【小説】岩崎弥太郎 上 人物文庫

『岩崎弥太郎　上　人物文庫』
　　　村上元三・著/学陽書房2001年

小説です。
－－かなり創作が入っているとボクは思います。



単行本は朝日新聞社から出版されたようだ。下「」引用。
「この作品は、一九九四年に朝日新聞社より『岩崎彌太郎』として刊行されたものを、『岩崎弥太郎』上・二巻とし、新字にするなど加筆訂正したものです。」

おそらく史実では、龍馬と岩崎弥太郎がまだ出会っていない時に、この小説では龍馬とひともんちゃくがある……。

かつお節の取引で、弥太郎とぶつかる……。

ボクの龍馬のイメージでは、龍馬がそのようなことをいうとは思わないことを、龍馬が話している……。

また、姉・乙女のことでは、女性差別になるのではないかと思う表現が……？

そんなふうにボクには思えた……。

吉田元吉（吉田東洋）。下「」引用。
「吉田元吉のように、山内家の譜代ではなく、長曽我部家の下士階級に属している侍が、豊信に抜擢されて仕置家老のような重臣として藩政に大きな影響を与える地位に昇進したのは、異例であった。」

安政の大地震に弥太郎があうシーンがあった。

それにしても、父が弥二郎で息子は弥太郎。
逆ではないかと思うけど……。
それだけ、息子に期待をかけた父ということか？








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