あかねさんシリーズ002 男が女de女が男 540 スーパー大臣構想 パンデミックに備えよ! オカネスキーは新型インフルエンザで、これほど国がいい加減だとはつくづくイヤになっている……。 そして、同じ科学者として考える。 アメリカ人はマスクもせず、日本人にうつしておいて、日本人は異常? まさに、毛唐のいいそうなことよ! あきれて物がいえぬでござる! --しかし、すぐに、オカネスキー自身も毛唐であることに気がつく。 まあ、せっしゃは、心は日本人でござる! 今の政治家などよりは、よほど日本人でござるよ! この衛生を守ろうとする、生命を大切にしようとする日本人の魂! これを異常とは? エイズも世界中にばらまいたのは、アメリカ人ではござらぬか? それこそ異常……! さらには……。 --たった一発で何十万も殺した原爆を開発した国! 日本にも、湯川秀樹などの不埒なものが、そんなものを開発しようと考えたでござるが! 昭和天皇が反対されたそうでござる! そもそも、日本の天皇というは、武家ではなく公家……。 公家は武家の上にあり、文化を担うものでござる……。 文化とは何かといえば、生きていてよかったと思える心でござる……。 それゆえ、あんなものは、開発すべきではないでござるよ。 そこまでして勝ちたいとは、まさに鬼畜米英を証明したようなものでござるよ! --しかし、感染した人に非難するのは確かに間違っているでござるね。 行き過ぎでござろう……。 だが、しかし、感染しただけではなく、拡大させたことは、よくないでござるね。 まるで、アメリカ人のように……。 --オカネスキーは自身の開発も忘れて、新型インフルエンザなどの本を読みあさっている。 ここにも、自身の開発のヒントになるものもあるやもしれぬとも思っている。 --まあ、あきれたことに、まともなマニュアルがないでござるね。 いろいろな場合を想定しないといけないでござるのに! --そんなこんなを考えて、風呂屋にいって、富士山の絵をみていると、あこがれの徳川家康のことを思いだすでござる……。 --立派な家臣をもつことは大切なことでござる。立派な家臣を育てるには、立派なことができるシステムをこさえねばならぬ。 徳川家康公は派手なパフォーマンスは、秀吉、信長のようにはできぬが、影ながらシステムをつくり、じっくりと待つ! まさに、上司の鏡のような御仁でござるよ! --そこで、パンデミックにそなえて、スーパー大臣をつくるでござる。 政治家にこんな仕事はできないことは、明白ではござらぬか? 専門家を大臣にするのでこざる。 この国家的危機! --つまり、第一次大戦を終わらせたという感染症、スペイン風邪は戦争よりもすごかったというでござるよ。 つまり、国家的危機! それを考えるべぎでござるね。 でも、そう考えるのは、専門家でござるね! --スーパー大臣には、機関として、国立大学を一つ配下におかせる。 自治医科大学、あるいは慈恵医科大学などの大学すべてをスーパー大臣の直属におくでござる! もし、パンデミックになれば、大学ごと、その対策にむかうことになる……。 生徒も実学を学ぶことができるのである……。 スーパー大臣は、その時には、内閣総理大臣よりも権限をもつ……。 --そして、今からは、本格的なマニュアルづくりを急がせる。 戦時中を参考にすることが役立つことだろう……。 もはや、これは感染症対策ではなく、戦争だと考えたほうがいい。 --本格的なスーパー大臣をつくるでござるよ! 分省したところで、解決できる問題ではござらぬよ。 まず、専門性でござる。そこで緒方貞子のようなカリスマのある人物にそれをお願いするでござるよ。 もちろん、緒方貞子は医学の専門家ではないので、“のような”……でござるよ!
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