【絵本】さっちゃんのまほうのて

『さっちゃんの　まほうのて』
　　　たばたせいいち・先天性四肢障害児父母の会・共同制作/
　　　　　偕成社1985年

子どもがこの本の表紙をみて、「泣いているよ」って……。
－－人間は泣く生き物ですね。



でも、泣いてばかりもいませんね。

しおりに、右手のない女の子の幸せそうな顔の写真があります。

できなくてもつらいけど、人の冷たい視線がもっと痛いこともあるんですよネ。

ママごとで、ママになりたかったさっちゃん。

そして、ケンカになります。

かなしい気持ち……。

右手がないことが、それにおいうちをかけます。

でも、悪いことばかりじゃない。

「さっちゃん」に弟がうまれます。

友達もいます。

ジャングルジムにも登ります……。







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