『AERA ’11.10.3』
尾木和晴・編/朝日新聞出版2011年
特集名 雅子さまと震災
「東電 身内だけ守りたい 救済に「税金垂れ流し」の最悪シナリオ」 下「」引用。
「東電救済の条件は、「徹底したリストラ」だったはずだ。決意を持って取り組めば、発送電分離や総括原価方式の見直しにも通じる。だが、その強い意志が民主党政権に見られない。」
「まるで官房機密費」=東電マネー。下「」引用。
「もたらされた情報は、調査委にとって驚嘆すべき内容だった報告を知る有識者は、東電の経費をこう表現した。
「すごく変なところにいっぱい使っています。官房機密費の比じゃない。いろんなところに毒が回っている」
ブラックジャーナリスト、反共の立場の出版主宰者、有力政治家と親密な警備会社の経営者……。東電マネーの先にはそんな連中がいる。一昔前には日本中の総会屋が「株づけ」し、400~500人もの特殊株主がいた会社である。与野党の有力政治家はこぞってパーティ券を買わせてきた。あらゆる魑魅魍魎が、東電のおこぼれにあずかっていた。-略-」
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「こんなに素敵な義足と私」 下「」引用。
「障害者のイベントといえば、福祉やお笑いばかり…
そんな常識を打ち破ろうと、義足女子たちが立ち上がった。
美しすぎるハイヒール姿で。
東京・新宿のライブハウスで7月、「切断女の夜」という名のイベントが催された。出演はミュージシャンの折茂昌美さんモデルのGIMICOさん、イラストレーターの須川まきこさん(37)、アーティストの片山真理さん(24)の4人、さまざまな事情で足を切断し、義足をつけている女性たちだ。
「義足のおしゃれ」のトークから始まり、着脱講座や装着体験、後半は出演者によるジャズライブで盛り上がった。-略-」
「「日本はヤクザ国家ですよ」退職直前 経産官僚・古賀茂明氏が語る」 下「」引用。
「いまの日本は、ギリシャ化の道を歩みつつある。公務員改革も歳出削減もしない。規制緩和もできない。増税だけ進めていく。成長の道筋がなく、結局破綻する。
--東電の値上げと同じですね。
農業、医療、再生可能エネルギーが成長が期待できそうな分野です。ところが、農協や医師会、電事連と闘う勇気はない。一番弱い消費者から増税で巻き上げる。弱きをくじき強きを助けようとしている。これってヤクザと同じ、日本はヤクザ国家ですよ。」
「「汚染肥料」を無料配布 原料は放射能下水汚泥」 下「」引用。
「原発事故による放射能汚染が問題になった東日本各地の下水汚泥。事故前同様、「肥料」として再利用することに国は道を開いた。背景には、処分するより安上がりで農家も得、というシステムがあるが、本当に安全なのか。-略-
これに対し、放射性物質と土壌との関係について研究する独立行政法人・農業環境技術研究所の谷山一郎研究員は、
「かつての核実験で、ストロンチウム90は最大で40ベクレルが日本の土壌に蓄積しました。その土壌でできた米も野菜も私たちはふだんから食べています」
と前置きしつつも、
「注視すべきは、汚泥肥料の中の放射性物質の濃度が、土壌のそれよりも高い場合に施肥すると、土壌の濃度を上げること。指針の200ベクレルは震災前の平均値の既に10倍。安全、危険を言うには、汚泥肥料を使い続けることによる農地での放射性物質の蓄積の実地検証や、使用そのものの基準を設けるべきだとは思います。」
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尾木和晴・編/朝日新聞出版2011年
特集名 雅子さまと震災
「東電 身内だけ守りたい 救済に「税金垂れ流し」の最悪シナリオ」 下「」引用。
「東電救済の条件は、「徹底したリストラ」だったはずだ。決意を持って取り組めば、発送電分離や総括原価方式の見直しにも通じる。だが、その強い意志が民主党政権に見られない。」
「まるで官房機密費」=東電マネー。下「」引用。
「もたらされた情報は、調査委にとって驚嘆すべき内容だった報告を知る有識者は、東電の経費をこう表現した。
「すごく変なところにいっぱい使っています。官房機密費の比じゃない。いろんなところに毒が回っている」
ブラックジャーナリスト、反共の立場の出版主宰者、有力政治家と親密な警備会社の経営者……。東電マネーの先にはそんな連中がいる。一昔前には日本中の総会屋が「株づけ」し、400~500人もの特殊株主がいた会社である。与野党の有力政治家はこぞってパーティ券を買わせてきた。あらゆる魑魅魍魎が、東電のおこぼれにあずかっていた。-略-」
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「こんなに素敵な義足と私」 下「」引用。
「障害者のイベントといえば、福祉やお笑いばかり…
そんな常識を打ち破ろうと、義足女子たちが立ち上がった。
美しすぎるハイヒール姿で。
東京・新宿のライブハウスで7月、「切断女の夜」という名のイベントが催された。出演はミュージシャンの折茂昌美さんモデルのGIMICOさん、イラストレーターの須川まきこさん(37)、アーティストの片山真理さん(24)の4人、さまざまな事情で足を切断し、義足をつけている女性たちだ。
「義足のおしゃれ」のトークから始まり、着脱講座や装着体験、後半は出演者によるジャズライブで盛り上がった。-略-」
「「日本はヤクザ国家ですよ」退職直前 経産官僚・古賀茂明氏が語る」 下「」引用。
「いまの日本は、ギリシャ化の道を歩みつつある。公務員改革も歳出削減もしない。規制緩和もできない。増税だけ進めていく。成長の道筋がなく、結局破綻する。
--東電の値上げと同じですね。
農業、医療、再生可能エネルギーが成長が期待できそうな分野です。ところが、農協や医師会、電事連と闘う勇気はない。一番弱い消費者から増税で巻き上げる。弱きをくじき強きを助けようとしている。これってヤクザと同じ、日本はヤクザ国家ですよ。」
「「汚染肥料」を無料配布 原料は放射能下水汚泥」 下「」引用。
「原発事故による放射能汚染が問題になった東日本各地の下水汚泥。事故前同様、「肥料」として再利用することに国は道を開いた。背景には、処分するより安上がりで農家も得、というシステムがあるが、本当に安全なのか。-略-
これに対し、放射性物質と土壌との関係について研究する独立行政法人・農業環境技術研究所の谷山一郎研究員は、
「かつての核実験で、ストロンチウム90は最大で40ベクレルが日本の土壌に蓄積しました。その土壌でできた米も野菜も私たちはふだんから食べています」
と前置きしつつも、
「注視すべきは、汚泥肥料の中の放射性物質の濃度が、土壌のそれよりも高い場合に施肥すると、土壌の濃度を上げること。指針の200ベクレルは震災前の平均値の既に10倍。安全、危険を言うには、汚泥肥料を使い続けることによる農地での放射性物質の蓄積の実地検証や、使用そのものの基準を設けるべきだとは思います。」
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