最初の核兵器である原爆が投下されて人類史上かって無い大惨禍を被ってから早くも四十年迎えました。全国で約三十七万人の私たち被爆者は高齢化と病弱化、その上いつ、どこで出てくるかという疾病の不安をもちながら、毎日を送っています。このような苦しみをもちながら生きている被爆者は、国に対して、自分達のような苦しみを二度と繰り返さないで欲しい、そして、その証かしとして原爆被害に対し国家補償に基づく被爆者援護法の制定と非核三原則の厳守を国に要求し続けてまいりました。-略-」
「被爆四十周年記念誌発刊ご挨拶」自由民主党大阪府支部連合会会長 衆議院議員 塩川正十郎・著。下「」引用。
「-略-被爆者対策につきましては、政府自民党として、厚生施策の中の重要施策として位置づけ毎年、各種手当の額の改善を行なうなど、福祉の向上を図っているところであります。
本年はとくに被爆四十年ということから、広島、長崎への平和式典へ御招待するご遺族の方々の数を増やしたほか、今後の被爆者対策の基礎資料を得るため、十月初めに原爆被爆者実態調査を実施いたしました。
明年、昭和六十一年度の予算編成に際しても、一千七十億円以上の、被爆者対策費を要求し、高齢化する被爆者の実態を鑑み、原爆被爆者対策の推進に努力してまいる所存であります。-略-」
塩じいと人気があったのですが、困った政治に力をかしましたね……。
小泉内閣の一員……。
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--中曽根内閣のことを書いています。
公明党国民運動本部長 参議院議員 峰山昭範・著。下「」引用。
「-略-しかるに中曽根内閣は、「戦後政治の総決算」と称し、非核三原則を形骸化し、防衛費のGNP比一%枠撤廃の画策、靖国神社公式参拝の強行に加え、スパイ防止法制定を意図するなど、まさに戦前回帰の方向性を示唆していると言わざるをえない。
公明党は一貫して、すべての国のあらゆる核兵器に反対し、その目的・理由のいかんに問わず、核兵器の製造・実験・保有の一切に反対し、核実験の禁止、核兵器の拡散の防止に努めてまいりました。-略-中曽根内閣の暴挙に対し強く抗議いたした次第であります。-略-」
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今では、この政党は、核保有論者の内閣のメンバー……。
肥田舜太郎さんは、問題点を書く。下「」引用。
「そして世界中の人達、日本人も大部分はそうですけれども、被爆者は特別の被害を受けたんだとうことを理解する人は、あまりいないです。-略-日本を占領したアメリカと、日本の政府は、広島と長崎の人が受けた被害の一番大切な部分を隠してきました。つまり核兵器というものは、そんなに恐ろしいものじゃないんだよ、だからこれをもって我々は武装する、或いはアメリカの核兵器に頼るんだと言う事を、国民に納得させなければならないので、核兵器の一番恐ろしい本質である放射能の被害を隠して来ました。だから、被爆者は、周りの人が放射能のことを知らないので今迄、色々な苦労をしてきました。-略-」
中曽根内閣とパトリオットのことが書かれてあった。
人形ピカちゃんのことも書かれてあった。下「」引用。
「長崎大会の節、バーバラ女史に対し被爆者からプレゼントとして手作りの毛糸で作った人形ピカちゃんを寄贈これが、海外委員に殊に喜ばれ後より郵送もしました。中にイタリアボロニア大学老教授は帰国講演に際して机の上に人形ピカちゃんを傍に置き本当によかったとの通知を頂きました。」
寿々子さんの活動
『地球非核宣言』より
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