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光文社文庫 ミリタリー・イラストレイテッド23 原子力潜水艦

2008年08月26日 | 読書日記など
『光文社文庫 ミリタリー・イラストレイテッド23 原子力潜水艦』
   ワールドフォトプレス・編/光文社1989年

この当時、原潜をもっていた国は、アメリカ、ソ連、イギリス、フランス、中国、インドであったという……。
--原潜はソ連、アメリカの事故は他の本で読んだことがあるが、そういうことはこの本には書かれてなかった……。



リッコーバーというロシア出身者によって、原潜は開発されたという。下「」引用。

「「マンハッタン管区」時代から核分裂によるエネルギーを艦船の推進力に活用できないものかと考えていた男がいた。一九○○年一月二日、ロシアのマコウに生まれ幼年時代に両親に連れられ米国に移民したハイマン・G・リッコーバーであった。-略-」

ノーチラス(オウム貝)といい、原潜だけに名付けられたものではない。
最初は、1801年のロバート・フルントによる。
フランス人小説家ジュール・ベルヌの小説「海底二万海里」にも登場するという。

「ミサイル原子力潜水艦の誕生」。下「」引用。

「アメリカ海軍は、ドイツ占領時に捕獲したV-1ミサイルの複製ルーンを使い、潜水艦からの発射を実現すべく模索していた。一九四七年二月、カリフォルニア州ポイント・マグー沖の後部甲板に設置し実現母艦に改造されたカスクが使用される。」

「ポラリス潜水艦の誕生」で、水爆を搭載できるようになったという。

魚雷とミサイルを組み合わせたのが、アメリカ海軍のサブロック。

--「イギリス海軍原潜艦隊」
1963年、攻撃型潜水艦を原子力推進化。ドレッドノート。
核魚雷なども原潜に配備しているという。


「フランス海軍の原潜」は独自の軍事的立場のため保持された。下「」引用。

「フランスは一九五八年、米ソの核超大国の傘から脱却した独自の軍事的立場を保持するために、新たな戦略核大系を打ち出した。これにともない空軍は戦略核漠だ、空対地核ミサイル、陸軍は地対地核ミサイルを開発、配備に、空軍は空母と核爆弾搭載機の大系化に合わせ、一九六○年代末には、戦略ミサイル原子力潜水艦の建造を開始した。」

「中国海軍の原潜」は遅かった……。下「」引用。

「しかしソビエトはさすがに原子力潜水艦の引き渡しまでは行なわれなかった。中国海軍初の原子力潜水艦ハン級は、核動力の開発に手間取り、その一番艦が試験航海に入ったのが、一九七四年、二番艦は七七年に完成したと言われている。」

--「インド海軍の参入」
ソ連から購入しているという。下「」引用。

「ソビエトからMiG-29戦闘機をはじめ多数の武器、兵器を購入するインドは、海軍力でもソビエトに多くを依存している。1988年には5年契約のリースでチャーリーI級攻撃型原子力潜水艦を取得し、訓練、防衛目的で運営している。」

1988年1月、ウラジオストックでチャーリーI級攻撃型原子力潜水艦一隻がインド海軍に。インド海軍は、この原潜をチャクラと命名。

カナダが原潜をもとうとしていると書かれてあった……。








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