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赤岩栄著作集9 キリスト教脱出記・ほか

2009年01月05日 | 読書日記など
『赤岩栄著作集9 キリスト教脱出記・ほか』
   赤岩栄・著/教文館1970年

ある程度の年齢になったら、自分がどのように育ち、また生きてきたかを考察してないとまずいのではないかとボクは思った……。



■目次・主なものだけ■
I 脱出まで  7
II キリスト教脱出記  69

現在のキリスト教もいろいろではないか? 下「」引用。

「ギリシア・カトリック教会が今日まで存続しているといっても、これらのキリスト教を、現在のキリスト教と名づけることはできないであろう。」

一刀両断で切り捨てられるほど、簡単なものではないだろうに……。

こんなことも書いている。下「」引用。

「プロテスタントの始祖ルター、カルヴァンは-略-コペルニクスの地動説に対して、聖書を盾に、こっぴどく罵倒している。」

聖書ではなく、神学あるいは解釈ではないか?

--太陽から見れば、地球が動いており、地球からみれば太陽が動いている。

銀河も動いている……。

相手の立場などなく、自らの思考のみで、強引にすすめては、宇宙の動きさえ理解できないのではないか?

自殺こそ出口だという……。下「」引用。

「自殺こそこの望みなき現代からの私たちの出口なのだが、しかし、現代人である私たちは『われらの時代』の主人公同様、現代からの脱出の熱情さえももち得ないで腐っていくほかない。」

まあ、この人が福音という言葉を理解しているのかも、ボクには理解できない……。

そして動物は完璧だという……。下「」引用。

「動物はなつくか、怒るか、いづれにせよ完璧である。」

動物もまた、そんな単純なものではないだろう……。

カルヴァンを非難……。下「」引用。

「宗教改革者カルヴァンが“神は自分を敬うものを大事にし、自分を蔑視するものを辱める”というとき、私はそこで神の性質を今日彼から学びとりはいなが、カルヴァン自身の性格をはっきり認めうるのである。」

この著者と同様で、イエスの教えではないでは?

イエスは十字架にかかった……。

モーセは一神教ではない。下「」引用。

「モーセの一神教を呼び起こし、ついに、モーセの意志が実現して、ユダヤ人たちはモーセの一神教に帰依する結果となったと結論するのである。」

モーセの舅の宗教は異教だったという……。
それをモーセは非難もしていないそうだ……。

モーセが祖先の神に信仰心をもっていた……。

一神教をとったのは、もっと後だという学者もいる……。

モーセの時には、ユダヤ教ですらなかったという人もいる……。

聖書では、ユダヤ教徒が汚れているというサマリア人も、モーセの神を信仰している……。










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