磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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098 父の細腕!?

2008年02月14日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


四、女とは? 男とは?




098 父の細腕!?


「でも、そんな大きな問題、この西崎グループをしても、困難ことでござろうなあー」

茜はブラックコーヒーを飲んでから言う。

「そうだろう。国連でさえ解決できないのだ」

「だけどござるよ。アフリカなどでは、先進国、国連が入って平和になったところはあまりないそうでござるよ」

「そうか……。こちらの世界でもそうなんだあ……」

「NGOといって入国しているのに、子供を誘拐している人たちもいるのでござるよ。そして、子供たちは先進国にいって養子縁組みされるわけでなく、移植手術のパーツとして使われようとしたらしいでござるよ」

「まったく、あきれたものだね。そしてアフリカの資源をもっていく。そしてアフリカに入ったお金で先進国は武器を売る。その武器で、内戦がはじまる……」

「まったく、国連の常任理事国すべてが核保有国であり、武器輸出国、死の商人の国でござるよ」

「だからこそ、私たちが立ち上がられないと行けないと私は思うんだ」

「そうです。アフリカの人はいっていたでござるよ。あなたの純粋なる善意が一番役に立つと……」

「そうだろうなあー。いくら小さくとも、そうであることが肝心なことだろう」

こういう考えをもつ茜の父親はどうなのだろうと、オカネスキーは思った。

「あなたの世界のあなたの父上はどうなさっていますか」

茜はつらそうに話す。

「男の細腕で、会社を切り盛りしている」

男の細腕……か。

たとえ太くっても、女の細腕というがごとし……。

「わたしの父は、男だから、メールニストといって、男性開放運動家たちを支援しています。それが重役たちは許せないことなのでしょう。古い頭の重役たちは、男が社長をしていることが気に入らないらしくって……。部下たちも、ますます男性に対する態度が慇懃になっているらしい」

「そうですか……。いい人なのでござるね……」

「重役たちにとっては、目の上のこぶです」

「そうでござるか~。感じ悪いでござるね」

「男の重役への採用も、父は考えています」

「いつかお会いしたいものでござるよ」

オカネスキーはミルクいっぱいのコーヒーを飲みほした。








閑話休題

振込詐欺被害者救済法案というが

通ったらしく、振込詐欺にあっても、

すぐあきらめないでください。

警察に連絡をして、銀行口座を

取引停止にしてもらい、

返金してもらって下さい。

--しかし、彼らは最近は、

銀行口座は個人情報なので、

振り込んだら、シュレッダーに

かけてくださいと指示するらしい。

ご用心あれ!










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